研究報告

研究データベース

研究年度 平成27年度
タイトル 自己肯定感を育むための教師の在り方について
  -生徒が望む教師の関わりをとおして-
概要  中学校の学校生活において,学級担任が生徒とのより良い人間関係を築くために必要な具体的関わり方(心がけ)を分析した尺度を作成した。その尺度に基づいた関わり方を学級担任が実践することで,生徒の自己肯定感が育まれるのに有効であるかを検証した。効果検証の結果,学校環境適応感尺度「アセス」の6因子中5因子,自己肯定意識尺度の6因子中3因子において有意な向上が認められるなど,作成した尺度の有効性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 棟方 俊之
検索キーワード 中学校 学級担任の関わり方 自己肯定感 自己肯定意識尺度 アセス
資料等

アプローチングリスト47

研究年度 平成27年度
タイトル 中学校通級指導教室に通う生徒の計算に対する
つまずきを改善するための指導プログラム作成と活用
概要  中学校通級指導教室に通う計算につまずきのある生徒のために,レディネステストとタブレットPCアプリケーション,自作の補充プリントで構成した指導プログラムを作成し,活用効果を検証した。8名の生徒に指導プログラムを実施した結果,全ての生徒に計算に対するつまずきの軽減が見られた。さらに4名の生徒は,計算に対する自己評価や自尊感情の向上が見られた。これらのことから,計算に対するつまずき改善に効果があることが示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 山口 孝広
研究年度 平成28年度
タイトル 授業における生徒相互の良好な人間関係づくりについて
-協同学習の実践をとおして-
概要  本研究では,授業において生徒相互に良好な人間関係を育むことを目指して,その機能をもった協同学習に注目した。協同学習の効果を高めるために,ソーシャルスキルトレーニングとチームワークトレーニングを行い,その上で,社会,数学,音楽,保健体育の4教科で協同学習を行った。検証の結果,「授業における良好な人間関係要素尺度」の7因子全てにおいて向上し,その中の生徒相互の人間関係要素5因子のうち4因子で有意な向上が認められるなど,実施したプログラムの有効性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 菊池 洋平
検索キーワード 中学校 授業 良好な人間関係 ソーシャルスキルトレーニング チームワークトレーニング 協同学習
資料等
研究年度 平成28年度
タイトル 中学生におけるストレスマネジメント教育の在り方
-ストレスマネジメント対処プログラムの作成と実践をとおして―
概要  本研究では,中学校1学年においてストレスマネジメント対処プログラムを実践し,生徒が心身の緊張といったストレス反応に気付き,ストレスと上手に付き合い,自分自身で軽減できるようになるための自己コントロール力を育むことに有効かどうかを検証した。その結果,中学生用メンタルヘルス・チェックリストのストレス反応に関わる4因子, 学校ストレッサーに関わる2因子, ソーシャルサポートに関わる1因子と中学生用コーピング尺度の3因子において有意な向上が認められるなど,プログラムの有効性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告


研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 工藤 直子
検索キーワード 中学校ストレスマネジメントコーピング自己コントロール力
資料等

SMEP

研究年度 平成28年度
タイトル 説明的な文章の「読むこと」の学習において,論の組立てを捉え,自分の考えを形成することのできる生徒の育成
-文章のポスター化をとおして-
概要  中学校国語科の「読むこと」の学習において,全国学力・学習状況調査等の結果から,表現の仕方や特徴に注意して読むための授業改善が求められている。本研究では,ポスター化という手立てを用い,読み取った内容を図式化する学習活動を行った。ポスター化では,生徒は「どのように書かれているか」という表現の仕方や特徴に注目しながら文章を読んだ。その結果,伝え方の工夫に気付く力と,その効果について自分の考えを形成する力が高まることが示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 国語
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 菊池真樹子
検索キーワード 中学校 国語 説明的な文章 伝え方の工夫 ポスター化 
資料等