研究報告

研究データベース

研究年度 平成30年度
タイトル 教師が保護者対応における自己効力感を高める研究
ー中学校における研修メソッドの開発と実践を通してー
概要  中学校教師を対象に,教師が保護者対応における自己効力感を高めるため,代理体験及び社会的説得が得られる研修メソッドを開発し,実践した。その結果を本研究で作成した,「保護者対応への自信」,「同僚との関係性」,「保護者対応への不安」の3因子,37項目で構成する教師の保護者対応自己効力感尺度を用いて分析したところ,教師の保護者対応における初期対応に対する自己効力感において有意な上昇が見られるなど,研修メソッドの有効性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 山道 律人
検索キーワード 中学校 保護者対応 自己効力感 研修メソッド
資料等

資料1保護者対応自己効力感尺度
資料2研修メソッド概要
資料3回覧板研修例

研究年度 平成30年度
タイトル 高等学校進学時における生徒の学校への適応感等に関する調査研究
概要  中学校3年生,高等学校1年生の学校適応感とストレスコーピングを測定し,学校規模(高等学校1年生については出身中学校の規模)の違いによって生徒の適応感やコーピングに差があるのかを検討した。その結果,中学校3年生では学校への適応感尺度の3因子(居心地の良さの感覚,課題・目的の存在,被信頼・受容感),コーピング尺度の2因子(問題焦点型,情動焦点型)で,学年2~3クラスの学校の生徒が有意に高く,高等学校1年生では出身中学校の規模の違いによる差は見られなかった。
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対象 中学校
高校
研究報告

研究論文

カテゴリ その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 宮田 陽
検索キーワード 中学校3年生 高等学校1年生 適応感 コーピング 学校規模
資料等

調査結果

研究年度 平成29年度
タイトル 中学校社会科歴史的分野において,社会認識を深める指導法の研究
-江戸幕府と津軽藩の政治を同じ視点で学習し,考察する活動を通して-
概要  中学校社会科歴史的分野「近世の日本」の学習において,事実認識から,関係認識,意味認識へと社会認識を深めるため,江戸幕府と津軽藩の政治を同じ視点で学習し,考察する活動を取り入れた指導を行った。これによって,身近な地域史を通史や他の視点で学習した内容と関連付けて思考する力が高まり,社会的事象の意味や特色について多面的・多角的に捉え,社会認識の深まりを示す変容が見られた。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 須藤 崇
検索キーワード 中学校 社会科 歴史的分野 社会認識 身近な地域 同じ視点
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 中学校数学科第1学年「資料の活用」領域において資料の傾向をとらえ説明する力を育成する指導法の研究
-PPDACサイクルを通して-
概要  中学校数学科第1学年「資料の活用」領域において,資料の傾向をとらえ説明する力を育成するために,PPDACサイクルを取り入れて単元を構成し,課題の設定から課題解決の計画,資料の整理,分析,結論の一連のプロセスによる学習活動を行った。検証問題の結果から,資料の傾向をとらえ説明する力の向上が示された。また,他者の主張を批判的に考察することが資料の傾向をとらえ説明する力の一助となることも示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 数学
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 山中 貴志
検索キーワード 中学校 数学科 資料の活用 資料の傾向をとらえ説明する PPDAC
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 簡易実物投影機を活用した指導方法に関する研究
 -数学的な見方や考え方の育成を目指して-
概要  中学校数学科における数学的な見方や考え方を育てるために,簡易実物投影機を活用した指導法の研究を行った。簡易実物投影機の活用場面のイメージに基づき,簡易実物投影機を効果的に活用することにより,数や図形の性質などを見いだす,数学的に説明し伝え合うなどの数学的活動の充実が図られた。その結果,簡易実物投影機の効果的な活用が数学的な見方や考え方の育成につながることを明らかにした。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 数学
情報教育
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 小西 永久
検索キーワード 中学校 数学 簡易実物投影機 数学的活動の充実 数学的な見方や考え方 実物投影装置
資料等