研究報告

研究データベース

研究年度 平成23年度
タイトル 小学校高学年における自尊感情を高めるための指導に関する研究 -コミュニケーションスキルプログラムの実践を通して-
概要  小学校高学年において良好な人間関係構築に向けたコミュニケーションスキルプログラムに取り組むことが,自尊感情の向上に有効であることを実践を通して検証した。その結果,3因子すべてにおいて自尊感情評価点が上昇し,2因子において有意差が認められた。この検証から,綿密な実態把握を基に獲得目標スキルを設定すること,並びにリハーサル場面を重視しプログラム化して指導することが,自尊感情ひいては自己肯定感の向上に一定の効果があると示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 佐藤 貴史
検索キーワード 自尊感情 自己肯定感 コミュニケーションスキル 人間関係 高学年
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 教師と保護者が信頼関係を構築するための研究 -教師と保護者のより良い関係づくりを目指した校内研修の実践を通して-
概要  保護者による教師への信頼と教師による保護者からの信頼認識について実態調査を行った。その結果を基に,保護者による教師への信頼を高めるための校内研修を教師を対象に年3回実施した。その結果,校内研修を行った学校の保護者による教師への信頼度の向上が認められた。そこで,これらの取組が保護者とのより良い関係づくりに一定の効果があることが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 林 可人
検索キーワード 小学校 信頼関係 教師 保護者 実態調査 校内研修
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 中学校において生徒が学級に対する満足度を高めるための研究 -アサーティブな自己主張プログラムを通して-
概要  中学校において,生徒が学級に対する満足度を高めるためには,自己の主体性を尊重し,他者の主体性も尊重した上での人間関係づくりが必要であると考え,アサーティブな自己主張プログラムが有効であるか,授業実践を通して検証した。その結果,生徒の自己表現に関する調査尺度やhyper-QUで有意な向上が認められた。アサーティブな自己主張プログラムを実施したことにより,良好な人間関係の構築が図られ,学級に対する満足度を高めることにつながったことから,アサーティブな自己主張プログラムは,中学校において,生徒が学級に対する満足度を高めるための一つの手段として有効であることが明らかになった。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 長利 真至
検索キーワード 中学校 学級に対する満足度 人間関係 アサーティブな自己主張プログラム
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 中学生の学校生活への適応感とキャリア意識との関連性の研究 -人間関係づくりを軸としたSGEのプログラムの実践を通して-
概要  中学生を対象に,人間関係づくりに重点をおいた構成的グループエンカウンター(SGE)を実施し,学校生活への適応感とキャリア意識との関連性を検証した。その結果,「人間関係形成」と「友人関係」において,特に有意な向上が認められた。また,キャリア意識の4下位尺度は学校適応感の4下位尺度と有意な正の相関を示した。これにより,キャリア教育によって生徒のキャリア意識が高まると,学校生活への適応感も向上することにつながる可能性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 番場 亜由美
検索キーワード 中学校 キャリア教育 学校不適応 構成的グループエンカウンター(SGE) 人間関係づくり
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 教師のストレスに関する研究 -パーソナリティーとストレスコーピングの関連について-
概要  青森県内の小・中・高・特別支援学校教師 302名を対象とし,桂式自己成長エゴグラム(SGE)と日本語版WCCLコーピングスケールを用いてパーソナリティーとストレスコーピングの関連についての調査を実施した。個人的属性(性別・校種・年代)による差異を分析したところ,それぞれにおいて有意な差が認められた。パーソナリティーをエゴグラムのタイプ別に分けて重回帰分析を行い,ストレスコーピングとの因果関係を明らかにした。
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対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 傳法 勇
検索キーワード パーソナリティー ストレスコーピング SGE WCCLコーピングスケール
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 第3学年農業単元において体験的な学びの中で,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合しながら再構成する力を高める学習指導 -地域素材の教材化とKJ法的な手法を取り入れた指導を通して-
概要  第3学年「農家の仕事」の学習において,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合しながら再構成する力を高めるために,農作物の栽培や収穫の体験,調べて分かった事実をKJ法的な手法を用いて整理・分類させる活動を取り入れて授業実践を行った。児童は,自分の体験と比較して事象を見つめ,自分と事象との関わりを実感することができた。また,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合しながら,自分の知識や考えを再構成する力の高まりが見られた。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 六戸町立開知小学校
職名 教諭
著者 原田 英治
検索キーワード 小学校 社会 体験 比較・関連付け・総合 再構成 KJ法的な手法
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 数量関係における数学的な思考力・表現力を高めるための指導法の研究 -問題づくりと算数マップを関連付けた活動を通して-
概要  本研究は,第2学年「たし算とひき算」の単元において,数量関係における数学的な思考力・表現力を高めるために,問題づくりと算数マップを関連付けた活動の有効性について明らかにしたものである。問題づくりと算数マップを関連付けた活動を取り入れることで,問題の情報を整理し,数学的な考え方のよさに気付き,思考力を高めるとともに,数学的な考え方と技能の表現力も高めることができた。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 黒石市立黒石小学校
職名 教諭
著者 関 美起子
検索キーワード 小学校 算数 数学的な思考力・表現力 問題づくり 算数マップ
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 数量関係における文章題において,筋道を立てて考える力を育てる指導法の研究 -関係図から線分図へ関連付けた活動を通して-
概要  数量関係における文章題において,児童の筋道を立てて考える力を育てるために,関係図を生かした単元構成を工夫し,関係図から線分図へ関連付けた活動を取り入れた。このことにより,言葉や数を関連付け,数量関係を捉え,自分の考えたことを根拠をもって表すことができるようになり,筋道を立てて考える力を育てることができた。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 つがる市立穂波小学校
職名 教諭
著者 佐藤 公美
検索キーワード 小学校 算数 筋道を立てて考える力 関係図 線分図 文章題
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 数と計算の領域において,筋道を立てて考える力を育成する指導法の工夫 -思考過程を分類し段階的に整理する活動を通して-
概要  数と計算の領域において,筋道を立てて考える力を育成するために,思考過程に着目した。正答群だけでなくつまずき群の考え方にも焦点を当てながら,思考過程を分類し段階的に整理することで,問題解決の根拠やつまずきの原因を明らかにするとともに,数学的な考え方のよさに気付かせ,筋道を立てて考える力を育成することができた。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 外ヶ浜町立三厩小学校
職名 教諭
著者 佐藤 智仁
検索キーワード 小学校 算数 筋道を立てて考える力 思考過程 段階的 数学的な考え方
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 「月と太陽」の学習において推論する能力を育てる指導法の研究 -観察記録とモデル実験を一致させる場面を取り入れた授業を通して-
概要  第6学年「月と太陽」の学習において,推論する能力を育てるために,観察記録とモデル実験を一致させることに着目した。継続して観察記録をとらせることによって,観察記録とモデル実験を一致させるための前提条件が整い,更に,児童の思考の流れに沿ったモデル実験を工夫したことによって,自然の事物・現象に結び付けて推論しながら説明できるようになった。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 理科
研究者分類 長期研究受講者
所属名 むつ市立苫生小学校
職名 教諭
著者 工藤 貴史
検索キーワード 小学校 理科 月と太陽 観察記録 モデル実験 推論する能力
資料等