研究報告

研究データベース

研究年度 平成21年度
タイトル 保護者に安心感を与える教師の相談行動に関する研究 ―面談における教師の意識調査と保護者アンケートを通して―
概要  個人面談における,保護者の不安状態と教師の態度の関連について検証するために,状態不安尺度と相談行動評定尺度を用いて保護者にアンケート調査を行い分析した。また,教師の面談に対する意識を調べるためにPAC分析を行った。その結果,教師の意識が保護者の感じる印象に影響を与える可能性があると考えられた。また,二要因分散分析の結果,教師の態度から「受容・共感」「助言・伝達」の印象を受けた時に保護者の不安が軽減されることが認められた。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 川浪 一治
検索キーワード 個人面談 STAI状態不安尺度 相談行動評定尺度 PAC分析 二要因分散分析
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 児童の情報活用能力を育成し,学習効果を高めるためのICT活用の研究 -教材提示の工夫を通して-
概要  配色を工夫し,漢字の筆順を指導する教材とローマ字の読みを指導する教材を作成した。授業で使用し,有効性を検証したところ,ICT活用教材として学習効果を高めるために有効であることが確認できた。教材に使用した配色と学習効果の関係を明らかにすることが課題である。教師のICTを活用して指導する能力の向上を図るため,情報モラル指導計画リストを作成し,その有効性を確認する検証活動を行った。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 情報教育
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 石岡 茂樹
検索キーワード ICT活用 教材提示 配色の工夫 色覚への配慮 情報モラル
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 社会的な見方や考え方をはぐくむ社会科学習の在り方 -地域教材の活用と問題解決的な学習過程の工夫を通して-
概要  「地域の発展に尽くした先人」として,「ふじ育ての親」斉藤昌美を教材化し,具体的な地域の事象,施設,人材等を活用した学習を展開したことによって,多様な問いが引き出されるなど,単元を通して問題意識が持続した。また,問題解決的な学習過程に,集団思考によるお互いの考えを深める話合い活動を取り入れることによって,先人の業績に対する認識が深まり,その努力や思いに共感し,自分の考えを再構成するなど,多面的に考察することができるようになった。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 工藤 直樹
検索キーワード 小学校 社会 地域教材の活用 問題解決的な学習 ふじ準原木 斉藤昌美
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 規範意識の定着を図る生徒指導のあり方の研究 -モラルスキルトレーニングを活用した長期プログラムの開発・実践を通して-
概要  小学校高学年において,規範意識を定着させるために,モラルスキルトレーニングを活用した長期プログラムを実施し,その効果を検証した。その結果,抑制的規範意識が向上したことが認められた。また,規範意識が低い低群の児童に対してはプログラムの効果が認められた。しかし,中群と高群の児童の促進的規範意識に対して効果が認められなかったことから,規範意識の内面化と自己指導能力に働きかける,より長期のプログラムを構成する必要性が明らかになった。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 生徒指導
その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 二ツ森 牧彦
検索キーワード 小学生 規範意識 モラルスキルトレーニング 長期プログラム
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 児童生徒に命の大切さをはぐくむための研究 -命に関する意識調査を通して-
概要  県内小・中学校の児童生徒を対象に「命に関する意識調査」を実施し,分析した結果,「命の大切さ実感尺度」において,校種,性とも有意差があり,小学校より中学校,女子より男子が,命を大切に思う実感が薄い傾向にあることが分かった。また,「命は大切なものだと思う認識」は,「畏敬念」,「安定感」,「五感体験」との関係が示唆され,「他の人の命は大切だと思う認識」は,「畏敬念」,「安定感」,「五感体験」に加え,「連帯感」,「有用感」との関係が示唆された。
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対象 小学校
中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 片沼 誠二
検索キーワード 命の大切さ 意識調査 分散分析 重回帰分析
資料等