研究報告

研究データベース

研究年度 平成20年度
タイトル 3年間を見通した高校英語の指導ストラテジーについて -発達段階に適した英語指導の内容・方法の提言-
概要  本県の英語教員の英語指導に関するアンケート調査の回答結果を分析し,そこから見いだされる課題を明らかにする。また,英語教育に関する各種文献等からの情報を収集し,その情報およびこれまでの経験をもとに「3年間を見通した高校英語の指導 ストラテジーについて」考察し,提言を行う。
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対象 高校
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研究紀要

カテゴリ 英語
研究者分類 指導主事
所属名 高校教育課
職名 指導主事
著者 宍倉 慎次
検索キーワード 英語が使える日本人 コミュニケーション 言語活動 大学入試センター試験 大学個別学力検査問題 ストラテジー
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 創造性豊かな産業の担い手育成を目指す指導についての一考察 -新技術・新商品開発への取組について-
概要  近年,農業高校は特色ある教育を展開し,栽培技術の改善や新商品開発,加工製造法の考案等に取り組む学校が多くなっており,その学習活動には知的財産教育を関連付けて実施する必要がある。知的財産教育は単に権利と保護の知識や制度を学ぶだけにとどまらず,モラル・マインドを身に付けさせることや知的想像力を育成することまでをも含む,幅広い総合的な教育であり,将来の産業を支える創造性豊かな担い手育成のために,ぜひ導入していきたい学習活動である。
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対象 高校
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研究紀要

カテゴリ その他
研究者分類 指導主事
所属名 産業教育課
職名 指導主事
著者 中村 豊
検索キーワード 知的財産 知的創造活動 高等学校 農業教育 産業教育
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 教師のストレッサーと心身の健康に関する調査研究(2) ―OKグラムと教師のストレッサー及びバーンアウトとの関連について―
概要  青森県内の小・中・県立学校の教師560名を対象として,教師のストレッサーと心身の健康に関する調査を実施した。バーンアウト尺度の因子分析の結果,2因子が抽出された。バーンアウトと個人の属性との関連では,達成感の下位尺度に関連が見られた。OKグラムと教師のストレッサー及びバーンアウトの関連では,自己肯定,自己否定,他者肯定,他者否定の構えが影響し,特に自己に対する構えが心身の健康に影響を与えることが示唆された。
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対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
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研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 指導主事
所属名 教育相談課
職名 指導主事
著者 北城 高広
検索キーワード 教師 ストレッサー バーンアウト OKグラム 基本的構え
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 発達障害を含む子どもの行動理解を深めるための研修教材の工夫と活用に関する研究
概要  A市及びB郡小中学校教師約400名を対象としたアンケート調査から,教師が対応に苦慮する子どもの行動を分析し,「子どもの気になる行動への教師の対応チェックリスト」と「気になる行動の要因や対応例等の解説ソフト」を開発した。対応チェックリスト実施,解説ソフト視聴,再チェックという研修プログラムの実施が,教師の発達障害を含む子どもの行動理解を深めさせることへ有効であることが確認できた。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 柴田 卓也
検索キーワード 気になる行動 教師の対応 対応チェックリスト 行動の要因 発達障害
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 保護者からのクレームに関する研究 -小学校・中学校・県立学校におけるクレーム内容の比較を通して-
概要  学校現場に寄せられる保護者からのクレームについて,内容や対応策を調査検討した。クレーム内容尺度を因子分析した結果,9因子が抽出された。また,二要因分散分析をした結果,クレーム内容尺度では,中学校の男性教師で,経験年数11~20年の中堅教師が最もクレームの認知傾向が高く,クレーム対応尺度においても校種,性別,経験年数による差異が認められた。
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対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
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研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 船水 泰秀
検索キーワード クレーム内容 クレーム対応 因子分析 二要因分散分析
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル へき地複式学級における,児童の積極性・社会性を育成するための研究 ―自己肯定感を高めるプログラムの実践を通して―
概要  へき地複式学級において児童の積極性・社会性を育成するために,自己肯定感を高め,積極的に物事に取り組んだり人とかかわったりすることを目指したプログラムを開発し,その効果を検証した。その結果,「自己・他者肯定感テスト」「自尊感情5領域テスト」において有意差は見られず,自己肯定感の高まりは見られなかった。しかし,「学校生活意欲尺度」,下位尺度の「友達関係」においては有意差が認められ,友達との関係の深まり,意欲の向上が見られた。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 浅利 清良
検索キーワード 小学校へき地複式学級 自己肯定感 学校グループワーク・トレーニング
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 小学校理科における自然の事物・現象について実感を伴った理解を図るための指導の研究
概要  小学校理科において,実感を伴った理解を図るための手立てとして,学習内容と実際の自然や生活との関連付けをもたせた指導に焦点を当てて研究を進め,生きる力を育成するための指導改善を目指すものである。
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対象 小学校
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研究紀要

カテゴリ 理科
研究者分類 指導主事
所属名 義務教育課
職名 指導主事
著者 柴田 一宏
検索キーワード 小学校 理科 実感を伴った理解 自然や生活との関連付け 指導改善
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 図画工作・美術科「鑑賞」におけるギャラリートークとアートカードに関する研究
概要  図画工作・美術科「鑑賞」においてギャラリートークとアートカードを活用した場合,「鑑賞の楽しさが分かり,作品をもっと鑑賞したいという意欲を高めることができること」及び「作品をじっくり鑑賞したり,作品に対する他の児童生徒の意見にじっくり耳を傾けたりするようになったこと」等の効果が得られる。また,アートカードの補助教材である「五感カード」を利用することで,言語活動が高まる効果が期待できることを述べるものである。
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対象 小学校
中学校
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研究紀要

カテゴリ 図工・美術
研究者分類 指導主事
所属名 義務教育課
職名 指導主事
著者 杉本 光世
検索キーワード 図画工作 美術 鑑賞 美術館との連携 ギャラリートーク アートカード
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 中学校英語科における書く力を高める指導の在り方を探る -「書くこと」の指導段階のモデルの提案-
概要  本県の中学生の英語学習において,「書くこと」の力を伸ばすことは大きな課題である。教師も「書くこと」の指導の重要性は認識しているものの,系統立った「書くこと」の指導については不安を抱えている現状がある。本研究では,「書くこと」の指導の在り方を,特に「多様な表現力」と「フィードバック」の視点から考察した。
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対象 中学校
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研究紀要

カテゴリ 英語
研究者分類 指導主事
所属名 義務教育課
職名 指導主事
著者 高木 晋
検索キーワード 中学校 英語 書くこと 指導段階
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル コンピュータを活用した地形図学習の進め方
概要  中学校社会科および高等学校地理歴史科の学習において,基礎となる地形図(地図)学習を効率よく行うための手法を,コンピュータの活用を通して考察していく。コンピュータの操作が苦手,あるいは教材研究のための時間確保が難しいといった理由から,未だに授業内でICTを活用している教員は少ない現状にあることから,簡単かつ効果的な地図学習の方法を考察していく。
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対象 高校
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研究紀要

カテゴリ 地理歴史
研究者分類 指導主事
所属名 高校教育課
職名 指導主事
著者 川崎 淳平
検索キーワード 高校地理 地形図の立体的把握 ICTの活用
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 化学的な事象を理解し表現する力を向上させる効果的なデモンストレーションの導入について -興味・関心を引き付け,化学的事象を理解させる教師力の向上を目指して-
概要  高等学校における化学の授業では,授業時間の制約等で実験に費やす時間は限られている。そこで,PISA・TIMSSの結果および教員の実験に対するアンケート結果を踏まえながら,現状と課題を把握し,生徒の化学的事象に対する興味・関心を引き出す効果的なデモンストレーションを導入し,そのデモンストレーションに直結した内容を理解し表現できるような授業の中での演示実験の指導法について考察するものである。
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対象 高校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 理科
研究者分類 指導主事
所属名 高校教育課
職名 指導主事
著者 神 孝幸
検索キーワード 演示実験 簡易 効果的なデモンストレーション 安全性 興味・関心 表現力
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 発達障害のある児童生徒が在籍する学校に対する「学校コンサルテーション」の試み
概要  本研究は,学校コンサルテーションの支援モデルを提案するものである。高等学校に対して特別支援教育に関するアンケート調査を行った結果,発達障害のある生徒への支援体制の整備が必要であることや特別支援教育に関する知識が不足していること等が分かった。そこで,協働課題解決型と情報提供型の二つの支援モデルを想定し,学校コンサルテーションを実施した。実施前と実施後のアンケート調査で評価したところ,実施後の平均値が有意に高いことを認め,学校コンサルテーションの有用性が明らかになった。また,機関間連携の重要性も確認された。
コメント 特別支援教育課 課長 風晴富貴 指導主事 奈良理央,柿﨑朗,天海丈久,髙橋寿,成田繭子
対象 高校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 特別支援教育課
職名 指導主事
著者 奈良 理央
検索キーワード 発達障害 特別支援教育 学校コンサルテーション 機関間連携
資料等

資料集(アンケート,スライド,PAC分析)

研究年度 平成20年度
タイトル ネットワークを活用した学習環境の提供に関する研究
概要  教員がますます多忙になる昨今,授業に利用できる教材等の教育情報をネットワークを介して提供することの重要性は増すばかりである。地理的・時間的制約を越えて研修等に役立つ情報を提供することは,分かりやすい授業の展開を支援することにつながると考える。そこで,当センターのネットワーク環境のさらなる有効活用と,情報系研修のe-learningへの展開も視野に,既存システムの改良と新規ネットワーク型教材の開発を目指して研究を行った。
コメント 産業教育課 指導主事 隅田佳文,奈良潔,田中正也,須藤貴則
対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
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研究紀要

カテゴリ その他
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 産業教育課
職名 指導主事
著者 隅田 佳文
検索キーワード 情報教育 ネットワーク 教材開発 電子マニュアル e-learning
資料等
研究年度 平成20年度
タイトル 不登校児童生徒への適応指導プログラムに関する研究
概要  こころの教育相談センターに通う不登校児童生徒に対して,自然体験や社会体験など,自己肯定感と自己存在感を高め,集団への適応力を培う活動を通じた適応指導に関するモデルプログラムの開発を行った。開発に当たっては「各体験活動の関連を考えた段階的なプログラムの設定の仕方」「計画段階や実施段階における児童生徒の自己決定の場の設定の仕方」「継続的適応指導と体験的適応指導の有機的な連携」について配慮した。
コメント 教育相談課 指導主事 野々口浩幸,菊地暁浩,島浦靖
対象 小学校
中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 教育相談課
職名 指導主事
著者 野々口 浩幸
検索キーワード 不登校 適応指導 自然体験 社会体験
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 小学校高学年におけるいじめ認知に関する研究 -いじめ認知,アサーション及び攻撃性との関連について-
概要  小学校高学年の児童が,どのような行為をいじめと判断するのかを探るためアンケート調査を実施した。その結果,明らかに被害が及ぶものをいじめと認知している傾向が高く見られたが,学年が上がるにつれてその傾向は下がった。また,いじめ認知とアサーション,攻撃性との関連では,いじめを認知する傾向が高いとアサーション(相手を傷つけることなく,素直に自分の意見を表現すること)は高く,攻撃性は下がることがわかった。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 生徒指導
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 松倉 良子
検索キーワード 小学校高学年 いじめ認知 アサーション 攻撃性
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 通常の学級において特別な教育的支援を必要とする児童の研究 -学習スタイルに合わせた個別の指導計画作成とチーム支援を通して-
概要  通常の学級における学習上の困難を有する児童に対して,学校心理学の理論をベースにチーム支援の体制を整え学習支援に取り組んだ。その際,児童の学習スタイルをアセスメントし,認知処理理論(継次―同時情報処理モデル)を基盤とする指導法略を参考にして,個別の指導計画を作成し授業等を実施した。その結果,学習上の困難を有する児童の学習効果が高まり,学習への好感度並びに理解感度も同時に高まった。更に,学級の他の児童への相乗効果ももたらした。
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対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 扇谷 欣展
検索キーワード LD 学習スタイル チーム支援 視覚-聴覚 継次―同時情報処理モデル
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 「暴力」「いじめ」を予防する支援の在り方についての研究 -アンガーマネージメント・プログラムの実践を通して-
概要  中学校において,「暴力」「いじめ」に特化したアンガーマネージメント・プログラムの予防・啓発的プログラムを開発・実施することが有効と考え,その効果を検証した。その結果,怒りに対する非建設的な反応のうち外向型攻撃性の行動が抑制されることが確かめられた。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 中村 光博
検索キーワード 学級経営 中学校 アンガーマネージメント 怒りのコントロール
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 中学校におけるグループ間トラブルを予防するための研究 ―ピア・サポートを活用した開かれたグループの育成を目指して―
概要  中学校において,グループ間トラブルを予防するために,ピア・サポートの手法を用いて,開かれたグループを育成するためのプログラムを実施しその効果を検証した。その結果「友人関係尺度」と「ソーシャルスキル尺度」において有意差は見られず,プログラムの効果は明らかにできなかったが,自己理解や他者理解の深化及び社会的スキルの実践と,実践のための意欲の向上が見られた。また,友人関係の広がりを調べた結果,男子のグループの拡大が確認された。
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対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 舘田 敬士
検索キーワード 中学校 グループ間トラブルの予防 ピア・サポート 開かれたグループ
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 中学生の学校生活への適応感を高める研究 ―論理療法の考え方を活用したプログラム開発・実施を通して―
概要  中学生の学校生活への適応感を高めるために,学校教育上の課題に取り組む上で出会う問題状況への認知を変容させ,適切な判断力と実践意志(問題状況の解決に積極的に取り組もうとする気持)を育成することの有効性を検証した。論理療法の考え方を活用し,学業や人間関係,進路についての問題状況への認知を変容させ,適切な判断力と実践意志を育成することで,学校生活への不安感が軽減するとともに意欲が高まり,学校生活への適応感を高めることができた。
コメント
対象 中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 佃 恭大
検索キーワード 中学生 学校生活への適応感 論理療法の考え方 認知の変容 判断力・実践意志
資料等
研究年度 平成19年度
タイトル 教師ストレスの背景要因に関する研究 -校種,性別,年齢による違いを中心に-
概要  本研究は,教師ストレスの現状を明らかにし,ストレス軽減のための方向性を探るために,ストレスの背景要因とその対処法を調査検討した。ストレッサー尺度を因子分析した結果,7因子が抽出された。また,一要因の分散分析をした結果,教師ストレッサー,ストレス反応,ストレス・コーピングに,校種,性別,年齢の違いがみられた。更に,重回帰分析の結果,ストレッサーを認識し,その対処の仕方によって,ストレス反応が異なる性差が明らかになった。
コメント
対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 福沢 恵利子
検索キーワード 教師ストレッサー ストレス反応 ストレス・コーピング 因子分析 分散分析 重回帰分析
資料等