研究報告

研究データベース

研究年度 平成26年度
タイトル 1学年数学科関数領域において「わかる」を実感できる生徒を育てるための指導法の研究
-学習内容を「振り返る」場面で条件をかえた問題の解法を説明し合うペアワークを通して-
概要 本研究では,1学年数学科関数領域において「わかる」を実感できる生徒を育てるために,授業の中の「振り返る」場面で課題の条件をかえた問題を解き,ペアワークで解法を説明し合う活動を取り入れた。その結果,解き方や解く手順,数学的な見方・考え方の根拠,説明の方法について「わかる」を実感できる生徒が増えた。
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対象 中学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 数学
研究者分類 長期研究受講者
所属名 平内町立小湊中学校
職名 教諭
著者 小倉 潤一
検索キーワード 数学 関数 わかる 振り返る 条件をかえた問題 ペアワーク
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 図形の論証指導において,筋道を立てて考える力を高めるための指導法の研究
             -証明を読む活動を通して-
概要  本研究では,図形の論証指導において,筋道を立てて考える力を高めるために,証明を読んで成り立つ事柄の根拠を明らかにする活動や,過程に誤りのある証明を読んで誤りの箇所を指摘し修正する活動を取り入れた。その結果,自分や問題に合わせた思考を用いて証明を読み,成り立つ事柄や過程の誤りの根拠を明らかにするなど筋道を立てて考えることができるようになり,そのことが証明を記述することにもつながった。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 数学
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 川下 美由樹
検索キーワード 中学校 数学 論証指導 筋道を立てて考える 証明を読む
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 学校復帰のための不登校対応の研究
- 不登校対応チャートを基にしたコンサルテーションを通して -
概要 本研究では,不登校児童生徒の学校復帰を目標に,不登校対応チャートを基にしたコンサルテーションを実施し,教師の不登校児童生徒に対する認識や対応が変容し,不登校児童生徒が学校復帰へ向かうかどうかを検証した。教師が不登校児童生徒の状態を見て,段階を踏んで対応した結果,学校復帰へ向かった。コンサルテーション前後で教師の認識や対応に変容が見られ,不登校対応チャートを基にしたしたコンサルテーションが効果的であることが明らかになった。
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対象 小学校
中学校
高校
研究報告

研究論文

カテゴリ
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 小山内 将淳
研究年度 平成26年度
タイトル 中学校における不適応生徒の早期発見・早期対応に関する研究
―「アセス」の活用,チームでの支援,勇気づけの言葉がけを通して―
概要 中学校において,教師が予防的関わり,組織的関わり,勇気づける関わりをすることが,生徒の学校適応感向上につながると考え,不適応生徒への予防的支援において,学校環境適応感尺度「アセス」の活用,チームでの支援,勇気づけの言葉がけに重点を置いた不適応生徒への対応プログラムを作成した。効果検証の結果,「アセス」の「教師サポート」「友人サポート」「向社 会的スキル」の各因子において有意な向上が認められる等,プログラムの有効性が示唆された。
コメント 中学校を対象としていますが、資料等は他校種でも活用可能です。
対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 佐藤 耕人
検索キーワード 学校適応感 不適応 予防的支援 アセス チーム支援 勇気づけ
資料等

 

 
 
 
   「アセス」を活用した支援シート    「アセス」を活用した支援チャート       勇気づけのコトバンク
研究年度 平成25年度
タイトル 関数の領域において,具体的な事象の中から関数関係を見いだす能力を高めるための指導法の研究
-表,式,グラフから具体的な事象に表現する活動を通して-
概要  本研究では,関数の領域の学習において,具体的な事象の中から関数関係を見いだす能力を高めるために,一次関数の単元を通して,授業の中で表,式,グラフから具体的な事象に表現する活動を取り入れた。その結果,具体的な事象と表,式,グラフとの関連を双方向で捉えることができ,関数関係を見いだす能力を高めることができた。
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対象 中学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 数学
研究者分類 長期研究受講者
所属名 つがる市立稲垣中学校
職名 教諭
著者 加福 一生
検索キーワード 中学校 数学 関数関係 具体的な事象 見いだす能力
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 中学校において対人関係のスキルとマインドを育むことが学習集団の形成に与える効果についての研究 -学級活動にグループワーク・トレーニングを取り入れた実践を通して-
概要  中学校において,対人関係やグループ活動のスキルとマインドを高めることにより,学校適応感が高まり,さらには,より良い学習集団が形成されるのではないかと考え,グループワーク・トレーニングの効果を検証した。その結果,学校環境適応感尺度「アセス」では「生活満足感」「教師サポート」「友人サポート」で,学習集団形成度尺度では「協同」と「学習態勢」で有意な向上が認められ,グループワーク・トレーニングの有効性が確認された。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 齋藤 貢一
検索キーワード 中学校 グループワーク・トレーニング 対人関係 学校適応感 学習集団の形成
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 授業を通した教師と生徒および生徒相互の良好な人間関係づくりについて -授業における良好な人間関係要素尺度の作成と実践を通して-
概要  中学生799名を対象に,生徒が授業に望む良好な人間関係の要素は何かについての実態調査を行った。分析結果を基に「授業における良好な人間関係要素尺度」と,授業において良好な人間関係の要素を発生させるためのSTC プログラムを作成した。効果検証の結果,「授業における良好な人間関係要素尺度」の「協力」「ルール・マナー」「学び合いへの自信」や,学校環境適応感尺度「アセス」の「向社会的スキル」が向上するなど,プログラムの有効性が確認された。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 久保 優澄
検索キーワード 中学校 授業における良好な人間関係 ソーシャルスキルトレーニング チームワークトレーニング 協同学習
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 中学校特別支援学級(自閉症・情緒障害)における主体的な進路選択力を育むための進路指導の在り方 -生徒一人一人を対象としたキャリア教育の実践をとおして-
概要  中学校特別支援学級(自閉症・情緒障害)に在籍する生徒の主体的な進路選択力を育むため,将来の希望に基づいた目標の設定やキャリアプランの作成,キャリア教育の実践をとおしてキャリア発達を促した。その結果,学級担任の進路指導に対する意識の変容や生徒の主体的な進路選択力に向上が見られ,主体的な進路選択力を育む進路指導につながることが明らかになった。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 近松 慎司
検索キーワード キャリア教育 進路指導 主体的な進路選択力 中学校特別支援学級
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 中学校国語科において,立場や考えの違いを踏まえて話す能力を育成するための指導法の研究 -プレゼンテーション資料の作成における判断規準にのっとった工夫と交流-
概要  本研究では,中学校国語科の「話すこと・聞くこと」領域の学習において,プレゼンテーションの資料を作成する学習活動を通して,立場や考えの違いを踏まえて話す能力を育成しようとした。「あもじここ」という判断規準を設定し,その内容と意義を理解させ,「あもじここ」にのっとって資料を個人で工夫した上で,グループで交流をしながら資料を作成させた。この指導の工夫は,立場や考えの違いを踏まえて話す能力の育成に有効であった。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 国語
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 平舘 祐一
検索キーワード 中学校 国語 話す能力 プレゼンテーション 判断規準 工夫・交流
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 知的障害のある生徒への実測をとおした長さの単位を理解するための指導
概要  本研究は,量と測定領域における長さの理解が不十分な生徒に対し,生徒の実態を考慮した支援ツールとしての自作のものさしを用い,身の回りにあるものの長さを測る指導が,長さの正確な測定方法や単位についての理解につながることを検証した。測定方法の手順を示し,おおよその長さに注目した後に,1cm単位を読み取るという段階的な指導を繰り返したことが,身の回りにあるものの長さを正確に読み取り,単位を付けて表すことに有効であったと考えられる。
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対象 中学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 むつ市立大湊中学校
職名 教諭
著者 今 良太
検索キーワード 知的障害 量と測定 ものさし
資料等