研究報告

研究データベース

研究年度 平成21年度
タイトル 生活分析的カウンセリングの手法を活用し,中学生の自己効力感を高めることに関する研究
概要  中学生の自己効力感を高めるために,生活分析的カウンセリングの手法を活用したプログラムを開発し,その効果を検証した。その結果,全体と女子で有意な差が見られた。また,特性的自己効力感尺度4因子のうち「困難の克服」で有意な差が,「逆行における忍耐」で有意な傾向が見られ,生活分析的カウンセリングの手法を活用したプログラムが,中学生の特に女子の自己効力感を高めることに有効であり,女子は高まった自己効力感を維持しやすい可能性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 生徒指導
その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 冨山 高明
検索キーワード 中学生 自己効力感 生活分析的カウンセリング 特性的自己効力感
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 小学校におけるいじめ・不登校防止教育に関する研究 -ピア・サポートプログラムを活用して-
概要  小学校において,学級・学年に応じたピア・サポートプログラムの実施で「支援スキル」が育ち,いじめ・不登校の未然防止に効果があるのではないかということを授業実践を通して検証した。その結果,「対人関係の能力」や「他者を思いやる心」といった「支援スキル」の向上が確認できたが,Q-Uの両尺度で有意差のある変化はなく,般化について確認できなかった。知識として得た「支援スキル」の般化を目指した,継続的なピア・サポート活動が今後も必要である。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 秋谷 啓児
検索キーワード 小学校 ピア・サポートプログラム 支援スキル いじめ・不登校の未然防止
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 教員の意識に基づいた中学生を対象とした情報モラル測定尺度の作成
概要  教員,生徒を対象に各種調査を実施し,教員の情報モラルの指導観や生徒の問題行動の実態について検討をした。その結果をふまえて,情報モラルの指導内容7項目,問題行動の要因13項目を抽出し,仮尺度を設定し,中学生を対象に質問紙調査を行い,尺度の作成を行った。日常モラルの判断力に関する質問項目と情報通信機器利用時における判断力に関する質問項目で,それぞれ2因子を抽出することができた。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 情報教育
その他
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 相澤 崇
検索キーワード 情報モラル 尺度 指導観 中学生
資料等
研究年度 平成22年度
タイトル 不登校を生まない教師と児童及び児童相互の良好な人間関係づくりに関する研究 -コンサルテーションを生かしたチーム援助を通して-
概要  不登校の未然防止に向け,教師と児童及び児童相互の良好な人間関係を構築することを目指し児童の学校生活に関する意識と児童に対する教師の配慮を把握し,学年チームによるコンサルテーションで決定した心理教育的援助サービスを実施したことにより,学級内の教師と児童との信頼関係及び児童相互の人間関係の向上が認められた。また,学年チームによる支援体制は,不登校未然防止に向けた取組への共通理解が図られ,良好な人間関係構築の一助となった。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 生徒指導
その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 上村 正信
検索キーワード 心理教育的援助サービス チーム援助 コンサルテーション Q-U
資料等
研究年度 平成22年度
タイトル 異年齢集団における人間関係づくりの研究 -自己・他者理解を深め,自己肯定感を高めるプログラムの実践を通して-
概要  中学校において,ピア・サポートを取り入れた異年齢交流の場を設けることは,それぞれの学年の立場で自己肯定感を高め,望ましい人間関係を築くことに有効であるということを,授業実践を通して検証した。その結果,リーダーとして『お世話する』立場の上級生にとっては,自己肯定感の有意な高まりが見られたが,『お世話を受けた』という点で,下級生の場合は有意差は見られなかった。下級生にも役割を分担し,参加したという実感をもたせることが必要である。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 猪股 歳生
検索キーワード 中学校 特別活動 異年齢集団 自己肯定感 自己有用感 ピア・サポート
資料等