研究報告

研究データベース

研究年度 平成27年度
タイトル 中学校通級指導教室に通う生徒の計算に対する
つまずきを改善するための指導プログラム作成と活用
概要  中学校通級指導教室に通う計算につまずきのある生徒のために,レディネステストとタブレットPCアプリケーション,自作の補充プリントで構成した指導プログラムを作成し,活用効果を検証した。8名の生徒に指導プログラムを実施した結果,全ての生徒に計算に対するつまずきの軽減が見られた。さらに4名の生徒は,計算に対する自己評価や自尊感情の向上が見られた。これらのことから,計算に対するつまずき改善に効果があることが示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 山口 孝広
研究年度 平成27年度
タイトル 知的障害特別支援学校小学部児童による目標の設定と評価が学習の取組に及ぼす効果
概要  本研究では,目標の設定と評価が学習に及ぼす効果を検証した。知的障害特別支援学校小学部5,6年生12名を対象に,朝の運動においてなわとびを跳ぶ目標回数を設定し, 運動終了後に目標に対する評価を行った。その結果,11名で目標設定後に跳んだ回数が増加し,設定した目標に近い回数を跳んでいた。このことから,児童が自ら目標を設定し,評価することが学習量を増加させ学習の意欲を高める効果があることが示唆された。
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対象 特別支援学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 県立弘前第一養護学校
職名 教諭
著者 大堀 亜希
検索キーワード 目標設定  評価  なわとび  知的障害
資料等
研究年度 平成27年度
タイトル 全日制高等学校地理歴史科(日本史B)における授業のユニバーサルデザイン化が学習意欲や学習理解に及ぼす効果
概要  定時制・通信制高等学校において効果が実証されている授業のユニバーサルデザイン化を全日制高等学校の四年制大学進学希望者へ実施し,その効果を検証した。導入した手立ては,①目標の明示,②時間の構造化,③板書事項の規則化,④教室環境の整備,⑤協調学習であった。多くの生徒の学習成績が上昇し,学習意欲が向上したことから,授業のユニバーサルデザイン化は,全日制高等学校地理歴史科(日本史B)において有効であることが示唆された。
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対象 高校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 県立大湊高等学校
職名 教諭
著者 井上 八城
検索キーワード 授業のユニバーサルデザイン化  全日制高等学校  地理歴史科  進学指導
資料等
研究年度 平成27年度
タイトル 小学校中学年における『聞く』ための環境調整と『聞く』ためのトレーニングの効果
概要  対象とする小学校中学年学級では,授業とは関係のない行動(以下,逸脱行動)を示すことが多く,『聞く』態勢が整わない状況が生じていた。そこで,『聞く』ための環境調整を行ったところ,逸脱行動が減少した。また,朝自習に『聞く』ためのトレーニングを行ったところ,聞きとりテストの得点に上昇が見られた。これらのことから,『聞く』ための環境調整と『聞く』ためのトレーニングは,逸脱行動の減少と『聞く』力の向上に効果があることが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 三沢市立岡三沢小学校
職名 教諭
著者 早川 直美
検索キーワード 小学校中学年 逸脱行動 環境調整 『聞く』ためのトレーニング
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 朝の会場面において授業への参加に困難を示す児童が主体的に授業に参加するための手立ての検討
概要 本研究は,朝の会場面において授業への参加に困難を示す児童に対し,物理的環境と参
加機会の見直しが,主体的な参加に与える効果について検証することを目的とした。その結果,物理的環境の改善は授業への参加に効果を示す一方,逸脱行動には効果が認められなかった。参加機会の拡充は,逸脱行動の減少に効果を示した。参加の困難を児童によるものとせず,教師の工夫により改善できることが明らかになった。
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対象 特別支援学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立むつ養護学校
職名 教諭
著者 佐藤 幸憲
検索キーワード 主体的参加 朝の会 物理的環境 参加機会の拡充 知的障害
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 定時制高等学校における生徒が「わかる」「できた」を実感できるためのユニバーサルデザインの視点に立った授業づくり
概要 不登校経験や発達障害などのある生徒が入学し,多様化する定時制高等学校において,「わかる」授業づくりをするため,ユニバーサルデザインの視点に立った手立てを導入し,効果を検証した。導入した手立ては,「授業時間の構造化」「板書の改善」「明確な指示」「難易度の異なるプリントの活用」であった。多くの生徒で考査の得点に上昇または維持が認められたことから,ユニバーサルデザインの視点による授業改善は,有効であることが示唆された。
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対象 高校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立北斗高等学校
職名 教諭
著者 外川 知絵
検索キーワード 定時制高等学校 国語 「わかる」授業 ユニバーサルデザイン
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 小学校の交流及び共同学習場面における相互依存型集団随伴性の適用が児童相互のやりとりの向上に及ぼす効果
概要  小学校の交流及び共同学習場面における児童相互のやりとりの向上を目指し,図画工作科の授業において相互依存型集団随伴性を適用した。グループ制作の指導期Ⅰ,個人制作の指導期Ⅱの二つの単元で指導を行った結果,児童相互のやりとりが増加し,特別支援学級在籍児童の困難さが軽減された。このことから,相互依存型集団随伴性の適用は,児童相互のやりとりの向上に効果があることが明らかになった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 宮越 涼子
検索キーワード 小学校 交流及び共同学習 相互依存型集団随伴性 児童相互のやりとり
資料等

指導期Ⅰの指導計画


指導期Ⅱの指導計画