研究報告
研究データベース
| 研究年度 | 平成24年度 |
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| タイトル | 発達障害児のための支援システムに関する研究(2) -特別支援学校のセンターとしての機能の充実を図るツールの開発- |
| 概要 | 県内の全特別支援学校のコーディネーター等の実態と,学校コンサルテーションを進めるに当たっての課題を把握するために,質問紙による調査を実施した。実態調査を基に修正・再構成した「新支援ユニットモデル」を県内特別支援学校に提供し,使用効果の検証をした。その結果,使用者の69%が,小・中学校等支援に関する負担の軽減を感じたことが明らかになった。操作性やアクセス性の向上,小・中学校等での活用の検討が今後の課題として残された。 |
| コメント | 特別支援教育課 指導主事 小沼順子(執筆責任者),敦川真樹,柿﨑修子,木村琢生,成田章,飯野茂八 |
| 対象 |
小学校 中学校 特別支援学校 |
| 研究報告 |
| カテゴリ | 特別支援教育 |
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| 研究者分類 | 指導主事(課研究) |
| 所属名 | 特別支援教育課 |
| 職名 | 指導主事 |
| 著者 | 小沼 順子 |
| 検索キーワード | センターとしての機能の充実 特別支援教育コーディネーター 支援システム 学校コンサルテーション |
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| 資料等 |
| 研究年度 | 平成25年度 |
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| タイトル | 中学校特別支援学級(自閉症・情緒障害)における主体的な進路選択力を育むための進路指導の在り方 -生徒一人一人を対象としたキャリア教育の実践をとおして- |
| 概要 | 中学校特別支援学級(自閉症・情緒障害)に在籍する生徒の主体的な進路選択力を育むため,将来の希望に基づいた目標の設定やキャリアプランの作成,キャリア教育の実践をとおしてキャリア発達を促した。その結果,学級担任の進路指導に対する意識の変容や生徒の主体的な進路選択力に向上が見られ,主体的な進路選択力を育む進路指導につながることが明らかになった。 |
| コメント | |
| 対象 | 中学校 |
| 研究報告 |
| カテゴリ | 特別支援教育 |
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| 研究者分類 | 研究員 |
| 所属名 | 特別支援教育課 |
| 職名 | 研究員 |
| 著者 | 近松 慎司 |
| 検索キーワード | キャリア教育 進路指導 主体的な進路選択力 中学校特別支援学級 |
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| 資料等 |
| 研究年度 | 平成25年度 |
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| タイトル | 知的障害のある生徒への実測をとおした長さの単位を理解するための指導 |
| 概要 | 本研究は,量と測定領域における長さの理解が不十分な生徒に対し,生徒の実態を考慮した支援ツールとしての自作のものさしを用い,身の回りにあるものの長さを測る指導が,長さの正確な測定方法や単位についての理解につながることを検証した。測定方法の手順を示し,おおよその長さに注目した後に,1cm単位を読み取るという段階的な指導を繰り返したことが,身の回りにあるものの長さを正確に読み取り,単位を付けて表すことに有効であったと考えられる。 |
| コメント | |
| 対象 | 中学校 |
| 研究報告 |
| カテゴリ | 特別支援教育 |
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| 研究者分類 | 長期研究受講者 |
| 所属名 | むつ市立大湊中学校 |
| 職名 | 教諭 |
| 著者 | 今 良太 |
| 検索キーワード | 知的障害 量と測定 ものさし |
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| 資料等 |
| 研究年度 | 平成25年度 |
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| タイトル | 知的障害のある生徒への買い物学習をとおした支払いスキル向上のための指導 |
| 概要 | 本研究は,知的障害のある生徒に対して,生活で活用できる支払いスキルの向上を目標とし,教室での模擬体験と実際に買い物に行く直接体験を繰り返し指導することをとおして,その効果を検証した。支払い方法を段階的に設定し,硬貨の組み合わせや金額を視覚的に確認できる教材を活用しながら指導することによって,値段と同じお金や値段に最も近いお金を支払うことができるようになり,授業や生活場面で支払いスキルの向上が見られた。 |
| コメント | |
| 対象 | 中学校 |
| 研究報告 |
| カテゴリ | 特別支援教育 |
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| 研究者分類 | 長期研究受講者 |
| 所属名 | 蓬田村立蓬田中学校 |
| 職名 | 教諭 |
| 著者 | 小坂 万理子 |
| 検索キーワード | 知的障害 買い物学習 支払いスキル 生活単元学習 |
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| 資料等 |
| 研究年度 | 平成26年度 |
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| タイトル | 朝の会場面において授業への参加に困難を示す児童が主体的に授業に参加するための手立ての検討 |
| 概要 |
本研究は,朝の会場面において授業への参加に困難を示す児童に対し,物理的環境と参 加機会の見直しが,主体的な参加に与える効果について検証することを目的とした。その結果,物理的環境の改善は授業への参加に効果を示す一方,逸脱行動には効果が認められなかった。参加機会の拡充は,逸脱行動の減少に効果を示した。参加の困難を児童によるものとせず,教師の工夫により改善できることが明らかになった。 |
| コメント | |
| 対象 | 特別支援学校 |
| 研究報告 |
| カテゴリ | 特別支援教育 |
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| 研究者分類 | 長期研究受講者 |
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| 所属名 | 青森県立むつ養護学校 |
| 職名 | 教諭 |
| 著者 | 佐藤 幸憲 |
| 検索キーワード | 主体的参加 朝の会 物理的環境 参加機会の拡充 知的障害 |
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| 資料等 |
| 研究年度 | 平成26年度 |
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| タイトル | 定時制高等学校における生徒が「わかる」「できた」を実感できるためのユニバーサルデザインの視点に立った授業づくり |
| 概要 | 不登校経験や発達障害などのある生徒が入学し,多様化する定時制高等学校において,「わかる」授業づくりをするため,ユニバーサルデザインの視点に立った手立てを導入し,効果を検証した。導入した手立ては,「授業時間の構造化」「板書の改善」「明確な指示」「難易度の異なるプリントの活用」であった。多くの生徒で考査の得点に上昇または維持が認められたことから,ユニバーサルデザインの視点による授業改善は,有効であることが示唆された。 |
| コメント | |
| 対象 | 高校 |
| 研究報告 |
| カテゴリ | 特別支援教育 |
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| 研究者分類 | 長期研究受講者 |
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| 所属名 | 青森県立北斗高等学校 |
| 職名 | 教諭 |
| 著者 | 外川 知絵 |
| 検索キーワード | 定時制高等学校 国語 「わかる」授業 ユニバーサルデザイン |
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| 資料等 |
| 研究年度 | 平成26年度 |
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| タイトル | 小学校の交流及び共同学習場面における相互依存型集団随伴性の適用が児童相互のやりとりの向上に及ぼす効果 |
| 概要 | 小学校の交流及び共同学習場面における児童相互のやりとりの向上を目指し,図画工作科の授業において相互依存型集団随伴性を適用した。グループ制作の指導期Ⅰ,個人制作の指導期Ⅱの二つの単元で指導を行った結果,児童相互のやりとりが増加し,特別支援学級在籍児童の困難さが軽減された。このことから,相互依存型集団随伴性の適用は,児童相互のやりとりの向上に効果があることが明らかになった。 |
| コメント | |
| 対象 | 小学校 |
| 研究報告 |
| カテゴリ | 特別支援教育 |
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| 研究者分類 | 研究員 |
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| 所属名 | 特別支援教育課 |
| 職名 | 研究員 |
| 著者 | 宮越 涼子 |
| 研究年度 | 平成27年度 |
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| タイトル |
中学校通級指導教室に通う生徒の計算に対する つまずきを改善するための指導プログラム作成と活用 |
| 概要 | 中学校通級指導教室に通う計算につまずきのある生徒のために,レディネステストとタブレットPCアプリケーション,自作の補充プリントで構成した指導プログラムを作成し,活用効果を検証した。8名の生徒に指導プログラムを実施した結果,全ての生徒に計算に対するつまずきの軽減が見られた。さらに4名の生徒は,計算に対する自己評価や自尊感情の向上が見られた。これらのことから,計算に対するつまずき改善に効果があることが示唆された。 |
| コメント | |
| 対象 | 中学校 |
| 研究報告 |
| カテゴリ | 特別支援教育 |
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| 研究者分類 | 研究員 |
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| 所属名 | 特別支援教育課 |
| 職名 | 研究員 |
| 著者 | 山口 孝広 |
| 検索キーワード | 中学校 通級指導教室 計算に対するつまずき 指導プログラム |
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| 資料等 |
チェックリスト プログラム1 プリント プログラム1 エクセル版 プログラム2 プリント プログラム2 エクセル版 プログラム3 プリント プログラム3 ワード版 プログラム4 プリント プログラム4 ワード版 レディネステスト 実施手順 |
| 研究年度 | 平成27年度 |
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| タイトル | 知的障害特別支援学校小学部児童による目標の設定と評価が学習の取組に及ぼす効果 |
| 概要 | 本研究では,目標の設定と評価が学習に及ぼす効果を検証した。知的障害特別支援学校小学部5,6年生12名を対象に,朝の運動においてなわとびを跳ぶ目標回数を設定し, 運動終了後に目標に対する評価を行った。その結果,11名で目標設定後に跳んだ回数が増加し,設定した目標に近い回数を跳んでいた。このことから,児童が自ら目標を設定し,評価することが学習量を増加させ学習の意欲を高める効果があることが示唆された。 |
| コメント | |
| 対象 | 特別支援学校 |
| 研究報告 |
| カテゴリ | 特別支援教育 |
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| 研究者分類 | 長期研究受講者 |
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| 所属名 | 県立弘前第一養護学校 |
| 職名 | 教諭 |
| 著者 | 大堀 亜希 |
| 検索キーワード | 目標設定 評価 なわとび 知的障害 |
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| 資料等 |
| 研究年度 | 平成27年度 |
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| タイトル | 全日制高等学校地理歴史科(日本史B)における授業のユニバーサルデザイン化が学習意欲や学習理解に及ぼす効果 |
| 概要 | 定時制・通信制高等学校において効果が実証されている授業のユニバーサルデザイン化を全日制高等学校の四年制大学進学希望者へ実施し,その効果を検証した。導入した手立ては,①目標の明示,②時間の構造化,③板書事項の規則化,④教室環境の整備,⑤協調学習であった。多くの生徒の学習成績が上昇し,学習意欲が向上したことから,授業のユニバーサルデザイン化は,全日制高等学校地理歴史科(日本史B)において有効であることが示唆された。 |
| コメント | |
| 対象 | 高校 |
| 研究報告 |
| カテゴリ | 特別支援教育 |
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| 研究者分類 | 長期研究受講者 |
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| 所属名 | 県立大湊高等学校 |
| 職名 | 教諭 |
| 著者 | 井上 八城 |
| 検索キーワード | 授業のユニバーサルデザイン化 全日制高等学校 地理歴史科 進学指導 |
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| 資料等 |
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