研究報告

研究データベース

研究年度 平成21年度
タイトル 中学校の通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする生徒への支援方法に関する研究
概要  A地区の中学校教員約200名を対象としたアンケート調査から,中学校の通常の学級における特別な教育的支援の必要な生徒に対する支援方法に関して,学級経営場面及び各教科指導場面における有効な支援方法,実施しやすい支援方法を分析した。その結果,学級経営場面では,グループの配慮,学習環境等の整備等,各教科指導場面では,教科の特性に合った専門的な支援方法の開発の必要性が明らかになった。
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対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 村川 賢司
検索キーワード 中学校 通常の学級 学級経営 教科指導 特別な教育的支援方法
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 児童の情報活用能力を育成し,学習効果を高めるためのICT活用の研究 -教材提示の工夫を通して-
概要  配色を工夫し,漢字の筆順を指導する教材とローマ字の読みを指導する教材を作成した。授業で使用し,有効性を検証したところ,ICT活用教材として学習効果を高めるために有効であることが確認できた。教材に使用した配色と学習効果の関係を明らかにすることが課題である。教師のICTを活用して指導する能力の向上を図るため,情報モラル指導計画リストを作成し,その有効性を確認する検証活動を行った。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 情報教育
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 石岡 茂樹
検索キーワード ICT活用 教材提示 配色の工夫 色覚への配慮 情報モラル
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 教員の意識に基づいた中学生を対象とした情報モラル測定尺度の作成
概要  教員,生徒を対象に各種調査を実施し,教員の情報モラルの指導観や生徒の問題行動の実態について検討をした。その結果をふまえて,情報モラルの指導内容7項目,問題行動の要因13項目を抽出し,仮尺度を設定し,中学生を対象に質問紙調査を行い,尺度の作成を行った。日常モラルの判断力に関する質問項目と情報通信機器利用時における判断力に関する質問項目で,それぞれ2因子を抽出することができた。
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対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ 情報教育
その他
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 相澤 崇
検索キーワード 情報モラル 尺度 指導観 中学生
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 教師の心身の健康に関する調査研究 -教師用コーピングスキル尺度の検討と個人の属性との関連について-
概要  青森県内の小・中・県立学校の教師425名を対象として,教師のコーピングスキルに関する調査を実施した。教師用コーピングスキル尺度の因子分析の結果,5因子が抽出された。抽出されたデータを再構成し,コーピングスキルと個人の属性(性別,校種,教職経験年数)との関連を教師用コーピングスキル尺度下位尺度ごとに検討した結果,教師用コーピングスキル尺度の「問題直視型コーピング」と「認知操作型コーピング」以外の下位尺度に関連がみられた。
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対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
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研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 乗田 育人
検索キーワード 教師 コーピングスキル バーンアウト 尺度 個人の属性 三要因分散分析
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 小学校におけるキャリア教育に関する研究 ―児童の勤労観や職業観をはぐくむプログラムの開発・実施を通して―
概要  小学校高学年において,勤労観や職業観の育成をねらいとしたプログラムを実施し,その効果を検証した。その結果,キャリア発達にかかわる能力(人間関係形成能力,将来設計能力,意思決定能力)の有意な向上が認められた。また,将来働く目的について検証した結果でも有意な変化が示され,勤労観や職業観の育成が認められた。これらの検証から,プログラムの効果が確認されたととともに,職業に関した体験活動の必要性が示唆された。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 近藤 雄
検索キーワード 小学生 勤労観 職業観 キャリア教育 職業的体験活動 人間関係形成能力
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 規範意識の低さが起因となる学級崩壊の予防についての研究 -モラルスキルトレーニングを活用したプログラムの実践を通して-
概要  小学校高学年において,規範意識の低さが起因となる学級崩壊を予防するために,モラルスキルトレーニングを活用したプログラムを実施し,その効果を検証した。その結果,「社会的責任目標尺度」「授業に関する規範意識尺度」「学級の健康度」「学級満足度尺度」それぞれにおいて有意差が認められた。今回のプログラムによって,規範意識を向上させることが,学級崩壊を未然に防ぐための一つの手立てとして有効であることが示唆された。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 皆川 智希
検索キーワード 小学校高学年 学級崩壊 規範意識 モラルスキルトレーニング
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 小学校におけるいじめ・不登校防止教育に関する研究 -ピア・サポートプログラムを活用して-
概要  小学校において,学級・学年に応じたピア・サポートプログラムの実施で「支援スキル」が育ち,いじめ・不登校の未然防止に効果があるのではないかということを授業実践を通して検証した。その結果,「対人関係の能力」や「他者を思いやる心」といった「支援スキル」の向上が確認できたが,Q-Uの両尺度で有意差のある変化はなく,般化について確認できなかった。知識として得た「支援スキル」の般化を目指した,継続的なピア・サポート活動が今後も必要である。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 学級経営
その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 秋谷 啓児
検索キーワード 小学校 ピア・サポートプログラム 支援スキル いじめ・不登校の未然防止
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 保護者に安心感を与える教師の相談行動に関する研究 ―面談における教師の意識調査と保護者アンケートを通して―
概要  個人面談における,保護者の不安状態と教師の態度の関連について検証するために,状態不安尺度と相談行動評定尺度を用いて保護者にアンケート調査を行い分析した。また,教師の面談に対する意識を調べるためにPAC分析を行った。その結果,教師の意識が保護者の感じる印象に影響を与える可能性があると考えられた。また,二要因分散分析の結果,教師の態度から「受容・共感」「助言・伝達」の印象を受けた時に保護者の不安が軽減されることが認められた。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 川浪 一治
検索キーワード 個人面談 STAI状態不安尺度 相談行動評定尺度 PAC分析 二要因分散分析
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 中学生による暴力行為の予防に関する研究 -サイコエデュケーションを用いたプログラムの開発・実践を中心として-
概要  中学生の暴力行為を予防するためには,認知面・感情面・行動面のどれに焦点を当てた学習がより効果的であるかを考えた。そこで,従前から実践されているサイコエデュケーションを用いてそれぞれに焦点を当てたプログラムを開発・実践したところ,感情面に焦点を当てたプログラムに有意差が認められ,自己の感情の理解やコントロールを中心とした感情の教育が,暴力行為の予防により効果的であることが示唆された。
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対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 増山 雄宇
検索キーワード 中学校 特別活動 暴力予防教育 サイコエデュケーション
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 生活分析的カウンセリングの手法を活用し,中学生の自己効力感を高めることに関する研究
概要  中学生の自己効力感を高めるために,生活分析的カウンセリングの手法を活用したプログラムを開発し,その効果を検証した。その結果,全体と女子で有意な差が見られた。また,特性的自己効力感尺度4因子のうち「困難の克服」で有意な差が,「逆行における忍耐」で有意な傾向が見られ,生活分析的カウンセリングの手法を活用したプログラムが,中学生の特に女子の自己効力感を高めることに有効であり,女子は高まった自己効力感を維持しやすい可能性が示唆された。
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対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ 生徒指導
その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 冨山 高明
検索キーワード 中学生 自己効力感 生活分析的カウンセリング 特性的自己効力感
資料等