研究報告

研究データベース

研究年度 令和4年度
タイトル 小学校高学年の対人関係の適応感を高める研究
-「他者とよりよく関わる力育成プログラム」の作成と実践を通して-
概要  小学校高学年の児童を対象に「対人関係の適応感」を高めるため,他者とよりよく関わる力の土台となる多面的・肯定的な思考の定着を目的としたプログラムを作成し,実践した。その結果,学校環境適応感尺度「アセス」の対人的適応や,自尊感情測定尺度の3因子で有意な上昇が見られるなど,プログラムの有効性が明らかになった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 髙田 秀行
検索キーワード 小学校高学年 他者とよりよく関わる力 対人関係の適応感 自己肯定感 リフレーミング    グループワーク
資料等

資料1 「心を支える名言55」

資料2 「リフレーミング辞典」

研究年度 令和5年度
タイトル 小学校算数科「データの活用」領域において数学的に表現し伝え合う力を高める指導法の研究
-日常の事象に生かす活動につなげる授業実践を通して-
概要  小学校第4学年算数科「データの活用」領域の学習において,数学的に表現し伝え合う力を高めるために,数学的活動を三つの要素に分け,学習活動の中に取り入れた。折れ線グラフを読み取る視点を身に付け,付箋を使って互いに考えを伝え合う活動や,新たな気付きについて発展的に考える振り返りを行い,学習で身に付けた力を日常の事象に生かす活動につなげた結果,数学的に表現し伝え合う力が高まることが明らかになった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 算数
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 渡邊 美咲
研究年度 令和5年度
タイトル ストレスや困難に負けないしなやかな心の強さを育成するための指導の研究
-児童のレジリエンスを高める教育プログラムの作成・実践を通して-
概要  小学生を対象とした,レジリエンスを高める教育プログラムを作成し,実践することを通して児童にストレスや困難に負けないしなやかな心の強さが育成されることを検証した。
 その結果,二つのレジリエンス尺度において,自己理解以外のすべての因子とソーシャルサポート尺度で使用した1因子で学年の平均値が上昇し有意差が認められた。以上のことから,研究協力校の5年生においてプログラムの有効性が明らかになった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 工藤 美玲
検索キーワード 小学生 レジリエンス ソーシャルサポート ストレス対処法
資料等
研究年度 令和5年度
タイトル 児童が安心して思いや考えを表現できる学級を目指した指導の研究
-学級の心理的安全性を高める教育プログラムの作成と実践を通して-
概要  本研究の目的は,小学校5年生を対象とした「学級の心理的安全性を高める教育プログラム」を作成し,実践することにより,児童が安心して思いや考えを表現できる学級の形成につながるかを明らかにすることであった。その結果,「認知・行動・情動的側面に着目した社会的スキル尺度」の2因子,「小学生用学級適応感尺度」の2因子,「学業指導尺度」の1因子において有意な上昇が見られ,本プログラムの有効性が示唆された。
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対象 小学校
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研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 長尾 恵利
検索キーワード 小学校 心理的安全性 グループ・アプローチ 教科での活用 プログラム
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 小学校高学年におけるいじめ認知に関する研究 -いじめ認知,アサーション及び攻撃性との関連について-
概要  小学校高学年の児童が,どのような行為をいじめと判断するのかを探るためアンケート調査を実施した。その結果,明らかに被害が及ぶものをいじめと認知している傾向が高く見られたが,学年が上がるにつれてその傾向は下がった。また,いじめ認知とアサーション,攻撃性との関連では,いじめを認知する傾向が高いとアサーション(相手を傷つけることなく,素直に自分の意見を表現すること)は高く,攻撃性は下がることがわかった。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 生徒指導
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 松倉 良子
検索キーワード 小学校高学年 いじめ認知 アサーション 攻撃性
資料等