研究報告

研究データベース

研究年度 平成20年度
タイトル 不登校児童生徒への適応指導プログラムに関する研究
概要  こころの教育相談センターに通う不登校児童生徒に対して,自然体験や社会体験など,自己肯定感と自己存在感を高め,集団への適応力を培う活動を通じた適応指導に関するモデルプログラムの開発を行った。開発に当たっては「各体験活動の関連を考えた段階的なプログラムの設定の仕方」「計画段階や実施段階における児童生徒の自己決定の場の設定の仕方」「継続的適応指導と体験的適応指導の有機的な連携」について配慮した。
コメント 教育相談課 指導主事 野々口浩幸,菊地暁浩,島浦靖
対象 小学校
中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 教育相談課
職名 指導主事
著者 野々口 浩幸
検索キーワード 不登校 適応指導 自然体験 社会体験
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 小学校高学年におけるいじめ認知に関する研究 -いじめ認知,アサーション及び攻撃性との関連について-
概要  小学校高学年の児童が,どのような行為をいじめと判断するのかを探るためアンケート調査を実施した。その結果,明らかに被害が及ぶものをいじめと認知している傾向が高く見られたが,学年が上がるにつれてその傾向は下がった。また,いじめ認知とアサーション,攻撃性との関連では,いじめを認知する傾向が高いとアサーション(相手を傷つけることなく,素直に自分の意見を表現すること)は高く,攻撃性は下がることがわかった。
コメント
対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 生徒指導
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 松倉 良子
検索キーワード 小学校高学年 いじめ認知 アサーション 攻撃性
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 通常の学級において特別な教育的支援を必要とする児童の研究 -学習スタイルに合わせた個別の指導計画作成とチーム支援を通して-
概要  通常の学級における学習上の困難を有する児童に対して,学校心理学の理論をベースにチーム支援の体制を整え学習支援に取り組んだ。その際,児童の学習スタイルをアセスメントし,認知処理理論(継次―同時情報処理モデル)を基盤とする指導法略を参考にして,個別の指導計画を作成し授業等を実施した。その結果,学習上の困難を有する児童の学習効果が高まり,学習への好感度並びに理解感度も同時に高まった。更に,学級の他の児童への相乗効果ももたらした。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 扇谷 欣展
検索キーワード LD 学習スタイル チーム支援 視覚-聴覚 継次―同時情報処理モデル
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 「暴力」「いじめ」を予防する支援の在り方についての研究 -アンガーマネージメント・プログラムの実践を通して-
概要  中学校において,「暴力」「いじめ」に特化したアンガーマネージメント・プログラムの予防・啓発的プログラムを開発・実施することが有効と考え,その効果を検証した。その結果,怒りに対する非建設的な反応のうち外向型攻撃性の行動が抑制されることが確かめられた。
コメント
対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 中村 光博
検索キーワード 学級経営 中学校 アンガーマネージメント 怒りのコントロール
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 中学校におけるグループ間トラブルを予防するための研究 ―ピア・サポートを活用した開かれたグループの育成を目指して―
概要  中学校において,グループ間トラブルを予防するために,ピア・サポートの手法を用いて,開かれたグループを育成するためのプログラムを実施しその効果を検証した。その結果「友人関係尺度」と「ソーシャルスキル尺度」において有意差は見られず,プログラムの効果は明らかにできなかったが,自己理解や他者理解の深化及び社会的スキルの実践と,実践のための意欲の向上が見られた。また,友人関係の広がりを調べた結果,男子のグループの拡大が確認された。
コメント
対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 舘田 敬士
検索キーワード 中学校 グループ間トラブルの予防 ピア・サポート 開かれたグループ
資料等