研究報告

研究データベース

研究年度 平成27年度
タイトル 自己肯定感を育むための教師の在り方について
  -生徒が望む教師の関わりをとおして-
概要  中学校の学校生活において,学級担任が生徒とのより良い人間関係を築くために必要な具体的関わり方(心がけ)を分析した尺度を作成した。その尺度に基づいた関わり方を学級担任が実践することで,生徒の自己肯定感が育まれるのに有効であるかを検証した。効果検証の結果,学校環境適応感尺度「アセス」の6因子中5因子,自己肯定意識尺度の6因子中3因子において有意な向上が認められるなど,作成した尺度の有効性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 棟方 俊之
検索キーワード 中学校 学級担任の関わり方 自己肯定感 自己肯定意識尺度 アセス
資料等

アプローチングリスト47

研究年度 平成27年度
タイトル 中学校英語科においてまとまりのある英語を聞き取り,
     概要を理解する力を高める指導法の研究
         -推測する活動を通して-
概要  英語科において,コミュニケーション能力の育成を図るためには,英語を聞いてその概要を理解し,判断・応答する力を付ける指導が必要である。話者から発せられる英語を理解することができなければ,内容を判断し応答することが難しいことから,コミュニケーション能力の基礎の一つを,情報として発せられる英語を聞いて概要を理解する力と捉えた。この力を付けるためには,推測して英語を聞く活動を,継続的・計画的に行うことが有効であることが示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 英語
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 石久保 美喜
検索キーワード 中学校 英語 まとまりのある英語 聞く力 推測 帯活動
資料等
研究年度 平成27年度
タイトル 中学校理科において
   ステップチャートを用いて学習意欲を高める指導法の研究
         -観察・実験計画を立てる活動を通して-
概要  中学校理科において,生徒が学習意欲を高め,主体的に学習する姿を目指して,観察・実験計画を立てる活動を行った。最初に個人で実験計画を考え,その後,班で話合いをして実験計画を決定した。その際に,思考ツールであるステップチャートを用いた。ステップチャートを用いて観察・実験の計画を立てる活動を行うと,自己効力に関係する社会関係性や学習方略が向上し,学習意欲が高まることが明らかになった。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 理科
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 長内 郁典
検索キーワード 中学校 理科 ステップチャート 観察・実験計画 学習意欲 自己効力
資料等
研究年度 平成28年度
タイトル 中学生の自己肯定感を育むコーチング・プログラムの開発
概要  教師が,日々の教育活動をとおして,コーチングを身に付けることのできるプログラムを開発した。そのプログラムを実践することで,教師のコーチングコンピテンシー自己効力感が向上し,中学生の自己肯定感が育まれるのかを検証した。効果検証の結果,教師のコーチングコンピテンシー自己効力感尺度改良版において3因子中1因子,自己肯定意識尺度の対自己領域・対他者領域ともに3学年中1学年において有意な向上が見られるなど,プログラムの有効性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 生徒指導
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 山田 勇一
検索キーワード 中学生 自己肯定感 教師 コーチング
資料等

コーチング・プログラム

研究年度 平成28年度
タイトル 中学校社会科歴史的分野において,社会参画の資質や能力の基礎を培う単元構成の在り方
-身近な地域の歴史「垂柳遺跡」の教材化をとおして-
概要  中学校社会科歴史的分野において社会参画の資質や能力の基礎を培うため,身近な地域の歴史において,歴史的事象と生徒自身との結び付きを実感させ,学習内容を基に地域が抱える課題の解決策を考える学習活動を取り入れた単元構成をした。これによって,地域の文化財の価値や大切さに気付き,自分たちで地域の良さを広めていこうとする生徒の意識について有意な相関が高まり,実社会へ積極的に関わろうとする意欲が向上する可能性が示された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 佐藤 大志
検索キーワード 中学校 社会科 歴史的分野 社会参画 身近な地域の歴史
資料等