研究報告

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研究年度 平成24年度
タイトル 児童が単元を見通して学習に取り組む社会科学習の在り方 -単元の「学習計画シート」の作成・活用の工夫を通して-
概要  小学校社会科の学習において,児童が単元を見通して学習に取り組むために,単元全体と関わる導入教材を提示し,単元の学習計画を立てさせるとともに,単元の学習内容を構造化できる「学習計画シート」を作成・活用させた。児童は,単元を見通した学習問題や単元のねらいを考え単元全体の学習計画を立てることができた。また,「学習計画シート」を活用することで学習の進め方に見通しをもち,単元全体をふかんしたまとめをすることができるようになった。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 三戸町立三戸小学校
職名 教諭
著者 戸耒 浩之
検索キーワード 小学校 社会科 単元 見通し 学習計画 学習問題
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 機能的な言語の使用に困難さのある自閉症児へのコミュニケーションカードを活用した言語による要求伝達の形成
概要  質問に対してエコラリアや単語で答える自閉症・情緒障害学級に在籍する11歳の自閉症児に対して,実態把握から導き出された指導目標や方法を基盤にし,生活単元学習におけるマスコット作り活動を通して,要求行動の変容を目指した指導を行った。要求構文と表情イラストのあるコミュニケーションカードを使用して四つの要求構文を習得することで,対象児は他者への関わりに変容を示した。
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対象 小学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 五所川原市立中央小学校
職名 教諭
著者 宮越 涼子
検索キーワード 自閉症 機能的な言語 コミュニケーションカード 要求構文 生活単元学習
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 注意の持続が難しい児童への視覚的な工夫により集中して取り組むための算数指導
概要  本研究は,算数の学習時に注意がそれ,集中して取り組むことが難しい児童に対して,集中して取り組むことを目的とし,ワークシートやICT 機器を活用した教材の作成や学習方法等を検討し,実践を通してその有効性を検証した。認知特性に配慮したワークシートやプレゼンテーションソフトを活用したドリル学習によって,集中して学習に取り組める時間が増える等,学習態度の変容が見られた。
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対象 小学校
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カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 八戸市立湊小学校
職名 教諭
著者 三浦 祐子
検索キーワード 注意の持続 集中時間 ワークシート ドリル学習
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 英語科の「書くこと」の領域において,基本的な語彙や文構造を活用する力を高める指導法の研究 -帯活動を通して-
概要  本研究は,「書くこと」の領域において,基本的な語彙や文構造を定着させ,活用する力を高める指導の在り方を探ったものである。帯活動として,既習事項の復習とそれを土台にして文を創作する活動を取り入れた授業実践が効果的であるか検証した。その結果,生徒が正しく書くことのできた単語や文が増加し,さらに,教科書本文の表現以外にも自分で創作して文を書く割合が高まった。
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対象 中学校
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カテゴリ 英語
研究者分類 長期研究受講者
所属名 五所川原市立五所川原第三中学校
職名 教諭
著者 入間川 梢
検索キーワード 中学校 英語 書くこと 帯活動 ストーリーライティング
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 鰺ヶ沢築港の学習において地域の社会的事象に進んで関わろうとする児童の育成 -単元構成の工夫と地域資源の活用を通して-
概要  本研究は,第4学年「郷土の発展に尽くした先人の働き」の学習において,地域の歴史的事象を自分のこととして思考できるという意味認識の段階への到達を図るため,認識の段階に応じた単元構成の工夫や,地域資源の活用の有効性について明らかにしたものである。意図的・計画的に地域資源を活用することで,未来の町づくりについて考える場では,共感を基に地域に対する誇りや愛情を示しながら,意味認識の段階に到達することができた。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 鰺ヶ沢町立西海小学校
職名 教諭
著者 倉内 貞行
検索キーワード 小学校 社会 地域教材 ランキング 事実認識・関係認識・意味認識
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 日本の工業生産の学習において,調べたことや考えたことを自分の言葉で表現する力を育成する学習指導の工夫 -「対話型」の話合い活動を取り入れた授業を通して-
概要  第5学年「自動車をつくる工業」の学習において,まとめの段階で,事象のもつ意味について自分なりの根拠を交えながら自分の言葉で書き表す力を育成するために,「対話型」の話合い活動を取り入れて授業実践を行った。話合い活動では,自他の根拠を比較したり関連付けたりしながら話合いをつなげていき,理解を深めることができた。その結果,まとめの記述には,調べた事実について自分なりに根拠をもち,自分の言葉で表現できるようになった。
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対象 小学校
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カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 弘前市立石川小学校
職名 教諭
著者 一戸 庸史
検索キーワード 小学校 社会 根拠 話合い 比較・関連付け 対話型
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 学習したことを生活に結び付けて考える力を育成する指導法の工夫 -身近な素材を生かす実験と振り返りの時間を設定する水溶液の学習-
概要  学習したことを生活に結び付けて考える力を育てるために,第6学年の「水溶液」の学習において,身近な素材を生かす実験の工夫をし,学習内容や生活についての振り返りの時間を設定した。身近な素材を扱うことで,児童は意欲的に学習に取り組み,生活の中にある事物・現象に目を向けるようになった。さらに,生活に関わる実験をした後に学習内容を振り返り,気付いたことなどをノートに書くことで,学習したことを生活に結び付けて考える力が育ってきた。
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対象 小学校
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カテゴリ 理科
研究者分類 長期研究受講者
所属名 三沢市立岡三沢小学校
職名 教諭
著者 白山 聡
検索キーワード 水溶液 生活に結び付けて考える力 身近な素材 振り返りの時間
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 文章題において,思考の手だてを習得・活用させることにより,筋道立てて考える力を育てる指導法の研究 -意欲につながる,線分図・数直線図オリエンテーションの設定を通して-
概要  筋道立てて考える力を育てるために,文章題において,線分図・数直線図オリエンテーションを通して思考の手だてを習得し,それを繰り返し活用することにより,筋道立てて考える力が育つことを実践的に明らかにしたものである。既習問題で線分図・数直線図の意味やかき方を習得させ,単元において繰り返し活用させることにより,児童が根拠をもって思考を進められるようになり,筋道立てて考える力を育てることができた。
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対象 小学校
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カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 風間浦村立下風呂小学校
職名 教諭
著者 佐藤 由美
検索キーワード 筋道立てて考える力 思考の手だて 線分図・数直線図 オリエンテーション 習得・活用
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 図形領域において,論理的に考える力を育成する指導法の研究 -知覚直観から本質直観へ推移させる活動を通して-
概要  図形領域において論理的に考える力を育成するために,直観を二つに分類し,知覚直観から本質直観へ推移させる活動や単元構成を工夫した。「知覚直観による問題解決,より平易な課題による分析的考察(直観・図形の操作・根拠の確認),本質直観による問題解決・振り返り」として活動を展開したり,図形の分析的考察を推論に生かす単元構成にしたりすることで,知覚直観から本質直観へ推移させ,直観と補完関係にある論理的に考える力を育成することができた。
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対象 小学校
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カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 蓬田村立蓬田小学校
職名 教諭
著者 伊藤 秀基
検索キーワード 論理的に考える力 知覚直観 本質直観 補完関係 分析的な考察 推論
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル データの分析におけるICTを活用した授業の実践について
概要  新学習指導要領の必履修科目数学Ⅰに新たに「データの分析」が導入される。この単元には,四分位数,箱ひげ図という新しい指導項目がある。この単元は,新学習指導要領解説数学編に示されている通り,ICTを積極的に活用するのに適している。ICTを活用した教材の作成により,生徒が授業の中で考える時間を十分に確保し,現実生活との関連を考えさせることで,「数学のよさ」を認識できると考え,授業実践を行った。
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対象 高校
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カテゴリ 数学
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立むつ工業高等学校
職名 教諭
著者 十川 恒寿
検索キーワード ICT活用 データの分析 四分位数 箱ひげ図 新学習指導要領
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 見えに課題を有する幼児の視覚的認知能力向上に関する研究 -視覚と運動の協応動作を高めるための課題を中心とした実践-
概要  教育相談で来校している視覚的認知能力に遅れのある幼児に対して,粗大及び微細な運動,ボディイメージを形成するための活動を取り入れながら,視覚と運動の協応動作の向上に取り組んだところ,描線・描画の際の運筆能力,各種検査結果において伸びが見られるなど,視覚的認知能力が向上した。
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対象 特別支援学校
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カテゴリ 教育相談
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立八戸盲学校
職名 教諭
著者 田中 美雪
検索キーワード 視覚と運動の協応動作 微細運動 粗大運動 ボディイメージ 教育相談
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 言語理解に困難さを示す生徒への活動に見通しをもつための指導に関する研究
概要  肢体不自由特別支援学校に在籍する,言葉の理解に困難さを示す生徒に対して,諸検査による詳細な実態把握を行った。それを基に,教室までの移動や毎日繰り返す活動において,視覚に訴える教材として写真カードを用いた指導を展開したところ,写真カードを手掛かりにして自分が行うことを理解し,自ら行動することが増えた。
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対象 特別支援学校
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カテゴリ 自立活動
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立弘前第二養護学校
職名 教諭
著者 本多 秀則
検索キーワード 写真カード 言語理解 自ら取り組む力 身の回りにある物
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 言語表出に困難のある知的障害生徒の携帯電話のカメラ機能を活用した「~をください」行動の形成
概要  本研究は,言語の表出に困難のある知的障害生徒に対し,それまでの要求場面では伝わりづらかった「~をください」の「~を」に相当する部分を携帯電話のカメラで撮影した画像で代替し,要求行動の形成を目的とした。自立活動の時間における指導で計画的・系統的に指導した結果,携帯電話のカメラ機能を活用した自発的な「~をください」行動の生起が認められた。さらに,終了や完成の報告でも,携帯電話のカメラ機能の活用が見られた。
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対象 特別支援学校
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カテゴリ 自立活動
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立七戸養護学校
職名 教諭
著者 熊谷 洋治
検索キーワード 要求行動 携帯カメラ 知的障害 行動上の問題 自立活動の時間における指導
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル Arduinoによる自動制御学習の教材教具開発
概要  本研究は,マイコンボード「Arduino」を利用して,生徒が情報教育と自動制御に必要な基礎的知識を学習できる環境づくりをするものである。そのためにArduinoに対する知識を習得し,生徒の興味関心と創意工夫を促す教材の開発を行った。
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対象 高校
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研究報告書

カテゴリ その他
研究者分類 長期研究受講者
所属名 青森県立青森工業高等学校
職名 教諭
著者 舘 隆彦
検索キーワード Arduino 教材開発 課題研究 高等学校ロボット競技大会
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 学習した内容を活用して歴史の流れを大観し表現できる生徒を育成する指導法の研究 -一時間ごとのまとめと単元全体を振り返る場面を工夫して-
概要  本研究は,一時間ごとのまとめを工夫する(付せんを活用して,意見交換の前後に個のまとめを2回行う)ことによって,単元全体を振り返る場面で,生徒が学習したことをまとめた付せんを活用して歴史の流れを大観し表現できることを,授業を通して明らかにしたものである。生徒は,一時間ごとのまとめを自分の言葉で説明し意見交換することを通して理解を深める。さらに単元全体を振り返る場面においては,それらの付せんに記入した一時間ごとのまとめ相互の関連を考え,振り返りシートへ適切に配置することで,歴史の流れを大観し時代の特色を漢字一字で表現できるようになった。
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対象 中学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 十和田市立切田中学校
職名 教諭
著者 佐々木 聡美
検索キーワード 中学校 社会 歴史的分野 付せん 振り返り 時代を大観
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 平行と合同の学習において,数学的な思考力を高める指導法の研究 -他者の考えを共有する活動を通して多様に考える力を身に付ける-
概要  本研究では,平行と合同の学習において,数学的な思考力を高めるために,他者の考えを共有する活動を通して,数学的な思考力の内容の一つである多様に考える力を身に付けることを授業実践を通して検証したものである。その結果,他者の考えを理解し,一つの方法だけでなく,いろいろな方法で考える力が身に付き,数学的な思考力を高めることができた。
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対象 中学校
研究報告

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カテゴリ 数学
研究者分類 長期研究受講者
所属名 弘前市立新和中学校
職名 教諭
著者 村井 正佳
検索キーワード 中学校 数学 数学的な思考力 共有 多様に考える力 分類
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 図形の論証指導において,筋道を立てて考える能力の育成を目指した指導法の研究 -合同の証明における「総合的思考」と「分析的思考」の両方の指導を通して-
概要  本研究では,図形の論証指導において,筋道を立てて考える能力の育成のために,仮定から結論を考えていく「総合的思考」と,結論から考えていく「分析的思考」の両方を指導した。その結果,「総合的思考」と「分析的思考」を適宜用いることができるようになり,証明に必要な根拠となる事柄を見付け,筋道を立てて考えることができるようになった。
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対象 中学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 数学
研究者分類 長期研究受講者
所属名 佐井村立佐井中学校
職名 教諭
著者 川下 美由樹
検索キーワード 中学校 数学 総合的思考 分析的思考 証明の考え方 証明の書き方
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 図形の学習において,数学的な表現を用いて,根拠を明らかにしながら説明する能力を高める指導法の研究 -説明し伝え合う場面でのペア学習と評価の工夫を通して-
概要  本研究では中学校第2学年の図形領域において,数学的な表現を用いて根拠を明らかにしながら説明する能力を高めるための指導法を研究した。具体的には説明し伝え合う活動をペア学習で行い,評価の工夫をした。その結果,ペア学習における評価を通して数学的な表現力を高め,根拠を明らかにしながら説明することへの意識や意欲を向上させ,説明する能力を高めた。
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対象 中学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 数学
研究者分類 長期研究受講者
所属名 新郷村立野沢中学校
職名 教諭
著者 工藤 輝幸
検索キーワード 中学校 数学 数学的な表現 説明する能力 ペア 評価
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 創作の活動における思考力・判断力・表現力の育成を目指した指導法の研究 -創作の活動を通して,主体的に音楽活動に取り組む生徒の育成を目指して-
概要  本研究は,音楽科における創作の活動において,自己のイメージと音楽を形づくっている要素とを関わらせながら自由に創作する活動が,思考力・判断力・表現力を育み,今後の音楽活動に主体的に取り組む生徒の育成に有効であることを,実践を通して明らかにしたものである。主体的に創意工夫しようと試行錯誤を繰り返す活発なグループ活動が行われる中で,イメージしたものを音楽を形づくっている要素と関わらせながら音楽へと構成する能力が高まった。
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対象 中学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 音楽
研究者分類 長期研究受講者
所属名 中泊町立中里中学校
職名 教諭
著者 川村 敏広
検索キーワード 中学校 音楽 創作 音楽を形づくっている要素 言語活動 図形楽譜
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 数量関係における文章題において,筋道を立てて考える力を育てる指導法の研究 -関係図から線分図へ関連付けた活動を通して-
概要  数量関係における文章題において,児童の筋道を立てて考える力を育てるために,関係図を生かした単元構成を工夫し,関係図から線分図へ関連付けた活動を取り入れた。このことにより,言葉や数を関連付け,数量関係を捉え,自分の考えたことを根拠をもって表すことができるようになり,筋道を立てて考える力を育てることができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 つがる市立穂波小学校
職名 教諭
著者 佐藤 公美
検索キーワード 小学校 算数 筋道を立てて考える力 関係図 線分図 文章題
資料等