研究報告

研究データベース

研究年度 令和4年度
タイトル 自立活動の時間における指導を核とした
「知的障害のある児童の感情理解を促す指導」に関する研究
-対人関係面に課題のある特別支援学級在籍A児への授業実践を通して-
概要  小学校の知的障害特別支援学級在籍の児童に対して,自立活動の時間における個別の指導で,自己や他者の感情理解を促す学習や自身の感情を相手に説明する学習を繰り返し行ったところ,小集団活動において他者に自身の感情を適切な方法で表現する行動が増えた。また,授業実践前後の休み時間の発言をインターバル法で分析した結果,「叙述」「自己調整」の機能が増加したことから,授業以外の場面でも自身の感情を言語化できるようになってきたことが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
自立活動
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 佐々木 明子
検索キーワード 小学校 知的障害特別支援学級 自立活動 感情理解 小集団活動 コミュニケーション機能
資料等

流れ図シート

研究年度 平成26年度
タイトル 発達障害のある児童への日常生活における支援ツールの活用と自立活動の時間における指導の効果
概要 本研究では,発達障害のある児童に対して,日常生活における忘れ物の未然防止及び忘れ物をした際の対応方法の理解を目標とし,支援ツール「おたすけブック」の活用と自立活動で扱ったソーシャルスキルトレーニングの段階的,継続的な指導の効果を検証した。支援ツール「おたすけブック」を活用することで忘れ物が減少し,ソーシャルスキルトレーニングにより忘れ物をした際の対処が適応的になり,授業以外の日常生活でも自発的な行動の増加が認められた。
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対象 小学校
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研究報告書

カテゴリ 自立活動
研究者分類 長期研究受講者
所属名 弘前市立高杉小学校
職名 教諭
著者 遠藤 桂
検索キーワード 自立活動の時間における指導 忘れ物 支援ツール 発達障害
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 意思疎通に困難さが認められる重度・重複障害生徒の補助代替コミュニケーションツールの活用による「先生お願いします」行動の形成
概要  本研究は,意思疎通に困難さが認められる重度・重複障害生徒に対して,ツールを用いて「先生お願いします」行動の形成を目的とした。個別の課題学習場面から日常生活場面での使用に向けて,計画的かつ系統的に指導した結果,自発的な「先生お願いします」行動の生起が認められた。これに伴い行動上の問題も減少し,他の場面においても援助依頼と考えられるような行動が生起するようになった。
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対象 特別支援学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 自立活動
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立青森第一高等養護学校
職名 教諭
著者 川下 友徳
検索キーワード 重度・重複障害 コミュニケーション 行動上の問題 自立活動
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 重度・重複障害のある子どもの表出を見取る視点に関する研究
概要  病弱・身体虚弱特別支援学校に在籍する重度・重複障害のある子どもの微弱な表出を見取る視点について,先行研究や質問紙に基づきシートを作成した。シートを活用した話合いにより,見取りの視点が整理され,子どもの気持ちを代弁するような解釈が増える等,話合いに深まりが見られた。
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対象 特別支援学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 自立活動
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立浪岡養護学校
職名 教諭
著者 開米 史
検索キーワード 重度・重複障害児 表出の見取り 指導の糸口
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 言語理解に困難さを示す生徒への活動に見通しをもつための指導に関する研究
概要  肢体不自由特別支援学校に在籍する,言葉の理解に困難さを示す生徒に対して,諸検査による詳細な実態把握を行った。それを基に,教室までの移動や毎日繰り返す活動において,視覚に訴える教材として写真カードを用いた指導を展開したところ,写真カードを手掛かりにして自分が行うことを理解し,自ら行動することが増えた。
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対象 特別支援学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 自立活動
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立弘前第二養護学校
職名 教諭
著者 本多 秀則
検索キーワード 写真カード 言語理解 自ら取り組む力 身の回りにある物
資料等