センター研究データベース

題名 センター研究【特別活動】
カテゴリ 特別活動、総合的な学習(探究)の時間
概要

【研究の概要】

 特別活動は、これまで「なすことによって学ぶ」ことを方法原理として、各学校において特色ある取組が進められてきました。児童・生徒は特別活動を通じて、協調性や異質なものを認め合う態度を身に付けたり、集団への所属感や連帯感を感じられるようになったりするなど、大きな成果をあげてきました。特別活動は、児童・生徒が学校生活を送る上での基盤となる力を育む活動として、また社会で生きて働く力を育む活動として重要な役割を果たしています。一方、特別活動の指導を行う中で、いくつか課題があげられています。一つは、特別活動の指導を通じて身に付けさせるべき資質・能力を、指導者が十分意識できていない実態があることです。各活動・学校行事が行われていても、指導者が、児童・生徒にどのような資質・能力を獲得させなければならないかを理解していなければ、その効果は半減してしまう恐れがあります。もう一つは、児童・生徒にどのような学習過程を辿らせて資質・能力の向上につなげるのかということを、指導者が十分意識できていない実態があるということです。このような実態を踏まえ、平成29年3月告示の小・中学校学習指導要領においては、特別活動の各活動の内容について、それぞれの項目においてどのような資質・能力を育成するのか、また、どのような学習課程を経て学ぶのかが端的に示されました。本研究においては、今回学習指導要領で示された育成すべき資質・能力を、例示された学習過程を経て児童・生徒が獲得できるように、それらの要素を意図的に加えた指導計画を作成し、それを情報端末の機能を用いて指導を行うことによって、指導の効果を高めることを目指しました。

【活動の様子】

   

題名 センター研究【家庭、技術・家庭】
カテゴリ 家庭、技術・家庭
概要

 家庭、技術・家庭グループでは、テーマを「家庭、技術・家庭科の指導におけるICT活用に関する研究」とし、技術分野、家庭分野それぞれの授業において、主体的・対話的で深い学びの実現に向けて、学習過程のどの場面でどのように活用していくべきかを研究しています。主体的・対話的で深い学びを実現するためには、情報端末や情報通信ネットワークを、生徒の思考の過程や結果を可視化したり、大勢の考えを瞬時に共有化したり、情報を収集し編集することを繰り返し行い試行錯誤したりするなどの学習場面において、積極的に活用することが求められています。県内に導入されている端末は地区ごとに異なりますが、どの端末でも利用可能なアプリケーションを用いて実践しました。

 技術分野では、Google for Educationの他に、インストール不要なウェブアプリケーションを例に取り上げて実践しました。
 家庭分野では、主に端末のカメラ機能を用いて撮影した画像や動画をどのような場面で効果的に活用するかの例を取り上げました。  研究・実践の概要については、作成した資料からご覧ください。

資料・リンク

【資料】
 ・家庭、技術・家庭におけるICT活用.pdf
   

【使用ツール一覧】
 ・Google workspace for Education
 ・Youtube(動画コンテンツ)
 ・TinkerCAD(CAD・電気回路シミュレータ)
 ・Scratch(プログラミング、シミュレータ)
 ・Teachable Machine(AI、機械学習)

題名 センター研究【体育、保健体育】
カテゴリ 体育、保健体育
概要

 私たち体育・保健体育研究グループでは、「体育科・保健体育科の学習指導における1人1台端末の活用に関する研究~体育・保健体育における1人1台端末を活用した学習指導モデルの作成~」という研究テーマを設定し取り組んでいます。

 本研究では、体育・保健の授業の各場面に応じて、Google workspaceのアプリやロイロノートアプリを活用しながら、授業において気軽に活用できるような学習指導モデルを作成、研究しています。主に導入や展開で活用できるようなモデルを作成しているので、すぐに実践できるような構成となっています。  

これまでも体育の授業においては、カメラやビデオカメラといったICT機器を使用した、技能分析を中心とした活用事例は報告されています。これまでの実践に加え、今後は、より適時に効果的にICT機器を活用していきましょう。

 どうぞ気軽に試してみてください。

資料・リンク

体育科・保健体育科の学習指導における1人1台端末の利活用に関する研究~体育・保健体育における1人1台端末を活用した学習指導モデルの作成~

【体育・保健体育】Webアップ用資料 .pdf