研究報告

研究データベース

研究年度 平成25年度
タイトル 「学び直しによる気付き」から社会的な見方や考え方を養う小学校社会科学習の在り方 -小単元の導入と終末の場の工夫を通して-
概要  社会的な見方や考え方を養うためには,問題解決的な学習の充実を図る必要がある。そこで,小単元の導入と終末で児童が既に獲得している経験や知識に対して,それまでと違う視点を与えて揺さぶりをかけることで,より質の高い問題意識をもたせ,児童の認識を深めさせた。児童は資料から事実を知り認識していったことで,様々な社会的事象を結び付けて,一般化できるようになり,また,社会的事象を多面的に捉えることで,合理的な価値判断ができるようになった。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 江良 武康
検索キーワード 小学校 社会科 学び直し 質の高い問題意識 問題解決的な学習の充実
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 思考力・判断力・表現力等を育む社会科学習の在り方 -地域教材の活用と言語活動の工夫を通して-
概要  地域の人々の安全を守るための諸活動として,おいらせ町の火災の予防や対処について教材化を図ったことで,児童に問題意識をもたせることができた。また,アウトラインシステムを取り入れた「資料読み取り」「問題解決」の2種類のワークシートを活用し,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合させやすくしたり,ワークシートを活用した相互交流を行ったりしたことにより,思考の広がりや深まりが見られた。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 江渡 勇
検索キーワード 小学校 社会科 思考力・判断力・表現力等 地域教材の活用 ワークシート
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 社会的な見方や考え方をはぐくむ社会科学習の在り方 -地域教材の活用と問題解決的な学習過程の工夫を通して-
概要  「地域の発展に尽くした先人」として,「ふじ育ての親」斉藤昌美を教材化し,具体的な地域の事象,施設,人材等を活用した学習を展開したことによって,多様な問いが引き出されるなど,単元を通して問題意識が持続した。また,問題解決的な学習過程に,集団思考によるお互いの考えを深める話合い活動を取り入れることによって,先人の業績に対する認識が深まり,その努力や思いに共感し,自分の考えを再構成するなど,多面的に考察することができるようになった。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 工藤 直樹
検索キーワード 小学校 社会 地域教材の活用 問題解決的な学習 ふじ準原木 斉藤昌美
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 社会的事象を多面的にとらえる力を高める社会科指導の工夫 -関連付けて考える場を取り入れた指導を通して-
概要 本研究は,社会的事象を多面的にとらえる力を高める社会科指導の工夫について検証したものである。身近な地域素材を教材化した体験的な学習の展開,知識の構造化,ウェビングの効果的な活用,集団思考をする場の設定などの手だてをもとに関連付けて考える場を取り入れた指導を継続した結果,学習後において,児童は,学習前よりも事実や事象を相互に関連付けて考え,社会的事象をより多面的にとらえられるようになった。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 澁谷 隆行
検索キーワード 小学校 社会科 関連 地域素材の教材化 知識の構造化 ウェビング
資料等
研究年度 令和4年度
タイトル 小学校社会科「国や地方公共団体の政治」の単元において,多角的に考え,  選択・判断する力を養う指導法の研究
-二つの共感の側面を生かして様々な立場で感じ考える活動を通して-
概要  社会的事象に関わる様々な立場の人物になりきり,認知的共感・情動的共感という二つの共感の側面を生かし,感じ考える活動を繰り返し行った。その結果,多角的に考え,選択・判断する力の向上が明らかとなった。さらに,標準学力検査教研式NRTテスト(以下,「NRT」という。)に検証結果を当てはめてみると,全ての学力段階において,多角的に考え,選択・判断する力の向上が見られた。このことから,どの学力層にも有効な指導法であることが明らかとなった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 三浦 健太朗
検索キーワード 小学校社会科 多角的に考える力 選択・判断する力 認知的共感 情動的共感
資料等

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