研究報告

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研究年度 平成22年度
タイトル 通常の学級に在籍する学習につまずきがある生徒への指導に関する研究 -朝自習における習熟度別指導の取り組み-
概要  通常の学級に在籍する学習につまずきが見られる生徒に対し,朝自習時間に習熟度別による学習指導に取り組んだ。まず,学力検査と心理検査から実態を把握し,対象生徒の実態や特性に合った指導方法による数学の基礎基本の指導を行った。その結果,小学校のほとんどの計算分野の内容を理解することができた。
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対象 中学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 六ヶ所村立泊中学校
職名 教諭
著者 諏訪 琢司
検索キーワード 中学校 通常の学級 朝自習 アセスメント 習熟度別指導
資料等
研究年度 平成22年度
タイトル 発達障害のある児童に対する,リライト文を用いた読解力を高めるための指導についての研究
概要  自閉症・情緒障害学級に在籍する広汎性発達障害の児童に対し,読解力を高めるための支援を行った。諸検査や学習の様子から児童の実態に合わせて市販の読解力テストの問題文をリライトし,その効果を検証した結果,リライトした読解力テストで高い正答率が得られた。また,国語の教科書教材をリライトし指導した結果,読み取りや心情理解の学習においてスムーズに取り組むことができた。
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対象 小学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 弘前市立朝陽小学校
職名 教諭
著者 小田桐 優美子
検索キーワード 広汎性発達障害 リライト 読解力
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 機能的な言語の使用に困難さのある自閉症児へのコミュニケーションカードを活用した言語による要求伝達の形成
概要  質問に対してエコラリアや単語で答える自閉症・情緒障害学級に在籍する11歳の自閉症児に対して,実態把握から導き出された指導目標や方法を基盤にし,生活単元学習におけるマスコット作り活動を通して,要求行動の変容を目指した指導を行った。要求構文と表情イラストのあるコミュニケーションカードを使用して四つの要求構文を習得することで,対象児は他者への関わりに変容を示した。
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対象 小学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 五所川原市立中央小学校
職名 教諭
著者 宮越 涼子
検索キーワード 自閉症 機能的な言語 コミュニケーションカード 要求構文 生活単元学習
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 注意の持続が難しい児童への視覚的な工夫により集中して取り組むための算数指導
概要  本研究は,算数の学習時に注意がそれ,集中して取り組むことが難しい児童に対して,集中して取り組むことを目的とし,ワークシートやICT 機器を活用した教材の作成や学習方法等を検討し,実践を通してその有効性を検証した。認知特性に配慮したワークシートやプレゼンテーションソフトを活用したドリル学習によって,集中して学習に取り組める時間が増える等,学習態度の変容が見られた。
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対象 小学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 八戸市立湊小学校
職名 教諭
著者 三浦 祐子
検索キーワード 注意の持続 集中時間 ワークシート ドリル学習
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 知的障害のある生徒への実測をとおした長さの単位を理解するための指導
概要  本研究は,量と測定領域における長さの理解が不十分な生徒に対し,生徒の実態を考慮した支援ツールとしての自作のものさしを用い,身の回りにあるものの長さを測る指導が,長さの正確な測定方法や単位についての理解につながることを検証した。測定方法の手順を示し,おおよその長さに注目した後に,1cm単位を読み取るという段階的な指導を繰り返したことが,身の回りにあるものの長さを正確に読み取り,単位を付けて表すことに有効であったと考えられる。
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対象 中学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 むつ市立大湊中学校
職名 教諭
著者 今 良太
検索キーワード 知的障害 量と測定 ものさし
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 知的障害のある生徒への買い物学習をとおした支払いスキル向上のための指導
概要  本研究は,知的障害のある生徒に対して,生活で活用できる支払いスキルの向上を目標とし,教室での模擬体験と実際に買い物に行く直接体験を繰り返し指導することをとおして,その効果を検証した。支払い方法を段階的に設定し,硬貨の組み合わせや金額を視覚的に確認できる教材を活用しながら指導することによって,値段と同じお金や値段に最も近いお金を支払うことができるようになり,授業や生活場面で支払いスキルの向上が見られた。
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対象 中学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 蓬田村立蓬田中学校
職名 教諭
著者 小坂 万理子
検索キーワード 知的障害 買い物学習 支払いスキル 生活単元学習
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 書字に困難さをもつ知的障害児に国語や自立活動の指導においてアセスメントをふまえた指導を行うことによる書字能力の向上
概要  本研究は,書字に困難さをもつ知的障害児に対して,アセスメントをふまえた指導を行うことによる書字能力の向上を目指した実践である。アセスメントからみえてきた課題に応じた指導内容を検討し,国語では字形を整える指導,自立活動の指導では粗大運動や目と手の協応を高める指導などを継続することで,文字を書くときの姿勢が良くなり,書字能力の向上がみられた。
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対象 小学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 むつ市立第二田名部小学校
職名 教諭
著者 祐川 ちあき
検索キーワード 小学校 書字能力の向上 アセスメント 視覚認知 粗大運動 目と手の協応
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 肢体不自由と知的障害を併せ有した児童に「楽しい」「もっとやりたい」という気持ちを育むことで,自発的な要求・発信行動へつなげる指導
概要  本研究は,自分の意思を積極的に伝えることが少ない児童に対して,自発的な要求・発信行動の形成を目指した実践である。自発的な要求・発信行動を形成するためには,手段の獲得とともに,伝えたいという意欲を育むことが重要であると考え,自立活動の時間における指導では,絵カードの意味理解や機能についての学習と教師とじっくり遊ぶ活動,休み時間では,絵カードを用いて遊びたいおもちゃや遊びを伝える場面を設定し,取り組んだところ,自ら絵カードを選択し,遊びたいものを教師に要求・発信できるようになった。
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対象 特別支援学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立青森第一養護学校
職名 教諭
著者 鈴木 忍
検索キーワード 自発的な要求・発信 自立活動の時間における指導 休み時間
資料等
研究年度 平成28年度
タイトル 特別支援学級の知的障害児に話型指導を行うことによる伝える力の向上
概要  小学校特別支援学級(知的障害)に在籍する児童が,一人で用件を伝えることができるようにするために,日常生活の指導の時間に話型カードを繰り返し声に出して読む学習を行った。学習後に用件を伝えるために職員室や協力学級に出かけたところ,学習した話型を使って先生方へ用件を伝えることができるようになってきた。また,話したことが相手に伝わることで自信をもって話すようになり,相手を見て明るい表情で話す様子が見られるようになった。
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対象 小学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 平内町立小湊小学校
職名 教諭
著者 大山 由佳
検索キーワード 小学校 特別支援学級 知的障害 話型 日常生活の指導
資料等
研究年度 平成28年度
タイトル 聴覚障害児の保健室利用時における
養護教諭との対話により体の状態を自分で伝えられるようになるための実践
概要  聴覚特別支援学校小学部児童を対象に,保健室利用時にけがや体調不良の状態について自分で伝えられるようにするために,養護教諭と一対一で対話する場面を設定した。児童へ問診する際に問診カードを適宜活用することにより,児童とのやりとりが増え,児童が伝える情報量に増加の傾向が見られた。また,けがや体調不良の状態を具体的に話す様子も見られ,養護教諭が児童の体の状態を捉えやすくなり,対応に役立てることができた。
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対象 特別支援学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立弘前聾学校
職名 養護教諭
著者 淋代 香織
検索キーワード 聴覚特別支援学校 保健室 やりとり 問診カード
資料等