研究報告

研究データベース

研究年度 平成22年度
タイトル 不登校を生まない教師と児童及び児童相互の良好な人間関係づくりに関する研究 -コンサルテーションを生かしたチーム援助を通して-
概要  不登校の未然防止に向け,教師と児童及び児童相互の良好な人間関係を構築することを目指し児童の学校生活に関する意識と児童に対する教師の配慮を把握し,学年チームによるコンサルテーションで決定した心理教育的援助サービスを実施したことにより,学級内の教師と児童との信頼関係及び児童相互の人間関係の向上が認められた。また,学年チームによる支援体制は,不登校未然防止に向けた取組への共通理解が図られ,良好な人間関係構築の一助となった。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 生徒指導
その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 上村 正信
検索キーワード 心理教育的援助サービス チーム援助 コンサルテーション Q-U
資料等
研究年度 平成22年度
タイトル 教師と保護者の信頼関係構築に関する研究 -小学校の実態調査をもとによりよい関係づくりを目指して-
概要  保護者による教師への信頼と教師による保護者からの信頼認識,及び学校の取組について実態調査した。その結果,保護者と教師では信頼を決定する要因が異なること,教師への信頼を高めるために学校は,保護者や地域,他機関との連携,児童の実態や保護者・地域のニーズにあった教育目標の設定及び達成に向けての取組が重要であり,これらの取組と合わせて危機管理に関する取組をしていくことが必要であることが示唆された。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 今井 一仁
検索キーワード 小学校 信頼 保護者 教師 実態調査 重回帰分析
資料等
研究年度 平成22年度
タイトル 中学校における不登校の早期対応に関する研究 -学校と家庭における不登校に関する認知の実態調査を通して-
概要  中学校の不登校における実態及び意識について,生徒・保護者・教師を対象に調査検討した。不登校への早期対応における質問項目を統計処理した結果,三者間に認知差があった。このことから,不登校における早期対応には学習支援,組織的対応,関係機関等との連携,学校とのつながりを形成・維持するかかわり,能動的・肯定的かかわり,適正な保護者対応が必要であることなどが示唆された。
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対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 松代 直人
検索キーワード 中学校 生徒・保護者・教師 不登校実態及び意識 認知差 早期対応
資料等
研究年度 平成22年度
タイトル 異年齢集団における人間関係づくりの研究 -自己・他者理解を深め,自己肯定感を高めるプログラムの実践を通して-
概要  中学校において,ピア・サポートを取り入れた異年齢交流の場を設けることは,それぞれの学年の立場で自己肯定感を高め,望ましい人間関係を築くことに有効であるということを,授業実践を通して検証した。その結果,リーダーとして『お世話する』立場の上級生にとっては,自己肯定感の有意な高まりが見られたが,『お世話を受けた』という点で,下級生の場合は有意差は見られなかった。下級生にも役割を分担し,参加したという実感をもたせることが必要である。
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対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 猪股 歳生
検索キーワード 中学校 特別活動 異年齢集団 自己肯定感 自己有用感 ピア・サポート
資料等
研究年度 平成22年度
タイトル 小学校における校内支援体制に関する研究 -通常の学級に在籍する特別な支援が必要な児童に対する個別の指導計画の作成と活用を通して-
概要  小学校における特別支援教育の校内支援体制整備の促進を図るため,通常の学級に在籍する特別な支援が必要な児童に対する個別の指導計画の作成・活用を行うとともに,校内委員会の機能の充実,特別支援教育に関する校内研修会を開催することにより,教員の特別支援教育に関する意識の高まりが確認できた。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 袴田 孝子
検索キーワード 特別な支援が必要な児童 個別の指導計画 校内支援体制 校内委員会 校内研修会
資料等
研究年度 平成22年度
タイトル 特別な配慮を要する児童が在籍する通常学級におけるよりよい人間関係を築く指導の在り方に関する研究 -個別と集団の連携がとれたソーシャルスキルトレーニング実践を通して-
概要  特別な配慮を要する児童が在籍する通常学級において,通級指導教室と連携を取りながらソーシャルスキルトレーニング(SST)を実施し,学級内によりよい人間関係が構築されていくかその効果を検証した。その結果,教育効果を測定する尺度(学級内信頼感,自己信頼感,他者理解)で有意な向上が認められた。また,これらの検証から,今回のプログラムの有効性と,親和的なかかわりの機会の意図的な設定の必要性を確認することができた。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 祐川 文規
検索キーワード 特別な配慮を要する児童 ソーシャルスキルトレーニング(SST) 人間関係
資料等
研究年度 平成22年度
タイトル 中学校における規律ある集団づくりに関する研究 -規範意識の醸成を図るためのモラルスキルトレーニングを通して-
概要  中学校において規律ある集団をつくるために,規範意識の醸成が必要であると考え,モラルスキルトレーニングを用いたプログラムを実施し,その効果を検証した。その結果,「規範意識尺度」,規範意識尺度の下位尺度である「軽い気持ちで簡単にできる規範を破る行為」において有意差が認められた。今回のプログラムにより,規範意識が醸成され規律ある集団をつくるための一つの手だてとして,モラルスキルトレーニングが有効であることが示唆された。
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対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 佐々木 大輔
検索キーワード 中学校 規範意識 モラルスキルトレーニング
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 中学生による暴力行為の予防に関する研究 -サイコエデュケーションを用いたプログラムの開発・実践を中心として-
概要  中学生の暴力行為を予防するためには,認知面・感情面・行動面のどれに焦点を当てた学習がより効果的であるかを考えた。そこで,従前から実践されているサイコエデュケーションを用いてそれぞれに焦点を当てたプログラムを開発・実践したところ,感情面に焦点を当てたプログラムに有意差が認められ,自己の感情の理解やコントロールを中心とした感情の教育が,暴力行為の予防により効果的であることが示唆された。
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対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 増山 雄宇
検索キーワード 中学校 特別活動 暴力予防教育 サイコエデュケーション
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 生活分析的カウンセリングの手法を活用し,中学生の自己効力感を高めることに関する研究
概要  中学生の自己効力感を高めるために,生活分析的カウンセリングの手法を活用したプログラムを開発し,その効果を検証した。その結果,全体と女子で有意な差が見られた。また,特性的自己効力感尺度4因子のうち「困難の克服」で有意な差が,「逆行における忍耐」で有意な傾向が見られ,生活分析的カウンセリングの手法を活用したプログラムが,中学生の特に女子の自己効力感を高めることに有効であり,女子は高まった自己効力感を維持しやすい可能性が示唆された。
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対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ 生徒指導
その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 冨山 高明
検索キーワード 中学生 自己効力感 生活分析的カウンセリング 特性的自己効力感
資料等
研究年度 平成21年度
タイトル 中学校における教師とスクールカウンセラーの連携に関する研究 -教師とスクールカウンセラーの意識調査を通して-
概要  県内中学校のスクールカウンセラーとそのスクールカウンセラー担当教師を対象に,「連携に関する意識調査」を実施した。分析した結果,両者の連携に関する同じ意識や意識の差があることがわかった。よりよい連携の在り方として,これらの連携に関する同じ意識や意識の差があることを理解した上で,連携する際は,コーディネーターとなる教師が中心となって,細部にわたり調整することが重要であると示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 佐藤 哲也
検索キーワード 意識調査 連携 コーディネーター 相関分析
資料等