研究報告
研究データベース
研究年度 | 平成22年度 |
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タイトル | 教師と保護者の信頼関係構築に関する研究 -小学校の実態調査をもとによりよい関係づくりを目指して- |
概要 | 保護者による教師への信頼と教師による保護者からの信頼認識,及び学校の取組について実態調査した。その結果,保護者と教師では信頼を決定する要因が異なること,教師への信頼を高めるために学校は,保護者や地域,他機関との連携,児童の実態や保護者・地域のニーズにあった教育目標の設定及び達成に向けての取組が重要であり,これらの取組と合わせて危機管理に関する取組をしていくことが必要であることが示唆された。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 今井 一仁 |
検索キーワード | 小学校 信頼 保護者 教師 実態調査 重回帰分析 |
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資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
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タイトル | 経験の中から伝えたい思いを見つけて随筆を書くことのできる児童を育成する指導法の研究 -ウェブ図を基にした主題文の作成と交流を通して- |
概要 | 本研究は,小学校国語科の書くことの学習において,経験の中から伝えたい思いを見つけて随筆を書くことのできる児童の育成を目指したものである。ウェブ図と書こうとする文章の主題文を作成し,グループで交流することによって,随筆を書くことに対する関心・意欲を高めるとともに,経験の中から伝えたい思いを見つけ,思いを深めたり考えを整理したりして,随筆を書くことができた。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 弘前市立時敏小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 前田 清幸 |
検索キーワード | 小学校 国語 書くこと 随筆 ウェブ図 主題文 |
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資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
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タイトル | 分数の学習において思考力・表現力を育成するためのノート指導の研究 -比較検討の場面でノートに児童がコメントをかく活動を通して- |
概要 | 児童の思考力・表現力を育成するためには,日常のノート指導を工夫することが有効であると考えた。そこで,ノートにかき表した自分の考えに友達がコメントをかく活動と,友達の考えをノート上で試し自分のコメントをかく活動を取り入れた結果,児童は,比較検討の場面で決まりや法則,新たな解決方法や課題を見付けることができるようになり,喜びを感じるようになった。さらに,自分の考えを自分の言葉,図,数直線や式などを使って表現できるようになった。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 算数 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 十和田市立東小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 山形 貴雄 |
検索キーワード | 小学校 算数 分数 思考力・表現力 ノート コメント |
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資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
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タイトル | 筋道を立てて考える力を育てるための指導法の研究 -加減の逆思考におけるテープ図の指導を通して- |
概要 | 数量関係の把握や演算決定が困難な逆思考の学習を通して,筋道を立てて考える力を育てたいと考え,その手だてとしてテープ図に着目した。テープ図のよさを実感できるような単元構成を工夫することで,テープ図を使って問題場面の数量関係を簡潔に表したり,根拠を明らかにして説明したりできるようになり,筋道を立てて考えることができるようになった。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 算数 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 中泊町立薄市小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 津田 美幸 |
検索キーワード | 小学校 算数 加減の逆思考 テープ図 筋道を立てて考える力 |
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資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
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タイトル | 面積の学習において,数学的な思考力・表現力を育てる指導法の研究 -学び合いを工夫した算数的活動を通して- |
概要 | 本研究は,面積の学習において,数学的な思考力・表現力を育てる指導法について,実践を通して明らかにしたものである。解決過程を表現したり,説明したり,話合いをしたりすることが苦手な児童に対して,ペアで協同追究する学び合いを工夫した算数的活動を取り入れた。その結果,面積の求め方を思考したり,分かりやすく表現し筋道を立てて説明したりできるようになり,数学的な思考力・表現力を育成することができた。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 算数 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 南部町立名久井小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 大島 朋幸 |
検索キーワード | 小学校 算数 数学的な思考力・表現力 ペアで協同追究する学び合い 算数的活動 |
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資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
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タイトル | 社会的事象を多面的・多角的にとらえる子どもの育成 -工業生産を支える貿易の学習において資料活用能力を高める指導の工夫を通して- |
概要 | 第5学年「工業生産を支える貿易」の学習において,社会的事象を多面的・多角的にとらえる子どもを育成するために,資料を読み取る手掛かりを与え,資料から分かる事実や事象間の関連等を関係図にまとめるさせることを手だてとして授業実践を行った。子どもは,資料から事実を正確に読み取る力を高めるとともに,様々な事象の結び付きを構造的にとらえるなど,資料活用能力を高め,社会的事象を多面的・多角的にとらえることができるようになった。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 社会 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 大間町立大間小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 菊池 隆一 |
検索キーワード | 小学校 社会 多面的・多角的 資料活用能力 貿易 |
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資料等 |
研究年度 | 平成22年度 |
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タイトル | 発達障害のある児童に対する,リライト文を用いた読解力を高めるための指導についての研究 |
概要 | 自閉症・情緒障害学級に在籍する広汎性発達障害の児童に対し,読解力を高めるための支援を行った。諸検査や学習の様子から児童の実態に合わせて市販の読解力テストの問題文をリライトし,その効果を検証した結果,リライトした読解力テストで高い正答率が得られた。また,国語の教科書教材をリライトし指導した結果,読み取りや心情理解の学習においてスムーズに取り組むことができた。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 特別支援教育 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 弘前市立朝陽小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 小田桐 優美子 |
検索キーワード | 広汎性発達障害 リライト 読解力 |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 社会的な見方や考え方をはぐくむ社会科学習の在り方 -地域教材の活用と問題解決的な学習過程の工夫を通して- |
概要 | 「地域の発展に尽くした先人」として,「ふじ育ての親」斉藤昌美を教材化し,具体的な地域の事象,施設,人材等を活用した学習を展開したことによって,多様な問いが引き出されるなど,単元を通して問題意識が持続した。また,問題解決的な学習過程に,集団思考によるお互いの考えを深める話合い活動を取り入れることによって,先人の業績に対する認識が深まり,その努力や思いに共感し,自分の考えを再構成するなど,多面的に考察することができるようになった。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 社会 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 工藤 直樹 |
検索キーワード | 小学校 社会 地域教材の活用 問題解決的な学習 ふじ準原木 斉藤昌美 |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 児童の情報活用能力を育成し,学習効果を高めるためのICT活用の研究 -教材提示の工夫を通して- |
概要 | 配色を工夫し,漢字の筆順を指導する教材とローマ字の読みを指導する教材を作成した。授業で使用し,有効性を検証したところ,ICT活用教材として学習効果を高めるために有効であることが確認できた。教材に使用した配色と学習効果の関係を明らかにすることが課題である。教師のICTを活用して指導する能力の向上を図るため,情報モラル指導計画リストを作成し,その有効性を確認する検証活動を行った。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 情報教育 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 産業教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 石岡 茂樹 |
検索キーワード | ICT活用 教材提示 配色の工夫 色覚への配慮 情報モラル |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 教師の心身の健康に関する調査研究 -教師用コーピングスキル尺度の検討と個人の属性との関連について- |
概要 | 青森県内の小・中・県立学校の教師425名を対象として,教師のコーピングスキルに関する調査を実施した。教師用コーピングスキル尺度の因子分析の結果,5因子が抽出された。抽出されたデータを再構成し,コーピングスキルと個人の属性(性別,校種,教職経験年数)との関連を教師用コーピングスキル尺度下位尺度ごとに検討した結果,教師用コーピングスキル尺度の「問題直視型コーピング」と「認知操作型コーピング」以外の下位尺度に関連がみられた。 |
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対象 |
小学校 中学校 高校 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 乗田 育人 |
検索キーワード | 教師 コーピングスキル バーンアウト 尺度 個人の属性 三要因分散分析 |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 小学校におけるキャリア教育に関する研究 ―児童の勤労観や職業観をはぐくむプログラムの開発・実施を通して― |
概要 | 小学校高学年において,勤労観や職業観の育成をねらいとしたプログラムを実施し,その効果を検証した。その結果,キャリア発達にかかわる能力(人間関係形成能力,将来設計能力,意思決定能力)の有意な向上が認められた。また,将来働く目的について検証した結果でも有意な変化が示され,勤労観や職業観の育成が認められた。これらの検証から,プログラムの効果が確認されたととともに,職業に関した体験活動の必要性が示唆された。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 学級経営 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 近藤 雄 |
検索キーワード | 小学生 勤労観 職業観 キャリア教育 職業的体験活動 人間関係形成能力 |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 規範意識の低さが起因となる学級崩壊の予防についての研究 -モラルスキルトレーニングを活用したプログラムの実践を通して- |
概要 | 小学校高学年において,規範意識の低さが起因となる学級崩壊を予防するために,モラルスキルトレーニングを活用したプログラムを実施し,その効果を検証した。その結果,「社会的責任目標尺度」「授業に関する規範意識尺度」「学級の健康度」「学級満足度尺度」それぞれにおいて有意差が認められた。今回のプログラムによって,規範意識を向上させることが,学級崩壊を未然に防ぐための一つの手立てとして有効であることが示唆された。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 学級経営 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 皆川 智希 |
検索キーワード | 小学校高学年 学級崩壊 規範意識 モラルスキルトレーニング |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 小学校におけるいじめ・不登校防止教育に関する研究 -ピア・サポートプログラムを活用して- |
概要 | 小学校において,学級・学年に応じたピア・サポートプログラムの実施で「支援スキル」が育ち,いじめ・不登校の未然防止に効果があるのではないかということを授業実践を通して検証した。その結果,「対人関係の能力」や「他者を思いやる心」といった「支援スキル」の向上が確認できたが,Q-Uの両尺度で有意差のある変化はなく,般化について確認できなかった。知識として得た「支援スキル」の般化を目指した,継続的なピア・サポート活動が今後も必要である。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ |
学級経営 その他 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 秋谷 啓児 |
検索キーワード | 小学校 ピア・サポートプログラム 支援スキル いじめ・不登校の未然防止 |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 保護者に安心感を与える教師の相談行動に関する研究 ―面談における教師の意識調査と保護者アンケートを通して― |
概要 | 個人面談における,保護者の不安状態と教師の態度の関連について検証するために,状態不安尺度と相談行動評定尺度を用いて保護者にアンケート調査を行い分析した。また,教師の面談に対する意識を調べるためにPAC分析を行った。その結果,教師の意識が保護者の感じる印象に影響を与える可能性があると考えられた。また,二要因分散分析の結果,教師の態度から「受容・共感」「助言・伝達」の印象を受けた時に保護者の不安が軽減されることが認められた。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 川浪 一治 |
検索キーワード | 個人面談 STAI状態不安尺度 相談行動評定尺度 PAC分析 二要因分散分析 |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 説明的文章の学習において,「読む力」を「書く力」として活用できる子どもを育成する指導法の研究 -読みの手だての振り返りと取材・構成シートの活用を通して- |
概要 | 本研究は,説明的文章の学習において,「読む力」を「書く力」として活用できる子どもを育成することを目的としたものである。読みの手だての有用性を実感させる言語活動を設定し,それを振り返らせる活動を指導過程に設定することと,ワークシートを工夫することにより,表現の細部に注意して読む力や全体の構成を把握する力を向上させるとともに,「読むこと」の学習で身に付けた力を,論理的な文章を書く力として活用させることができた。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 国語 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 平内町立山口小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 野沢 寿恵 |
検索キーワード | 小学校 国語 説明文 活用力 振り返り ワークシート |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 知識の構造図を活用し,言語力を高める社会科指導法の研究 -選択した資料を基に進めるパネルディスカッションを通して- |
概要 | 5年「工業生産を支える人々」の学習において,社会科における言語力を高めるために,知識の構造図を活用し,児童が自ら選択した資料を基に進めるパネルディスカッションを手だてとして授業実践を行ったものである。児童は,資料から読み取った事実を基に,複数の社会的事象を一般化,概念化した言葉でまとめたり,事象間の関連を言葉で表現したりするとともに,調べたことについて自分の考えを説明するなど,社会科における言語力が高まった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 社会 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 東通村立東通小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 山本 敦 |
検索キーワード | 小学校 社会 言語力 知識の構造図 パネルディスカッション |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 数学的な思考力を育成するための指導法の研究 -除法の筆算の学習において,計算の仕方を実感的に理解する活動を通して- |
概要 | 本研究は,除法の筆算の学習において,数学的な思考力を育成するための指導法について,実践を通して明らかにしたものである。見通しをもって確かめたり,根拠を明らかにしながら考えたりすることが苦手な児童に対し,商の見当を付けたり,具体的に操作したことを図に表し,図を基に除法の筆算の仕方をふきだしにまとめたりする計算の仕方を実感的に理解する活動を取り入れた。その結果,児童は見通しをもち筋道を立てて考えたり表現したりできるようになった。 |
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対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 算数 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 八戸市立吹上小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 小坂 一博 |
検索キーワード | 小学校 算数 除法の筆算 数学的な思考力 実感的に理解する活動 |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 継続的な飼育において,積極的に動物とかかわる児童を育てる指導法の研究 -動物に対する気付きを繰り返し伝え合い,共有する活動を通して- |
概要 | 本研究は,生活科の継続的な飼育において,動物に対する気付きを繰り返し伝え合い,共有する活動を取り入れることにより,積極的に動物とかかわる児童を育てることを目的としたものである。伝え合い,共有する活動を繰り返していく過程で,動物への思いが強くなり,どんなことが動物のためになるのかを考えて飼育をする児童が増えた。また,動物の飼育について自信を高める児童が増えた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | その他 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 平川市立小和森小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 荒田 可奈子 |
検索キーワード | 小学校 生活科 継続的な飼育 積極的に動物とかかわる 繰り返し |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 運動の楽しさや喜びを味わうことができる指導法の研究 -ベースボール型ゲームの「わかる・できる・かかわる」の学習活動を通して- |
概要 | 本研究は,ベースボール型ゲームの学習における運動の楽しさや喜びを味わうことができる指導法について,実践を通して明らかにしたものである。「わかる・できる・かかわる」の学習活動を通して,簡単なボール操作と作戦に応じた動きを身に付け,友達と励まし合ったり,教え合ったりすることによって,運動の楽しさや喜びを味わう児童の姿が見られた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 保健体育 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | つがる市立瑞穂小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 三和 貴道 |
検索キーワード | 小学校 体育 ベースボール型ゲーム わかる・できる・かかわる |
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資料等 |
研究年度 | 平成21年度 |
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タイトル | 日常生活において,進んで道徳的実践を行う子どもを育てるための道徳指導の在り方 -保護者とともに考える道徳の時間の授業づくりを通して- |
概要 | 本研究は,日常生活において進んで道徳的実践を行う子どもを育てるために,道徳の時間の指導計画や授業展開に保護者の意見を取り入れ,協働で行っていくことが有効であることを,道徳の時間の学習の実践を通して明らかにしたものである。この実践を通して,子どもは,教師に促されて行動するのではなく,自ら考え,進んで行動する様子が見られるようになってきた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 道徳教育 |
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研究者分類 | 長期研究受講者 |
所属名 | 野辺地町立馬門小学校 |
職名 | 教諭 |
著者 | 齋藤 紀行 |
検索キーワード | 小学校 道徳 保護者 道徳的実践 思いやり |
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資料等 |
研究年度 | 平成20年度 |
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タイトル | ネットワークを活用した学習環境の提供に関する研究 |
概要 | 教員がますます多忙になる昨今,授業に利用できる教材等の教育情報をネットワークを介して提供することの重要性は増すばかりである。地理的・時間的制約を越えて研修等に役立つ情報を提供することは,分かりやすい授業の展開を支援することにつながると考える。そこで,当センターのネットワーク環境のさらなる有効活用と,情報系研修のe-learningへの展開も視野に,既存システムの改良と新規ネットワーク型教材の開発を目指して研究を行った。 |
コメント | 産業教育課 指導主事 隅田佳文,奈良潔,田中正也,須藤貴則 |
対象 |
小学校 中学校 高校 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | その他 |
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研究者分類 | 指導主事(課研究) |
所属名 | 産業教育課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 隅田 佳文 |
検索キーワード | 情報教育 ネットワーク 教材開発 電子マニュアル e-learning |
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資料等 |
研究年度 | 平成20年度 |
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タイトル | 不登校児童生徒への適応指導プログラムに関する研究 |
概要 | こころの教育相談センターに通う不登校児童生徒に対して,自然体験や社会体験など,自己肯定感と自己存在感を高め,集団への適応力を培う活動を通じた適応指導に関するモデルプログラムの開発を行った。開発に当たっては「各体験活動の関連を考えた段階的なプログラムの設定の仕方」「計画段階や実施段階における児童生徒の自己決定の場の設定の仕方」「継続的適応指導と体験的適応指導の有機的な連携」について配慮した。 |
コメント | 教育相談課 指導主事 野々口浩幸,菊地暁浩,島浦靖 |
対象 |
小学校 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 指導主事(課研究) |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 野々口 浩幸 |
検索キーワード | 不登校 適応指導 自然体験 社会体験 |
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資料等 |
研究年度 | 平成20年度 |
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タイトル | 小学校理科における自然の事物・現象について実感を伴った理解を図るための指導の研究 |
概要 | 小学校理科において,実感を伴った理解を図るための手立てとして,学習内容と実際の自然や生活との関連付けをもたせた指導に焦点を当てて研究を進め,生きる力を育成するための指導改善を目指すものである。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 理科 |
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研究者分類 | 指導主事 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 柴田 一宏 |
検索キーワード | 小学校 理科 実感を伴った理解 自然や生活との関連付け 指導改善 |
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資料等 |
研究年度 | 平成20年度 |
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タイトル | 図画工作・美術科「鑑賞」におけるギャラリートークとアートカードに関する研究 |
概要 | 図画工作・美術科「鑑賞」においてギャラリートークとアートカードを活用した場合,「鑑賞の楽しさが分かり,作品をもっと鑑賞したいという意欲を高めることができること」及び「作品をじっくり鑑賞したり,作品に対する他の児童生徒の意見にじっくり耳を傾けたりするようになったこと」等の効果が得られる。また,アートカードの補助教材である「五感カード」を利用することで,言語活動が高まる効果が期待できることを述べるものである。 |
コメント | |
対象 |
小学校 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 図工・美術 |
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研究者分類 | 指導主事 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 杉本 光世 |
検索キーワード | 図画工作 美術 鑑賞 美術館との連携 ギャラリートーク アートカード |
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資料等 |
研究年度 | 平成20年度 |
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タイトル | 教師のストレッサーと心身の健康に関する調査研究(2) ―OKグラムと教師のストレッサー及びバーンアウトとの関連について― |
概要 | 青森県内の小・中・県立学校の教師560名を対象として,教師のストレッサーと心身の健康に関する調査を実施した。バーンアウト尺度の因子分析の結果,2因子が抽出された。バーンアウトと個人の属性との関連では,達成感の下位尺度に関連が見られた。OKグラムと教師のストレッサー及びバーンアウトの関連では,自己肯定,自己否定,他者肯定,他者否定の構えが影響し,特に自己に対する構えが心身の健康に影響を与えることが示唆された。 |
コメント | |
対象 |
小学校 中学校 高校 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 指導主事 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 北城 高広 |
検索キーワード | 教師 ストレッサー バーンアウト OKグラム 基本的構え |
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資料等 |
研究年度 | 平成20年度 |
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タイトル | 発達障害を含む子どもの行動理解を深めるための研修教材の工夫と活用に関する研究 |
概要 | A市及びB郡小中学校教師約400名を対象としたアンケート調査から,教師が対応に苦慮する子どもの行動を分析し,「子どもの気になる行動への教師の対応チェックリスト」と「気になる行動の要因や対応例等の解説ソフト」を開発した。対応チェックリスト実施,解説ソフト視聴,再チェックという研修プログラムの実施が,教師の発達障害を含む子どもの行動理解を深めさせることへ有効であることが確認できた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 特別支援教育 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 特別支援教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 柴田 卓也 |
検索キーワード | 気になる行動 教師の対応 対応チェックリスト 行動の要因 発達障害 |
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資料等 |
研究年度 | 平成20年度 |
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タイトル | 保護者からのクレームに関する研究 -小学校・中学校・県立学校におけるクレーム内容の比較を通して- |
概要 | 学校現場に寄せられる保護者からのクレームについて,内容や対応策を調査検討した。クレーム内容尺度を因子分析した結果,9因子が抽出された。また,二要因分散分析をした結果,クレーム内容尺度では,中学校の男性教師で,経験年数11~20年の中堅教師が最もクレームの認知傾向が高く,クレーム対応尺度においても校種,性別,経験年数による差異が認められた。 |
コメント | |
対象 |
小学校 中学校 高校 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 船水 泰秀 |
検索キーワード | クレーム内容 クレーム対応 因子分析 二要因分散分析 |
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資料等 |
研究年度 | 平成20年度 |
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タイトル | へき地複式学級における,児童の積極性・社会性を育成するための研究 ―自己肯定感を高めるプログラムの実践を通して― |
概要 | へき地複式学級において児童の積極性・社会性を育成するために,自己肯定感を高め,積極的に物事に取り組んだり人とかかわったりすることを目指したプログラムを開発し,その効果を検証した。その結果,「自己・他者肯定感テスト」「自尊感情5領域テスト」において有意差は見られず,自己肯定感の高まりは見られなかった。しかし,「学校生活意欲尺度」,下位尺度の「友達関係」においては有意差が認められ,友達との関係の深まり,意欲の向上が見られた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 学級経営 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 浅利 清良 |
検索キーワード | 小学校へき地複式学級 自己肯定感 学校グループワーク・トレーニング |
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資料等 |
研究年度 | 平成20年度 |
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タイトル | 規範意識の定着を図る生徒指導のあり方の研究 -モラルスキルトレーニングを活用した長期プログラムの開発・実践を通して- |
概要 | 小学校高学年において,規範意識を定着させるために,モラルスキルトレーニングを活用した長期プログラムを実施し,その効果を検証した。その結果,抑制的規範意識が向上したことが認められた。また,規範意識が低い低群の児童に対してはプログラムの効果が認められた。しかし,中群と高群の児童の促進的規範意識に対して効果が認められなかったことから,規範意識の内面化と自己指導能力に働きかける,より長期のプログラムを構成する必要性が明らかになった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ |
生徒指導 その他 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 二ツ森 牧彦 |
検索キーワード | 小学生 規範意識 モラルスキルトレーニング 長期プログラム |
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資料等 |
研究年度 | 平成20年度 |
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タイトル | 児童生徒に命の大切さをはぐくむための研究 -命に関する意識調査を通して- |
概要 | 県内小・中学校の児童生徒を対象に「命に関する意識調査」を実施し,分析した結果,「命の大切さ実感尺度」において,校種,性とも有意差があり,小学校より中学校,女子より男子が,命を大切に思う実感が薄い傾向にあることが分かった。また,「命は大切なものだと思う認識」は,「畏敬念」,「安定感」,「五感体験」との関係が示唆され,「他の人の命は大切だと思う認識」は,「畏敬念」,「安定感」,「五感体験」に加え,「連帯感」,「有用感」との関係が示唆された。 |
コメント | |
対象 |
小学校 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 片沼 誠二 |
検索キーワード | 命の大切さ 意識調査 分散分析 重回帰分析 |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | 望ましい学校評価の在り方と教育課程編成に関する研究 -学校評価における自己評価の問題点の改善を通して- |
概要 | 児童生徒がより良い学校生活を送ることができるようにするためには,学校評価において教職員による的確な自己評価が行われ,その結果を積極的に教育課程編成に生かしていく学校評価システムの確立が不可欠である。そこで,アンケート調査を通して自己評価における問題点を明らかにし,問題点の改善策を的確に取り入れた学校評価システムを考察することで,望ましい学校評価の在り方と教育課程編成に関する提案を行う。 |
コメント | 義務教育課 指導主事 中村隆人,杉本光世,神和宏,相馬治 |
対象 |
小学校 中学校 |
研究報告 |
カテゴリ | その他 |
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研究者分類 | 指導主事(課研究) |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 中村 隆人 |
検索キーワード | 学校評価 自己評価 学校評価システム 教育課程編成 |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | 小学校生活科から社会科への継ぎ目のない指導についての一考察 -生活科から社会科への移行期においての地域学習- |
概要 | 今,児童の社会科離れが喫緊の教育課題となっている。そこで,児童の社会科に対する意識調査のまとめ,生活科及び社会科の本質,第3学年の地域学習の現状などを取り上げ,社会科指導の問題点を探った。そして,それらをもとに,小学校生活科から社会科への継ぎ目のない指導の在り方について考察した。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 社会 |
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研究者分類 | 指導主事 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 小形 浩子 |
検索キーワード | 小学校 社会科 生活科 地域学習 絵地図 学習指導要領 |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | オープンソースソフトウェアの利用に関する研究 ―マルチブートによる複数OSの利用― |
概要 | 授業や校務でのコンピュータ活用は今や必要不可欠である。コンピュータの活用が進む中,教育現場におけるオープンソースソフトウェア(OSS)利用の可能性が注目されてきている。教育現場においてOSSに触れる機会を得るため,現有のコンピュータ資源でマルチブートの環境を構築し,OSSによるコンピュータ活用の可能性を広げる一助となる研究を行った。 |
コメント | |
対象 |
小学校 中学校 高校 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 情報教育 |
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研究者分類 | 指導主事 |
所属名 | 産業教育課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 秋庭 淳 |
検索キーワード | オープンソースソフトウェア Linux マルチブート |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | 教師のストレッサーと心身の健康に関する調査研究(1) ―教師用ストレッサー尺度の検討と個人の属性の関連について― |
概要 | 青森県内の小・中・県立学校の教師560名を対象として,教師のストレッサーに関わる調査を実施した。教師用ストレッサー尺度の因子分析の結果,9因子が抽出された。因子分析によって調査から得られたデータを再構成し,ストレッサーと個人の属性(性別,校種,教職経験年数)との関連を教師用ストレッサー各下位尺度ごとに検討した結果,個人の属性において,教師用ストレッサー尺度の「多様な業務への煩雑感」と「多忙」以外の下位尺度に関連が見られた。 |
コメント | |
対象 |
小学校 中学校 高校 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 指導主事 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 北城 高広 |
検索キーワード | 教師 ストレッサー 尺度 性別 校種 教職経験年数 |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | 社会的事象を多面的にとらえる力を高める社会科指導の工夫 -関連付けて考える場を取り入れた指導を通して- |
概要 | 本研究は,社会的事象を多面的にとらえる力を高める社会科指導の工夫について検証したものである。身近な地域素材を教材化した体験的な学習の展開,知識の構造化,ウェビングの効果的な活用,集団思考をする場の設定などの手だてをもとに関連付けて考える場を取り入れた指導を継続した結果,学習後において,児童は,学習前よりも事実や事象を相互に関連付けて考え,社会的事象をより多面的にとらえられるようになった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 社会 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 澁谷 隆行 |
検索キーワード | 小学校 社会科 関連 地域素材の教材化 知識の構造化 ウェビング |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | 特別な教育的支援を必要とする児童への集団随伴性操作による指導の効果 |
概要 | 本研究は,特別な教育的支援を必要とする児童(A児)を含む通常の学級集団での交流学習場面において,A児の気になる行動と付随的効果としての集団の援助行動に視点をあてて,集団随伴性操作を用いることの有効性について検証することを目的とした。数週間のベースライン期と介入期を設定し,指導を行った結果,A児の気になる行動の出現率が減少する傾向が見られた。これらのことから,集団随伴性操作による指導の有効性が確認された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 特別支援教育 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 特別支援教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 工藤 誠 |
検索キーワード | 特別な教育的支援 交流学習 気になる行動 援助行動 集団随伴性操作 |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | 校務におけるコンピュータの活用 -効率化と情報の共有化を目指して- |
概要 | より多くの時間と情報を教育活動に活かすためには,校務にコンピュータをどのように利用すればよいのかを,具体的な環境や手段を提示して検討する。その結果を基に校務の情報化を進めるために必要な課題を明らかにし,今後の校務の情報化の進め方について考察したものである。 |
コメント | |
対象 |
小学校 中学校 高校 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | その他 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 産業教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 佐々木 崇 |
検索キーワード | 校務の情報化 校務の効率化 情報の共有化 情報提供 |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | 教師ストレスの背景要因に関する研究 -校種,性別,年齢による違いを中心に- |
概要 | 本研究は,教師ストレスの現状を明らかにし,ストレス軽減のための方向性を探るために,ストレスの背景要因とその対処法を調査検討した。ストレッサー尺度を因子分析した結果,7因子が抽出された。また,一要因の分散分析をした結果,教師ストレッサー,ストレス反応,ストレス・コーピングに,校種,性別,年齢の違いがみられた。更に,重回帰分析の結果,ストレッサーを認識し,その対処の仕方によって,ストレス反応が異なる性差が明らかになった。 |
コメント | |
対象 |
小学校 中学校 高校 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 福沢 恵利子 |
検索キーワード | 教師ストレッサー ストレス反応 ストレス・コーピング 因子分析 分散分析 重回帰分析 |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | 不登校を未然に防止するための研究 ―小学校中学年のコーピングスキルを高めるためのプログラム作成と活用を通して― |
概要 | 小学校中学年において不登校を未然に防止するために、コーピングスキルを高めるためのプログラムを実施し、その効果を検証した。その結果、コーピング尺度の「サポート希求」得点とストレス反応尺度の総得点において有意差が認められた。しかし学校ぎらい感情測定尺度の得点は低下したものの有意差は認められなかった。これらの結果から,コーピングスキルを高めるためのプログラムの効果は一部認められたが,不登校を未然に防止する効果があるとは言えなかった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 学級経営 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 蒔苗 隆文 |
検索キーワード | 小学校中学年 不登校の未然防止 ストレス コーピングスキル |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | いじめ予防に関する研究 -ストレスマネジメントを活用した自己コントロール能力の育成を通して- |
概要 | 小学生において,いじめ加害に向かわせないためにストレスマネジメントプログラムを構築・実施し,ストレスに対する自己コントロール能力を育てることによるいじめ予防への効果を検証した。その結果,コーピングの1つである「サポート希求」と「ソーシャルサポート(社会的支援)認知」が向上し,被侵害感を軽減する効果が確認され,いじめ予防に効果的である可能性が確認された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 学級経営 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 中村 健 |
検索キーワード | 小学生 いじめ予防 いじめ加害 ストレスマネジメント 自己コントロール |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | 小学校高学年におけるいじめ認知に関する研究 -いじめ認知,アサーション及び攻撃性との関連について- |
概要 | 小学校高学年の児童が,どのような行為をいじめと判断するのかを探るためアンケート調査を実施した。その結果,明らかに被害が及ぶものをいじめと認知している傾向が高く見られたが,学年が上がるにつれてその傾向は下がった。また,いじめ認知とアサーション,攻撃性との関連では,いじめを認知する傾向が高いとアサーション(相手を傷つけることなく,素直に自分の意見を表現すること)は高く,攻撃性は下がることがわかった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 生徒指導 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 松倉 良子 |
検索キーワード | 小学校高学年 いじめ認知 アサーション 攻撃性 |
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資料等 |
研究年度 | 平成19年度 |
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タイトル | 通常の学級において特別な教育的支援を必要とする児童の研究 -学習スタイルに合わせた個別の指導計画作成とチーム支援を通して- |
概要 | 通常の学級における学習上の困難を有する児童に対して,学校心理学の理論をベースにチーム支援の体制を整え学習支援に取り組んだ。その際,児童の学習スタイルをアセスメントし,認知処理理論(継次―同時情報処理モデル)を基盤とする指導法略を参考にして,個別の指導計画を作成し授業等を実施した。その結果,学習上の困難を有する児童の学習効果が高まり,学習への好感度並びに理解感度も同時に高まった。更に,学級の他の児童への相乗効果ももたらした。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 扇谷 欣展 |
検索キーワード | LD 学習スタイル チーム支援 視覚-聴覚 継次―同時情報処理モデル |
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資料等 |
研究年度 | 令和元年度 |
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タイトル | 幼保小連携における教職員間の関係構築に関する研究 |
概要 | 幼保小における教職員間の関係を構築させるプログラムを作成・実践することで,幼保小の教職員間の関係が構築されるかどうかを検証した。その結果,教職員間の関係構築を測るため「協働のレベル」を用いて分析したところ,レベルの段階の向上が見られるなど,プログラムの有効性が示唆された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 井澤 ゆう子 |
検索キーワード | 幼小接続期 幼保小の教職員間の関係構築プログラム 小1プロブレムの軽減 |
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資料等 |
研究年度 | 令和元年度 |
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タイトル |
小学校4年生の援助要請を育むための指導の研究 ―援助要請を育むプログラムの構築・実施を通して― |
概要 | 小学校4年生におけるいじめの未然防止活動の一環として,いじめの未然防止と関連性のある援助要請を育むプログラムを構築・実施し,援助要請の変容を検証した。その結果,児童用援助要請尺度では4因子中3因子(心理,対人関係,叱責),学校環境適応感尺度「アセス」では6因子中4因子(生活満足感,教師サポート,友人サポート,非侵害的関係)に有意な上昇が認められ,プログラムの有効性が明らかとなった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 教育相談 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 吉田 理 |
検索キーワード | 小学校4年生 援助要請を育むプログラム いじめの未然防止 人間関係づくり |
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資料等 |
研究年度 | 令和元年度 |
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タイトル |
小学校算数科「図形」領域において,統合的・発展的に考察する力を育てる指導法の研究 -「つなげる広げるシート」の活用を通して- |
概要 | 小学校算数科「図形」領域の学習において,統合的・発展的に考察する力を育成するために,単元を通して一枚の「つなげる広げるシート」を使用し,既習事項,獲得した知識を整理し,比較・関連付ける学習活動を行った。「つなげる広げる視点」を意識させながら解決過程を振り返らせ,「つなげる広げるシート」に整理させたことで,児童が自力で共通性・発展性を見いだすことにつながり,統合的・発展的に考察する力が育成されることが示された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 算数 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 義務教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 佐々木 智里 |
検索キーワード | 小学校 算数 統合的・発展的に考察する 視点 つなげる 広げる |
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資料等 |
資料1つなげる広げるシート4学年「垂直・平行と四角形」(pdf版①,word版①.docx) |
研究年度 | 令和元年度 |
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タイトル |
小学校体育科マット運動におけるICTを活用した効果的な指導法の研究 -側方倒立回転の実践を通して- |
概要 | 本研究は小学校体育科マット運動側方倒立回転の学習において,ICTを活用することで児童に効率的に運動の知識(「運動の行い方に関する知識」,「課題解決の仕方に関する知識」)を身に付けさせることを目指して行ったものである。ウェアラブルカメラで撮影した運動者目線の映像(以下,内部映像とする)を用いること,タブレット端末に保存した練習方法や補助の仕方の映像資料を提示することの工夫が指導の手立てとして有効であることが確認された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ |
保健体育 その他 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 産業教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 西塚 満幸 |
検索キーワード | 側方倒立回転 運動の知識 ウェアラブルカメラ 内部映像 タブレット端末 映像資料 |
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資料等 |
検証のために作成したテスト問題(pdf版,word版.docx) |
研究年度 | 令和2年度 |
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タイトル | 青森県内小・中学校における特別支援学級、通級による指導に関する実態調査報告書 |
概要 | 青森県内の小・中学校の特別支援学級や通級による指導を担当する教員の現状と課題を明らかにすることを目的に本調査を実施した。調査項目に基づき、教育課程の編成、実態把握、個別の教育支援計画、個別の指導計画、自立活動の指導という5つの観点で考察した。担当教員が「困っていること」の全体像は、いずれの「困り」についても単独で存在しているというよりも、それぞれが影響し合って(つながり合って)生じていると推察されることから、「困りの連鎖」の状態にあると考えられた。担当教員の専門性向上のためには、「今、何に困っているのか」等の研修ニーズを明確に把握することの重要性を指摘した。 |
コメント |
特別支援教育課 課長 矢野久光 指導主事 橋本美樹子,甲田真希子,森山貴史,髙橋妹子,辻村義樹 |
対象 |
小学校 中学校 特別支援学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 特別支援教育 |
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研究者分類 | 指導主事(課研究) |
所属名 | 特別支援教育課 |
職名 | 指導主事 |
著者 | 森山 貴史 |
検索キーワード | 特別支援学級 通級による指導 個別の指導計画 自立活動 |
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資料等 |
研究年度 | 令和2年度 |
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タイトル |
小学校算数科・理科における思考力,判断力,表現力等を高める効果的なプログラミング教育の研究 -「分解」の思考を重視した事前のプログラミング体験を通して- |
概要 | 教科におけるプログラミング教育が効果的に展開されるために,プログラミング的思考の「分解」の思考を重視した事前のプログラミング体験を行った上で,教科の中でのプログラミングを行った。その結果,教科の思考力,判断力,表現力等が高まるなど教科におけるプログラミングの有効性が明らかになるとともに,系統的な学習の効果も認められた。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ |
算数 理科 その他 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 産業教育課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 吉浦 純 |
検索キーワード | プログラミング教育 算数科・理科 思考力,判断力,表現力等 「分解」の思考 事前のプログラミング体験 |
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資料等 |
研究年度 | 令和2年度 |
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タイトル |
小学校統合における良好な友達関係構築に関する研究 -グループアプローチを活用したプログラムの作成と実施を通して- |
概要 | 小学校統合における良好な友達関係構築に焦点を当てたプログラムを作成し実施することで,友達関係を築いていくための素地となる力が育まれるかを検証した。統合前の前期プログラムと統合後の後期プログラムという構成にしたことで,統合前には,自己有用感尺度において「自己有用感」「承認」「貢献」の3因子に有意な向上が見られ,統合後には,学校環境適応感尺度の「友人サポート」に有意な向上が見られるなど,プログラムの有効性が示された。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 学級経営 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 田澤 絵美 |
検索キーワード | 小学校 統合 友達関係 自己有用感 ソーシャルスキル クラス会議 |
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資料等 |
研究年度 | 令和2年度 |
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タイトル |
小学校6年生の「自己理解・自己管理能力」の育成に関する研究 -グループ・キャリア・カウンセリングプログラムの構築,実践を通して- |
概要 | 小学校6年生のキャリア発達を目的に,基礎的・汎用的能力における自己理解・自己管理能力を高めるためのグループ・キャリア・カウンセリングプログラムを構築し,実践した。その結果,「キャリア教育アンケート」において4因子中2因子(自己理解・自己管理能力,人間関係形成・社会形成能力),「キャリアレジリエンス態度・能力尺度」において8因子中1因子(将来設計能力),「自尊感情測定尺度(東京都版)」において3因子中1因子(関係の中での自己)に有意な上昇が認められ,プログラムの有効性が明らかとなった。 |
コメント | |
対象 | 小学校 |
研究報告 |
カテゴリ | 学級経営 |
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研究者分類 | 研究員 |
所属名 | 教育相談課 |
職名 | 研究員 |
著者 | 玉川 卓 |
検索キーワード | 小学校 キャリア教育 キャリア・カウンセリング 自己理解・自己管理能力 |
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資料等 |
All Rights Reserved,Copyright
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研究委員会
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