研究報告

研究データベース

研究年度 平成20年度
タイトル 規範意識の定着を図る生徒指導のあり方の研究 -モラルスキルトレーニングを活用した長期プログラムの開発・実践を通して-
概要  小学校高学年において,規範意識を定着させるために,モラルスキルトレーニングを活用した長期プログラムを実施し,その効果を検証した。その結果,抑制的規範意識が向上したことが認められた。また,規範意識が低い低群の児童に対してはプログラムの効果が認められた。しかし,中群と高群の児童の促進的規範意識に対して効果が認められなかったことから,規範意識の内面化と自己指導能力に働きかける,より長期のプログラムを構成する必要性が明らかになった。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 生徒指導
その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 二ツ森 牧彦
検索キーワード 小学生 規範意識 モラルスキルトレーニング 長期プログラム
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 児童生徒に命の大切さをはぐくむための研究 -命に関する意識調査を通して-
概要  県内小・中学校の児童生徒を対象に「命に関する意識調査」を実施し,分析した結果,「命の大切さ実感尺度」において,校種,性とも有意差があり,小学校より中学校,女子より男子が,命を大切に思う実感が薄い傾向にあることが分かった。また,「命は大切なものだと思う認識」は,「畏敬念」,「安定感」,「五感体験」との関係が示唆され,「他の人の命は大切だと思う認識」は,「畏敬念」,「安定感」,「五感体験」に加え,「連帯感」,「有用感」との関係が示唆された。
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対象 小学校
中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 片沼 誠二
検索キーワード 命の大切さ 意識調査 分散分析 重回帰分析
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 怒りをコントロールする力を育てるプログラムの研究 -中学校の短学活で行えるプログラムの開発-
概要  中学校において,アンガーマネージメント理論を基に啓発教育を実施すれば,怒りをコントロールして適切に表現することが可能になり,暴力の予防につながると考えた。そこで適切な表現のスキルとしてアサーションを取り入れ,より多くの学級で取り組めるように短学活で行うプログラムを開発して実施したところ,取り組んだスキルの定着には効果の可能性が見られたが,長学活等と組み合わせたプログラムを構成する必要性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 松倉 知秀
検索キーワード 中学校 短学活 アンガーマネージメント アサーション
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 中学生におけるストレスマネジメントの研究 -ロールレタリングを活用した,自尊感情の高揚と社会的スキルの向上を目指して-
概要  ストレスの多い環境におかれている中学生のストレス反応の軽減を図るため,ロールレタリングを活用し,自尊感情の高揚と社会的スキルを向上させることを検証した。その結果,顕著な高まりは見られなかったが,ロールレタリングの実施により,自分に対する評価の感情が芽生え,ストレス反応に影響を与えていたことが確認できた。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 番 由美子
検索キーワード 中学生 ロールレタリング ストレス反応 自尊感情 社会的スキル
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 発達障害を含む子どもの行動理解を深めるための研修教材の工夫と活用に関する研究
概要  A市及びB郡小中学校教師約400名を対象としたアンケート調査から,教師が対応に苦慮する子どもの行動を分析し,「子どもの気になる行動への教師の対応チェックリスト」と「気になる行動の要因や対応例等の解説ソフト」を開発した。対応チェックリスト実施,解説ソフト視聴,再チェックという研修プログラムの実施が,教師の発達障害を含む子どもの行動理解を深めさせることへ有効であることが確認できた。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 柴田 卓也
検索キーワード 気になる行動 教師の対応 対応チェックリスト 行動の要因 発達障害
資料等