研究報告

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研究年度 平成21年度
タイトル 知識の構造図を活用し,言語力を高める社会科指導法の研究 -選択した資料を基に進めるパネルディスカッションを通して-
概要  5年「工業生産を支える人々」の学習において,社会科における言語力を高めるために,知識の構造図を活用し,児童が自ら選択した資料を基に進めるパネルディスカッションを手だてとして授業実践を行ったものである。児童は,資料から読み取った事実を基に,複数の社会的事象を一般化,概念化した言葉でまとめたり,事象間の関連を言葉で表現したりするとともに,調べたことについて自分の考えを説明するなど,社会科における言語力が高まった。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 東通村立東通小学校
職名 教諭
著者 山本 敦
検索キーワード 小学校 社会 言語力 知識の構造図 パネルディスカッション
資料等
研究年度 平成22年度
タイトル 社会的事象を多面的・多角的にとらえる子どもの育成 -工業生産を支える貿易の学習において資料活用能力を高める指導の工夫を通して-
概要  第5学年「工業生産を支える貿易」の学習において,社会的事象を多面的・多角的にとらえる子どもを育成するために,資料を読み取る手掛かりを与え,資料から分かる事実や事象間の関連等を関係図にまとめるさせることを手だてとして授業実践を行った。子どもは,資料から事実を正確に読み取る力を高めるとともに,様々な事象の結び付きを構造的にとらえるなど,資料活用能力を高め,社会的事象を多面的・多角的にとらえることができるようになった。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 大間町立大間小学校
職名 教諭
著者 菊池 隆一
検索キーワード 小学校 社会 多面的・多角的 資料活用能力 貿易
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 学習した内容を活用して歴史の流れを大観し表現できる生徒を育成する指導法の研究 -一時間ごとのまとめと単元全体を振り返る場面を工夫して-
概要  本研究は,一時間ごとのまとめを工夫する(付せんを活用して,意見交換の前後に個のまとめを2回行う)ことによって,単元全体を振り返る場面で,生徒が学習したことをまとめた付せんを活用して歴史の流れを大観し表現できることを,授業を通して明らかにしたものである。生徒は,一時間ごとのまとめを自分の言葉で説明し意見交換することを通して理解を深める。さらに単元全体を振り返る場面においては,それらの付せんに記入した一時間ごとのまとめ相互の関連を考え,振り返りシートへ適切に配置することで,歴史の流れを大観し時代の特色を漢字一字で表現できるようになった。
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対象 中学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 十和田市立切田中学校
職名 教諭
著者 佐々木 聡美
検索キーワード 中学校 社会 歴史的分野 付せん 振り返り 時代を大観
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 第3学年農業単元において体験的な学びの中で,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合しながら再構成する力を高める学習指導 -地域素材の教材化とKJ法的な手法を取り入れた指導を通して-
概要  第3学年「農家の仕事」の学習において,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合しながら再構成する力を高めるために,農作物の栽培や収穫の体験,調べて分かった事実をKJ法的な手法を用いて整理・分類させる活動を取り入れて授業実践を行った。児童は,自分の体験と比較して事象を見つめ,自分と事象との関わりを実感することができた。また,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合しながら,自分の知識や考えを再構成する力の高まりが見られた。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 六戸町立開知小学校
職名 教諭
著者 原田 英治
検索キーワード 小学校 社会 体験 比較・関連付け・総合 再構成 KJ法的な手法
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 歴史的事象を多面的・多角的に考察し,自分の言葉で表現できる生徒を育成するための指導法の研究 -意見交換の場の工夫を通して-
概要  本研究は,歴史的事象を多面的・多角的に考察し,自分の言葉で表現できる生徒を育成するために,歴史的事象の中に生徒が自らの身を置くことで,歴史的事象を当事者として捉え,お互いの立場を踏まえて意見交換する場を設定することが有効であることを,二つの単元の実践を通して明らかにするものである。生徒は,それぞれの当事者としての考えや置かれている状況を付箋にまとめ,異なる当事者の立場を踏まえて意見交換することにより,歴史的事象を多面的・多角的に考察し,学習内容の理解を深め,学習課題に対するまとめを自分の言葉で表現できるようになった。
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対象 中学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 風間浦村立風間浦中学校
職名 教諭
著者 稲寺 隆司
検索キーワード 中学校 社会 歴史的分野 自分の言葉で表現 当事者 意見交換
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 児童が単元を見通して学習に取り組む社会科学習の在り方 -単元の「学習計画シート」の作成・活用の工夫を通して-
概要  小学校社会科の学習において,児童が単元を見通して学習に取り組むために,単元全体と関わる導入教材を提示し,単元の学習計画を立てさせるとともに,単元の学習内容を構造化できる「学習計画シート」を作成・活用させた。児童は,単元を見通した学習問題や単元のねらいを考え単元全体の学習計画を立てることができた。また,「学習計画シート」を活用することで学習の進め方に見通しをもち,単元全体をふかんしたまとめをすることができるようになった。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 三戸町立三戸小学校
職名 教諭
著者 戸耒 浩之
検索キーワード 小学校 社会科 単元 見通し 学習計画 学習問題
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 鰺ヶ沢築港の学習において地域の社会的事象に進んで関わろうとする児童の育成 -単元構成の工夫と地域資源の活用を通して-
概要  本研究は,第4学年「郷土の発展に尽くした先人の働き」の学習において,地域の歴史的事象を自分のこととして思考できるという意味認識の段階への到達を図るため,認識の段階に応じた単元構成の工夫や,地域資源の活用の有効性について明らかにしたものである。意図的・計画的に地域資源を活用することで,未来の町づくりについて考える場では,共感を基に地域に対する誇りや愛情を示しながら,意味認識の段階に到達することができた。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 鰺ヶ沢町立西海小学校
職名 教諭
著者 倉内 貞行
検索キーワード 小学校 社会 地域教材 ランキング 事実認識・関係認識・意味認識
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 日本の工業生産の学習において,調べたことや考えたことを自分の言葉で表現する力を育成する学習指導の工夫 -「対話型」の話合い活動を取り入れた授業を通して-
概要  第5学年「自動車をつくる工業」の学習において,まとめの段階で,事象のもつ意味について自分なりの根拠を交えながら自分の言葉で書き表す力を育成するために,「対話型」の話合い活動を取り入れて授業実践を行った。話合い活動では,自他の根拠を比較したり関連付けたりしながら話合いをつなげていき,理解を深めることができた。その結果,まとめの記述には,調べた事実について自分なりに根拠をもち,自分の言葉で表現できるようになった。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 弘前市立石川小学校
職名 教諭
著者 一戸 庸史
検索キーワード 小学校 社会 根拠 話合い 比較・関連付け 対話型
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 中学校社会科の公民的分野において,社会参画の資質を高めるための指導法の研究
-市政への提案活動を通して-
概要  本研究は,中学校社会科の公民的分野において,社会参画の資質を高めるために,自分たちが住んでいるむつ市の課題を取り上げ,同市の活性化についてゲストティーチャーを活用した市政への提案活動を行うことが有効であることを実践的に明らかにしたものである。その結果,身近な地域や社会科への関心が高まり,社会参画の必要性や自ら社会の形成に参画しようとする生徒の表現が見られ,社会参画の資質の向上を示す変容が見られた。
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対象 中学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 むつ市立大平中学校
職名 教諭
著者 二本栁 一直
検索キーワード 中学校 社会 公民的分野 社会参画 提案 ゲストティーチャー
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 我が国の歴史の学習において,主体的に問題解決に向かうことができる子の育成
-学習意欲を高める素材との出会わせ方の工夫を通して-
概要  本研究は,歴史の学習において,子どもたちが主体的に問題解決に向かうことができるようにするための素材との出会わせ方の工夫について,その有効性を明らかにしたものである。プレゼンテーションソフトの活用,役割演技の導入,予想の手がかりとなる資料の意図的な提示といった手だてを講じることで,子どもたちは問題意識をもち,高い学習意欲を持続しながら問題解決に向かうことができた。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 八戸市立田面木小学校
職名 教諭
著者 野里 安紀
検索キーワード 学習意欲 問題意識 役割演技 プレゼンテーションソフト 意図的な提示
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 中学校社会科の公民的分野において,社会や地域の諸問題を捉え,
           自ら解決しようとする問題解決能力を高める指導法の研究
     -現地での観察・調査・提案などの体験的な学習を通して-
概要  本研究は,中学校社会科の公民的分野において,社会や地域の諸問題を捉え,自ら解決しようとする問題解決能力を高めるために,現地に出かけて観察・調査などの体験的な学習を行い,ゲストティーチャーを活用した町政への提案活動を行うことが有効であることを実践的に明らかにしたものである。その結果,社会や地域の諸問題を的確に捉え,自ら解決しようとする意欲や表現が見られ,問題解決能力の向上を示す変容が見られた。
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対象 中学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 鶴田町立鶴田中学校
職名 教諭
著者 須藤 崇
検索キーワード 中学校 社会 公民的分野 問題解決能力 体験的な学習
資料等

 


 
研究年度 平成26年度
タイトル 学び合いを通して,考えを深める社会科学習過程の研究
-多様な考えを視覚化し関連付けて捉える思考ツールの活用-
概要 小学校社会科の授業において,児童が意見を積極的に発表する場面はあるものの,友達の考えや資料を相互に関連付けて発表する場面は少ない。多様な考え等を関連付けながら深める学習を展開したいと考え,1時間の学習過程の中に「学び合い」の活動を設定した。さらに,学び合いを充実させるために,思考ツールを付箋法とともに活用した。思考ツール等を活用する実験群と活用しない統制群を比較した結果,実験群の方が関連付けて考える力がより高まった。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 階上町立小舟渡小学校
職名 教諭
著者 高橋 謙太郎
検索キーワード 小学校 社会 学び合い 思考ツール 思考関連付け
資料等
研究年度 平成27年度
タイトル 中学校社会科の地理的分野において,
  地域社会の形成に参画しようとする意欲を高めるための指導法の研究
            -身近な地域「金木町」の調査を通して-
概要  本研究は,中学校社会科地理的分野の身近な地域の調査において,地域の地形図を用いた学習活動や,地域に関わる観光等の統計資料の分析活動を基にした観光客や地域の方々への聞き取り調査活動が,地域社会の形成に参画しようとする意欲を高めるために有効であることを,実践を通して明らかにするものである。その結果,地域社会に対して多面的・多角的な見方ができるようになり思考が広がったこと,社会参画への意欲が高まったことを示す変容が見られた。
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対象 中学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 五所川原市立金木中学校
職名 教諭
著者 白取 博士
検索キーワード 中学校  社会  地理的分野  身近な地域の調査  社会参画  聞き取り調査活動
資料等
研究年度 平成28年度
タイトル 中学校公民的分野において,社会的なものの見方や考え方を育成するための指導法の研究
-ベン図の活用,意見交流,合理的意志決定をする活動をとおして-
概要  本研究は,公民的分野において,社会的なものの見方や考え方を育成するために,ベン図を活用して自分の意見を整理し,意見交流を経て,理由や根拠を基に合理的意志決定を行う活動が有効であることを,実践的に検証したものである。その結果,ベン図を活用して自分の意見を整理することで意見交流が活発になり,理由や根拠を示した上で合理的意志決定をし,回数を重ねることで社会的なものの見方や考え方を働かせることができるようになった。
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対象 中学校
研究報告

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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 むつ市立大平中学校
職名 教諭
著者 葛西 和人
検索キーワード 中学校 公民的分野 ベン図 意見交流 合理的意志決定
資料等
研究年度 平成28年度
タイトル 中学校地理的分野「日本の様々な諸地域」において,思考力・判断力・表現力を高める生徒を育成する指導法の研究
-白地図・文章・キャッチフレーズで小単元をまとめる活動をとおして-
概要  本研究は,中学校地理的分野の「日本の様々な諸地域」において,学習する視点に沿って白地図と文章,キャッチフレーズをつける小単元のまとめ活動を繰り返し行うことが,思考力・判断力・表現力を高めるために有効であることを,実践をとおして明らかにするものである。その結果,学習内容を適切にまとめ,自分の言葉で表現する力が高まったことを示す変容が見られた。
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対象 中学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 三沢市立第一中学校
職名 教諭
著者 附田 典雄
検索キーワード 中学校 地理的分野 白地図 文章 キャッチフレーズ 思考力・判断力・表現力
資料等