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題名 センター研究【高校教育課(遠隔教育ユニット)】
カテゴリ 遠隔教育
概要

【研究テーマ】

 遠隔授業(講習)による個別最適な学びと協働的な学びの実現

 

【取組成果】

 県内5校の進学希望者を対象に数学Ⅰの講習を実施した。機材(アプリケーション)は電子黒板、Neat Bar Pro、MetaMoJiを使用した。以下は講習後のアンケートや分析等の結果である。

(※指標は「とても」「まあ」までを含む肯定回答)

         評価項目             肯定回答率 (受講者32名)
       学習意欲の向上             75.0%
      学力向上への寄与実感           84.4%
     デジタルツールへの好感度           78.1%
      質問・発言のしやすさ           75.0%

 ICT機器による動的な図・式の提示、生徒の画面共有や拡大表示、録画による後追い学習、一人ひとりへ的確なヒント提示や個別の声かけを通して、生徒一人ひとりの理解度やつまずきに応じた支援が可能であることが示された。実際に「的確なアドバイスがあって助かった」「自分の弱点が認識できた」といった声が多く、個々の理解状況に即した学びが遠隔環境でも実現できることが確認できた。一方で、「リモートで授業するのは不安があったけど、実際はコミュニケーションもしっかりできるのがよかった。」「周囲の生徒と一緒に考え、共有できた。」といった意見から、遠隔であっても教師側の発問の仕方や画面共有を工夫することで、集団として学びを深める協働的な学びが成立していたことが分かる。

 

【来年度に向けて】

 今後も個別最適と協働を両立させる授業設計の精緻化を図る。電子黒板とホワイトボードの役割を明確にし、学習の土台づくりと思考の可視化を意図的に使い分けた授業スタイルの確立が挙げられる。また、画面切り替えによる認知負荷を軽減するため、板書レイヤーと学習レイヤーを分離した情報提示と、指導者側の画面マネジメントの標準化が必要である。さらに、個別に声をかけられる指導環境の整備や、事前の対面交流による生徒理解を進め、遠隔下でも柔軟に対応できる体制を構築していきたい。

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