研究報告
研究データベース
研究年度 | 令和6年度 |
---|---|
タイトル |
小学校算数科におけるUDLガイドラインに基づいた授業実践の有効性に関する研究 -児童の学習意欲の変容に着目して- |
概要 | 本研究では,多様な教育的ニーズを有する児童が在籍する小学校の通常の学級(4学年)において,UDLガイドラインに基づいた算数科の授業実践を行うことが児童の学習意欲の向上に有効であるかを検証した。その結果,学級全体の自己効力測定尺度において,平均値の上昇に有意な差が見られ,学習意欲の変容が確認された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ |
算数 特別支援教育 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
|
|
所属名 | 特別支援教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 氣仙 泰介 |
検索キーワード | 小学校の通常の学級 UDLガイドライン 算数科 学習意欲 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和6年度 |
---|---|
タイトル |
小学校体育科表現運動領域「表現」において「伝える力」を高める指導法に関する研究 -集団思考場面の充実に向けたタブレット端末活用による授業実践を通して- |
概要 | 小学校体育科表現運動領域「表現」において,児童の「伝える力」を高めるために,タブレット端末を活用して集団思考場面の充実を図り,言語表現と身体表現の向上につなげる指導法を実践した。その結果,単元を通した学習過程に応じて,タブレット端末を効果的に活用する指導法により,集団思考場面が充実し,児童の言語表現と身体表現の向上が見られ,「伝える力」が高まることが明らかになった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ |
体育・保健体育 その他 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
|
|
所属名 | 産業教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 茶谷 眞由子 |
検索キーワード | 伝える力 小学校 体育科 表現 タブレット端末 集団思考場面 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和6年度 |
---|---|
タイトル |
保護者と学校の信頼関係構築に関する研究 -保護者の安心感を促進する取組を通して- |
概要 | 小学校1学年の児童とその保護者を対象とした「安心感を高める適応プログラム」の作成と実践,保護者対象の交流会を開催することにより,保護者の学校への信頼が高まるかを検証した。その結果,「スクールコミットメント尺度」の2因子において有意な上昇が見られ,本プログラムの有効性が示唆された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 学級経営 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
|
|
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 板垣 彩 |
検索キーワード | 小学校 安心 グループ・アプローチ 保護者 信頼 情報提供 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和6年度 |
---|---|
タイトル |
小学校第6学年理科において,科学的に考察する力を高める指導法の研究 -結果について多面的に考える活動を通して- |
概要 | 小学校第6学年理科の学習において,科学的に考察する力を高めるために,実験の結果を分析して解釈する活動の際に,「多面チャート」の活用を通して,結果について多面的に考える活動を実践した。検証の結果,科学的に考える意識や問題解決の過程を楽しむ意識が向上したこと,科学的な内容を記述できる児童が増加したことが認められた。このことから,本実践が科学的に考察する力を高めることに有効であると明らかになった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 理科 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
|
|
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 秋山 英子 |
検索キーワード | 小学校 理科 科学的に考察する力 多面的に考える より妥当な考え |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和5年度 |
---|---|
タイトル |
小学校算数科「データの活用」領域において数学的に表現し伝え合う力を高める指導法の研究 -日常の事象に生かす活動につなげる授業実践を通して- |
概要 | 小学校第4学年算数科「データの活用」領域の学習において,数学的に表現し伝え合う力を高めるために,数学的活動を三つの要素に分け,学習活動の中に取り入れた。折れ線グラフを読み取る視点を身に付け,付箋を使って互いに考えを伝え合う活動や,新たな気付きについて発展的に考える振り返りを行い,学習で身に付けた力を日常の事象に生かす活動につなげた結果,数学的に表現し伝え合う力が高まることが明らかになった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 算数 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
|
|
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 渡邊 美咲 |
検索キーワード | 小学校 算数科 データの活用 数学的に表現し伝え合う力 日常の事象 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和5年度 |
---|---|
タイトル |
ストレスや困難に負けないしなやかな心の強さを育成するための指導の研究 -児童のレジリエンスを高める教育プログラムの作成・実践を通して- |
概要 |
小学生を対象とした,レジリエンスを高める教育プログラムを作成し,実践することを通して児童にストレスや困難に負けないしなやかな心の強さが育成されることを検証した。 その結果,二つのレジリエンス尺度において,自己理解以外のすべての因子とソーシャルサポート尺度で使用した1因子で学年の平均値が上昇し有意差が認められた。以上のことから,研究協力校の5年生においてプログラムの有効性が明らかになった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
|
|
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 工藤 美玲 |
検索キーワード | 小学生 レジリエンス ソーシャルサポート ストレス対処法 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和5年度 |
---|---|
タイトル |
児童が安心して思いや考えを表現できる学級を目指した指導の研究 -学級の心理的安全性を高める教育プログラムの作成と実践を通して- |
概要 | 本研究の目的は,小学校5年生を対象とした「学級の心理的安全性を高める教育プログラム」を作成し,実践することにより,児童が安心して思いや考えを表現できる学級の形成につながるかを明らかにすることであった。その結果,「認知・行動・情動的側面に着目した社会的スキル尺度」の2因子,「小学生用学級適応感尺度」の2因子,「学業指導尺度」の1因子において有意な上昇が見られ,本プログラムの有効性が示唆された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 学級経営 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
|
|
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 長尾 恵利 |
検索キーワード | 小学校 心理的安全性 グループ・アプローチ 教科での活用 プログラム |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和4年度 |
---|---|
タイトル |
小学校社会科「国や地方公共団体の政治」の単元において,多角的に考え, 選択・判断する力を養う指導法の研究 -二つの共感の側面を生かして様々な立場で感じ考える活動を通して- |
概要 | 社会的事象に関わる様々な立場の人物になりきり,認知的共感・情動的共感という二つの共感の側面を生かし,感じ考える活動を繰り返し行った。その結果,多角的に考え,選択・判断する力の向上が明らかとなった。さらに,標準学力検査教研式NRTテスト(以下,「NRT」という。)に検証結果を当てはめてみると,全ての学力段階において,多角的に考え,選択・判断する力の向上が見られた。このことから,どの学力層にも有効な指導法であることが明らかとなった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 社会 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
|
|
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 三浦 健太朗 |
検索キーワード | 小学校社会科 多角的に考える力 選択・判断する力 認知的共感 情動的共感 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和4年度 |
---|---|
タイトル |
自立活動の時間における指導を核とした 「知的障害のある児童の感情理解を促す指導」に関する研究 -対人関係面に課題のある特別支援学級在籍A児への授業実践を通して- |
概要 | 小学校の知的障害特別支援学級在籍の児童に対して,自立活動の時間における個別の指導で,自己や他者の感情理解を促す学習や自身の感情を相手に説明する学習を繰り返し行ったところ,小集団活動において他者に自身の感情を適切な方法で表現する行動が増えた。また,授業実践前後の休み時間の発言をインターバル法で分析した結果,「叙述」「自己調整」の機能が増加したことから,授業以外の場面でも自身の感情を言語化できるようになってきたことが示唆された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ |
特別支援教育 自立活動 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
|
|
所属名 | 特別支援教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 佐々木 明子 |
検索キーワード | 小学校 知的障害特別支援学級 自立活動 感情理解 小集団活動 コミュニケーション機能 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和4年度 |
---|---|
タイトル |
小学校中学年における1人1台の情報端末の利活用に対応した情報モラル教育の実効性を高める研究 -児童が自分のこととして取り組めるプログラムの実践を通して- |
概要 | 小学校中学年の児童に対して,情報モラルを自分のこととして取り組める,1人1台端末を利用したショートプログラム,ロングプログラムを作成し,実践した。その結果,体験・疑似体験を取り入れ,自己決定の場を設けることにより,児童の相手意識が高まり,情報の取扱いに対する考え方や判断力を身に付けることに有効であることが明らかになった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 情報教育 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
|
|
所属名 | 産業教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 工藤 敦 |
検索キーワード | 情報モラル 小学校中学年 特別活動 1人1台端末 プログラム |
---|---|
資料等 |
All Rights Reserved,Copyright
Aomori Prefectural School
Education Center.
このページに関する
問い合わせ先:
研究委員会
TEL 017-764-1990