研究報告
研究データベース
研究年度 | 令和元年度 |
---|---|
タイトル |
中学校国語科の文学的な文章の学習において,自立した読みができる生徒を育成する指導法の研究 ー型を用いた「問いづくり」と既習を生かした「問いの追究」を通してー |
概要 | 中学校国語科の「読むこと」領域の学習において,文章を読み深めて自分の考えをもつ力を育成するために,質問・疑問マトリクスによる生徒の問いづくりの支援と,問いづくりを起点に既習を生かして個別の問いを個別に追究する学習活動を計画し,実施した。その結果,質問・疑問マトリクスが問いの量産及び問いの質の確保に有効であることが示唆された。また,学習活動を通して,生徒一人一人が,自力で文章を読み深め,根拠をもって自分の考えを表現できることが確認された。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 古澤 順子 |
検索キーワード | 中学校国語科 考えの形成 質問・疑問マトリクス 個別の問い 個別の読解 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和3年度 |
---|---|
タイトル |
小学校国語科において,意見文を書く力を育成する指導法の研究 -説明的な文章の単元で語彙と文章構成の指導を関連させた学習を通して- |
概要 | 小学校国語科において,意見文を書く力を育成するために,「読むこと」の領域の学習で,帯活動として語彙と文章構成,例文づくりを含めた指導を行った。その結果,意見文を書く力を育成することに有効であることが明らかになった。また,学習活動を通して,児童は語彙と文章構成の重要性を実感し,論理的な意見文を書く際に,本研究の手立てが有効であると示唆された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 澤田 秀史 |
検索キーワード | 意見文 語彙指導 接続語 文末表現 文章構成 頭括型・尾括型・双括型 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 令和5年度 |
---|---|
タイトル |
中学校国語科「文学的な文章」の指導において,考えの形成を図る指導法の研究 -比較の視点を生かした対話的な学習による授業実践を通して- |
概要 | 中学校国語科「文学的な文章」の指導において,考えの形成を図るために,生徒が自他の解釈を比較しながら対話する活動を行った。その活動では,精査・解釈の過程における対話的な学習の際,自他の解釈を類似・対照・発見の関係に分類できるよう,マトリクスシートを使用した。その結果,本研究の対話的な学習により,考えの形成が図られることが明らかとなった。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 沖田 勇樹 |
検索キーワード | 中学校 国語 「文学的な文章」の指導 考えの形成 比較 対話的な学習 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
---|---|
タイトル | 説明的文章における読むことの能力を高める学習指導の研究 -読み取った情報を生かす指導を通して- |
概要 | 本研究は,説明的文章の指導過程に読み取った情報を生かす指導場面を取り入れることで,読むことの能力を高めることを目指したものである。説明的文章における読むことの能力の仕組みを明らかにし,読み取った情報を生かすための指導の工夫として,意見文を作成する学習活動を取り入れた。このことにより,読むことの能力が高まった。また,この指導の工夫が,主体的に読む態度の育成にも結び付いた。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 乳井 秀樹 |
検索キーワード | 中学校 国語 読むこと 書くこと 説明的文章 論理的思考 実感的認識 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
---|---|
タイトル | 説明的文章における読解力を高める指導法の研究 -文章の内容について分かりやすくプレゼンテーションをする言語活動を通して- |
概要 | 本研究は,中学校国語科の説明的文章の学習において,基礎的・基本的な知識・技能を活用し,文章の内容についてプレゼンテーションをするという言語活動を行うことで,読解力を高めることを目指したものである。文章の構成や展開を踏まえてプレゼンテーションのフリップの数を吟味することで,文章の構成や展開をとらえる力が高まった。また,意味段落の働きと要点を考えながらフリップの内容を吟味することで,要点をとらえ要旨をまとめる力も高まった。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 階上町立道仏中学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 元澤 朋子 |
検索キーワード | 中学校 国語 読むこと 説明的文章 プレゼンテーション 活用 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
---|---|
タイトル | 説明的文章の学習において,「読む力」を「書く力」として活用できる子どもを育成する指導法の研究 -読みの手だての振り返りと取材・構成シートの活用を通して- |
概要 | 本研究は,説明的文章の学習において,「読む力」を「書く力」として活用できる子どもを育成することを目的としたものである。読みの手だての有用性を実感させる言語活動を設定し,それを振り返らせる活動を指導過程に設定することと,ワークシートを工夫することにより,表現の細部に注意して読む力や全体の構成を把握する力を向上させるとともに,「読むこと」の学習で身に付けた力を,論理的な文章を書く力として活用させることができた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 平内町立山口小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 野沢 寿恵 |
検索キーワード | 小学校 国語 説明文 活用力 振り返り ワークシート |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
---|---|
タイトル | 俳句の学習において語彙力を高める指導法の研究 -意味マップを取り入れたワークシートの活用を通して- |
概要 | 本研究は,俳句の学習において,意味マップを取り入れたワークシートを活用することによって,語句の「辞書的な意味」を理解する力と「文脈上の意味」をとらえる力を向上させ,生徒の語彙力を高めるというものである。そのため,語彙力とはどのような力かを明らかにするとともに,俳句の鑑賞・創作場面において学習活動を工夫し,意味マップを取り入れたワークシートを活用した。このことにより,生徒の語彙力が高まった。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 對馬 宏和 |
検索キーワード | 中学校 国語 語彙力 俳句 意味マップ |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
---|---|
タイトル | 書字に困難がみられる脳性まひを有する生徒への漢字指導に関する研究 |
概要 | 肢体不自由特別支援学校に在籍する漢字書字に困難がみられる脳性まひを有する生徒に対して諸検査による認知特性の把握及び漢字書字の誤りのパターン分析から書字困難の要因を考察し,実態に即した適切な教材選定と工夫した指導を展開したところ,書字エラーが減少した。 |
コメント | |
対象 | 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 青森県立八戸第一養護学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 加賀谷 紀 |
検索キーワード | 漢字指導 書字エラー 視覚認知 脳性まひ |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
---|---|
タイトル | 文学的な文章を解釈する力を習得させる指導法の研究 -描写に込められた作者の意図や場面の役割を考える活動を通して- |
概要 | 本研究は,中学校国語科の文学的な文章の学習において,描写に込められた作者の意図や場面の役割を考えさせる活動を通して,文章を解釈する力を習得させることを目指したものである。描写に込められた作者の意図や場面の役割を考えさせる指導において,作者の演出という視点を与えることで,広い視点から多様な解釈をする生徒が増えた。また,自分の考えを交流する活動を通して,文章の解釈の深まりも見られた。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 八戸市立下長中学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 北川 善洋 |
検索キーワード | 中学校 国語 読むこと 文学的な文章 演出 交流 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
---|---|
タイトル | 文学的な文章の学習において自分の考えを明確に表現できる生徒の育成 -着眼点や理由を明らかにして書かせる指導の工夫を通して- |
概要 | 本研究は,中学校国語科の文学的な文章の学習において着眼点や理由を明らかにして書かせる指導を行うことで,自分の考えを明確に表現できる生徒の育成を目指したものである。文章に書かれている「内容」と「表現」のそれぞれに自分の考えをもたせる単元を設定するとともに,発問やワークシートを工夫することにより,着眼点や理由を明確にして自分の考えを表現できる生徒が増えた。また,自分の考えを交流する活動を通して,考えの深まりも見られた。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 大間町立大間中学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 木村 浩明 |
検索キーワード | 中学校 国語 読むこと 文学的な文章 自分の考え 着眼点 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
---|---|
タイトル | 経験の中から伝えたい思いを見つけて随筆を書くことのできる児童を育成する指導法の研究 -ウェブ図を基にした主題文の作成と交流を通して- |
概要 | 本研究は,小学校国語科の書くことの学習において,経験の中から伝えたい思いを見つけて随筆を書くことのできる児童の育成を目指したものである。ウェブ図と書こうとする文章の主題文を作成し,グループで交流することによって,随筆を書くことに対する関心・意欲を高めるとともに,経験の中から伝えたい思いを見つけ,思いを深めたり考えを整理したりして,随筆を書くことができた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 弘前市立時敏小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 前田 清幸 |
検索キーワード | 小学校 国語 書くこと 随筆 ウェブ図 主題文 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
---|---|
タイトル |
実生活で生きて働く言語能力を育成するための指導法の研究 -国語科を中核とし各教科等と関連させた話合い指導の考察- |
概要 | 国語科で学習する話合いの知識・技能を各教科等の学習や活動で活用し,実生活で生きて働く語能力として定着させるために,まず,中学生に求められる話し合う能力を先行研究や学習指導要領を基に分析・整理した。そして,その能力を定着させるためのメタ言語活動の指導の充実を図るため,各教科等における指導に役立てる「話合い活動の手引き」を作成するとともに,言語能力の「補充・深化・統合」の考え方に基づく振り返り学習の在り方を考察した。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 指導主事 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 相馬 治 |
検索キーワード | 中学校 国語 話すこと・聞くこと 言語活動 話合い メタ言語活動 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
---|---|
タイトル |
小学校国語科において,伝統的な言語文化に親しみ,継承・発展させる態度を育成するための指導法に関する研究 -各領域に応じた指導のための教材開発と言語活動の設定を通して- |
概要 | 小学校学習指導要領の改訂によって,国語科では,小学校段階から伝統的な言語文化を取り上げて親しむよう,「伝統的な言語文化に関する事項」が新設された。本研究では,我が国の伝統的な言語文化に親しみ,継承・発展させていくための言語活動の設定や,校種間の接続の在り方を検討することを通して,児童が興味をもって取り組み,創造の世界へとつながっていく「伝統的な言語文化に関する事項」の指導の在り方を探っていきたい。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 指導主事 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 長崎 雅仁 |
検索キーワード | 小学校 国語科 伝統的な言語文化 古典教材 昔話教材 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成23年度 |
---|---|
タイトル | 中学校国語科において古典に親しむ態度を育成するための指導法の研究 -『平家物語』の学習における課題解決学習の単元構築- |
概要 | 本研究では,中学校国語科の古典の指導において,課題解決学習の単元を構築するとともに学習過程に意図的に言語活動を取り入れることで,古典に親しむ態度を育成しようとした。「武士の生き方について考えよう」というテーマを設定して『平家物語』を読ませ,場面の比較読みを通して生徒自身に学習課題を設定させた。そして,書く活動と話し合う活動を通して学習課題に対する自分の考えをまとめさせた。この指導の工夫は古典に親しむ態度の育成に有効であった。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 舘山 知昭 |
検索キーワード | 中学校 国語 古典に親しむ態度 課題解決学習 言語活動 平家物語 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成24年度 |
---|---|
タイトル | 中学校国語科の学習において,鑑賞したことを的確に書く能力を育成するための指導法の研究 -他教科の言語活動を振り返る学習活動を通して- |
概要 | 本研究は,中学校国語科の「書くこと」の領域の学習において,芸術などの作品について鑑賞したことを,的確に文章で表現する能力を育成するための指導法について考察したものである。他教科(音楽科)の学習で書いた鑑賞文を国語科の授業で振り返らせることにより,鑑賞したことを観点や根拠を明確にして書く能力を育成することができるとともに,他教科において鑑賞文を書く言語活動を行う際にも活用できるようになることが分かった。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 平川市立平賀西中学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 木村 恵子 |
検索キーワード | 中学校 国語 書くこと 言語活動 鑑賞文 振り返り |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成24年度 |
---|---|
タイトル | 中学校国語科において,グループでの話合い活動を充実させるための指導法の研究 -合意形成を目指した「指導プログラム」の作成を通して- |
概要 | 本研究は,中学校国語科の「話すこと・聞くこと」領域の学習において,グループでの話合い活動を充実させるための指導法について考察したものである。合意形成を目指した話合い活動の指導において,話合い活動の課題を解決する具体的な手だてを組み込んだ「指導プログラム」を作成し実践するとともに,「グループでの話合い活動の手引」を作成し活用することにより,積極的に意見を出したり,より高められた意見にまとめたりすることができるようになった。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 東北町立上北中学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 佐々木 敦彦 |
検索キーワード | 中学校 国語 話すこと・聞くこと 話合い活動 合意形成 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成24年度 |
---|---|
タイトル | 高等学校における言語活動の充実を図る指導法に関する研究 |
概要 | 本研究では,文献研究と県内の県立高等学校教員に対するアンケート調査から,言語活動を活かした授業がどのように行われているかを分析し,また,研究協力校において実施した検証授業の結果から各教科における効果的な取組は何かを検討する。さらに,それらの結果を基に効果的と思われる指導法を考察し,提案したものである。 |
コメント | 高校教育課 指導主事 千葉努(執筆責任者),安田聡子,川崎淳平,作田宏之 |
対象 | 高校 |
研究報告 |
カテゴリ |
国語 理科 英語 地理歴史 |
---|---|
研究者分類 | 指導主事(課研究) |
所属名 | 高校教育課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 千葉 努 |
検索キーワード | 高等学校 言語活動 国語 地理歴史 理科 外国語 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成25年度 |
---|---|
タイトル | 伝え合う力を育成する小学校国語科「話すこと・聞くこと」領域の指導法研究 -少人数グループでの司会経験を話合いに生かす学習を通して- |
概要 | 「伝え合う力」を高めることは学習指導要領の改訂を経ても変わらない国語科の目標である。児童には各教科・領域等,学習の場面だけではなく,実生活で生きてはたらく伝え合う力を身に付けさせたい。しかし,国語科における「話すこと・聞くこと」領域の学習の中で,実生活で生きてはたらく伝え合う力を育成するための指導が十分にされてきたとは言い難い。本研究では,単元「学級討論会」の実践を基に,伝え合う力を身に付けるためには,少人数グループでの討論で,学級の全員が司会を務める経験をすることが有効であることを検証・考察した。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 安保 泰仁 |
検索キーワード | 小学校 国語 話すこと・聞くこと 伝え合う力 少人数 司会 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成25年度 |
---|---|
タイトル | 中学校国語科において,立場や考えの違いを踏まえて話す能力を育成するための指導法の研究 -プレゼンテーション資料の作成における判断規準にのっとった工夫と交流- |
概要 | 本研究では,中学校国語科の「話すこと・聞くこと」領域の学習において,プレゼンテーションの資料を作成する学習活動を通して,立場や考えの違いを踏まえて話す能力を育成しようとした。「あもじここ」という判断規準を設定し,その内容と意義を理解させ,「あもじここ」にのっとって資料を個人で工夫した上で,グループで交流をしながら資料を作成させた。この指導の工夫は,立場や考えの違いを踏まえて話す能力の育成に有効であった。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 平舘 祐一 |
検索キーワード | 中学校 国語 話す能力 プレゼンテーション 判断規準 工夫・交流 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成25年度 |
---|---|
タイトル | 他者との関わりに課題のある生徒の国語科における読むこと,書くことの学習をとおしたコミュニケーション能力向上のための指導 |
概要 | 本研究は,他者との関わりに課題のある生徒に対して,国語科の読むこと,書くことの学習をとおしたコミュニケーション能力の向上を図ることを目的とした。学習における手だてとして,ワークシートに自分の考えとその理由を記入できるようにし,少人数での話合いを取り入れた。その結果,自分の考えを積極的に話し,自分の考えを深めようとする様子が見られたことから,これらの手だてはコミュニケーション能力の向上に効果的であることが示唆された。 |
コメント | |
対象 | 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 青森県立青森若葉養護学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 村田 友和 |
検索キーワード | コミュニケーション 病弱・身体虚弱特別支援学校 中学部 国語 発達障害 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成25年度 |
---|---|
タイトル |
小学校国語科において,習得したことを生かして書くことのできる児童を育てる指導法の研究 -物語の基本的な構成と表現の工夫を確認した上で物語を書く活動を通して- |
概要 | 本研究は,習得したことを生かして書くことのできる児童を育てる指導の在り方を,物語を書くという活動を通して探ったものである。本研究では,物語を書く活動の前に,物語の基本的な構成と表現の工夫を確認するという読む活動を取り入れた。そして,そこでまとめたものと往還させながら物語を書かせた。その結果,児童は物語には基本的な構成があること,表現の工夫があることを意識することができ,自身の作る物語にも生かして書くことができた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 藤崎町立藤崎小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 彌延 浩史 |
検索キーワード | 小学校 国語 物語 書くこと 習得 創作 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成26年度 |
---|---|
タイトル |
説明的文章の「読むこと」の学習において, 根拠をもって文章評価できる生徒の育成 -構成や展開,表現の 特徴を分析するためのリストの活用と交流活動を通して- |
概要 | 本研究は,中学校国語科の説明的文章の「読むこと」の学習において,根拠をもって文章を評価できる生徒を育成することを目指したものである。書き手の書きぶりに着目するためのツールである「書きぶり分析リスト」を活用して文章を分析し,交流活動によって分析内容を深め,修正することで根拠をもって文章を評価することができるようになった。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 平川市立平賀東中学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 一戸 峻 |
検索キーワード | 中学校 国語 説明的文章 クリティカル・リーディング 単元を貫く言語活動 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成26年度 |
---|---|
タイトル |
文学的な文章を読む学習において,叙述に即して登場人物の心情や相互関係を捉える力を育てる指導の工夫 -視覚的に表現し,交流する活動を通して- |
概要 | 本研究は,小学校国語科の文学的な文章を読む学習において,叙述に即して登場人物の心情や相互関係を捉える力を高めるための指導の在り方を探ったものである。場面ごとに登場人物の心情を読み取る際,登場人物の心情の変化とその要因,人物同士の相互関係を図式化する活動を取り入れた。その結果,叙述に即して読もうとする意識が高まると同時に,自分の考えを表現することが容易になり,登場人物の心情の変化を話し合う活動において考えを深めることができた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | つがる市立富萢小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 神 大輔 |
検索キーワード | 小学校 国語 文学的な文章 叙述に即して 心情図式化 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成27年度 |
---|---|
タイトル |
文学的な文章の解釈に関する能力を高めるための指導法の研究 -思考ツールとしての「ストーリーマップ」による指導を通して- |
概要 | 本研究は,中学校国語科の「読むこと」における文学的文章の解釈に関する能力を高めることを目指したものである。山本茂喜が開発した思考ツールである「ストーリーマップ」をアレンジして活用することで,話の展開に注意して読み,登場人物の心情を読み取ることができるようになった。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 田子町立田子中学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 滝田 敏広 |
検索キーワード | 中学校 国語 文学的な文章の解釈 ストーリーマップ キャラクターマップ |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成27年度 |
---|---|
タイトル |
国語科の読むことの学習において, 文章の要点を捉えてまとめる力を育成する指導法の工夫 -「言葉の系統表」を活用した言語活動を通して- |
概要 | 本研究は,読むことの学習において,文章の要点を捉えてまとめる力を育成する指導の在り方について探ったものである。国語科における各領域間の関連する指導事項を意図的・継続的に指導しながら,読み取った内容及び「自分の考え」を書く際,「言葉の系統表」を活用させた。その結果,児童は要点を捉えて文章を短くし,適切な言葉を使って自分の考えを表現することができるようになった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 東通村立東通小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 竹林千亜紀 |
検索キーワード | 小学校 国語 読むこと 要点 まとめる 言語活動 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成27年度 |
---|---|
タイトル |
文学的な文章の読みを深める交流活動の工夫 -「ダイアログ」を用いた交流活動を通して- |
概要 | 本研究は,小学校国語科の文学的な文章を読む学習において,読みを深めることにつながる交流活動の在り方を探ったものである。一単位時間の学習の中にダイアログを取りれ,自分の意見に固執せず,相手の考えを受容的に聴いて理解することや相手の考えの背景(根拠)を探求していくことを重視する交流活動を行った。その結果,相手の考えを受けて自分の考えを深めようとする交流へと高まり,作品の全体像の把握もより正確になり読みを深めていくことができた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 弘前市立和徳小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 建部 拓 |
検索キーワード | 小学校 国語 交流 ダイアログ 文学的な文章 読みを深める |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成28年度 |
---|---|
タイトル |
説明的な文章の「読むこと」の学習において,論の組立てを捉え,自分の考えを形成することのできる生徒の育成 -文章のポスター化をとおして- |
概要 | 中学校国語科の「読むこと」の学習において,全国学力・学習状況調査等の結果から,表現の仕方や特徴に注意して読むための授業改善が求められている。本研究では,ポスター化という手立てを用い,読み取った内容を図式化する学習活動を行った。ポスター化では,生徒は「どのように書かれているか」という表現の仕方や特徴に注目しながら文章を読んだ。その結果,伝え方の工夫に気付く力と,その効果について自分の考えを形成する力が高まることが示唆された。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 菊池真樹子 |
検索キーワード | 中学校 国語 説明的な文章 伝え方の工夫 ポスター化 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成29年度 |
---|---|
タイトル |
文学的な文章を読む学習において,叙述を基に,人物の理解を広げることができる児童の育成 -「人物キャッチコピー」を基に交流する活動を通して- |
概要 | 本実践は,文学的な文章を読む学習において,叙述を基に,人物の理解を広げることができる児童の育成を目指したものである。児童が,登場人物の心情・性格・様子などを表現した「人物キャッチコピー」を作り,それを基に交流する活動を行うことは,人物の理解を広げることの一助となることが示唆された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 野辺地町立若葉小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 熊澤 由美子 |
検索キーワード | 小学校 国語 文学的な文章 人物の理解 人物キャッチコピー 交流 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成29年度 |
---|---|
タイトル |
文学的文章の学習において,深く解釈し,新たな考えを形成する指導法の研究 -視点の転換と文章の書き換えを取り入れた授業を通して- |
概要 | 本研究は,第1学年で学習する「少年の日の思い出」の教材において,文学的文章をより深く解釈し新たな考えを形成することを目指して,視点の転換と文章の書き換えを学習過程の中に取り入れた実践である。その結果,生徒は細かな表現に着目し,人物像や心情,物語の世界観について,新たな考えをもつことができた。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | つがる市立森田中学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 鈴木 聡子 |
検索キーワード | 中学校 読むこと 文学的文章 少年の日の思い出 視点 書き換え |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成29年度 |
---|---|
タイトル |
中学校国語科「書くこと」領域において,自分の意見に正当性,妥当性をもたせて表現する力を育成する指導法の研究 -広告からの情報の取り出しと文章化における型に焦点を当てて- |
概要 |
本研究は,中学校国語科「書くこと」領域において,自分の意見に妥当性をもたせるため,広告の批評文を書く学習において必要な情報を取り出す際,付箋に情報を書き出し,文章化する活動が有効であることを,実践を通して明らかにするものである。 その結果,自分の意見に正当性,妥当性をもたせて表現する力が高まったことを示す変容が見られた。 |
コメント | |
対象 | 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 野辺地町立野辺地中学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 稲田 直也 |
検索キーワード | 中学校 書くこと 付箋 三角ロジック 正当性 妥当性 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成30年度 |
---|---|
タイトル |
文学的な文章において,登場人物の人物像を捉える力を高める指導法の研究 -全文シート及び理由を述べるための文型を用いた活動を通して- |
概要 | 本研究は,小学校国語科の文学的な文章の学習において,登場人物の人物像を捉える力を育成するものである。そのために,物語全体を一枚にまとめた全文シート及び理由を述べるための文型を用いた学習活動を行った。これにより,物語全体から複数の叙述を根拠にする力,理由を明確にする力が向上し,登場人物の人物像を捉える力が高まることが示唆された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 久保 真一郎 |
検索キーワード | 人物像 全文シート 理由を述べるための文型 根拠と理由 考えの形成 |
---|---|
資料等 |
研究年度 | 平成30年度 |
---|---|
タイトル |
「読み」につまずきのある児童に対する指導や支援の充実を図るための方策 ―多層指導モデル(MIM)のスムーズな導入と継続的な実施の有効な方法について― |
概要 |
通常の学級に在籍する「読み」につまずきを抱える児童に対して,多層指導モデル(MIM)を用いた指導の有効性が先行研究で示されている。しかしその一方で,実施における課題も多く挙げられている。 そこで,実施における課題を明らかにするため,“MIM”“多層指導モデル”をキーワードに文献調査を行い,実施上の課題について記載されている12件についてKJ法を用い,整理した。その結果,「アセスメント」「指導」「児童への心理的配慮」「サポート体制」の四つのカテゴリーに分類された。そして,この4点を未導入校で多層指導モデル(MIM)を実施する際の主な課題と想定し,対応策を検討した。その上で,研究協力校をモデルに年間実施プランを作成した。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ |
国語 特別支援教育 |
---|---|
研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 特別支援教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 木村 宗太郎 |
検索キーワード | 小学校 「読み」のつまずき 多層指導モデル(MIM) 年間実施プラン |
---|---|
資料等 |
MIM実施スケジュール(1学期).docx |
All Rights Reserved,Copyright
Aomori Prefectural School
Education Center.
このページに関する
問い合わせ先:
研究委員会
TEL 017-764-1990