研究報告

研究データベース

研究年度 令和4年度
タイトル 小学校5学年における「他者とつながる力」を高めるための研究
-アサーションの考え方を基本とした実践を通して-
概要  小学校5学年の児童を対象とし,アサーションの考え方を理解するためのショートプログラム(1コマ15分で構成されたプログラム)を作成及び実践し,学級活動や学校行事における活用を促進することを通して,児童の「他者とつながる力」が高まるかどうかを検証した。その結果,認知・行動・情動的側面に着目した社会的スキル尺度の1因子,小学生版共同体感覚尺度の3因子で有意な向上が認められるなど,プログラムの有効性が示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 山口 星
検索キーワード 小学校5学年  他者とつながる力  アサーションの考え方の理解  アサーション・スキル     学校行事との関連
資料等
研究年度 令和4年度
タイトル 中学校理科「電流と電圧」の単元において,学習意欲を高める指導法の研究
-学習内容を生徒が日常生活や社会に関連させる活動を通して-
概要  中学校第2学年「電流と電圧」の単元において,学習意欲を高めるために,学習内容を生徒が日常生活や社会に関連させる活動を授業の終末で行った。また,その活動では,生徒が主体的に日常生活や社会の事物・現象について考えることができるよう「3Lシート」を開発し,単元を通して使用させた。その結果,自己効力に関係するメタ認知や学習方略が向上し,学習意欲が高まることが明らかになった。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 理科
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 花田 耕平
検索キーワード 中学校 理科 電流と電圧 日常生活や社会 3Lシート 学習意欲 自己効力
資料等

3Lシート

研究年度 令和4年度
タイトル 小学校社会科「国や地方公共団体の政治」の単元において,多角的に考え,  選択・判断する力を養う指導法の研究
-二つの共感の側面を生かして様々な立場で感じ考える活動を通して-
概要  社会的事象に関わる様々な立場の人物になりきり,認知的共感・情動的共感という二つの共感の側面を生かし,感じ考える活動を繰り返し行った。その結果,多角的に考え,選択・判断する力の向上が明らかとなった。さらに,標準学力検査教研式NRTテスト(以下,「NRT」という。)に検証結果を当てはめてみると,全ての学力段階において,多角的に考え,選択・判断する力の向上が見られた。このことから,どの学力層にも有効な指導法であることが明らかとなった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 三浦 健太朗
検索キーワード 小学校社会科 多角的に考える力 選択・判断する力 認知的共感 情動的共感
資料等

なりきりシート

研究年度 令和4年度
タイトル 自立活動の時間における指導を核とした
「知的障害のある児童の感情理解を促す指導」に関する研究
-対人関係面に課題のある特別支援学級在籍A児への授業実践を通して-
概要  小学校の知的障害特別支援学級在籍の児童に対して,自立活動の時間における個別の指導で,自己や他者の感情理解を促す学習や自身の感情を相手に説明する学習を繰り返し行ったところ,小集団活動において他者に自身の感情を適切な方法で表現する行動が増えた。また,授業実践前後の休み時間の発言をインターバル法で分析した結果,「叙述」「自己調整」の機能が増加したことから,授業以外の場面でも自身の感情を言語化できるようになってきたことが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
自立活動
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 佐々木 明子
検索キーワード 小学校 知的障害特別支援学級 自立活動 感情理解 小集団活動 コミュニケーション機能
資料等

流れ図シート

研究年度 令和4年度
タイトル 小学校中学年における1人1台の情報端末の利活用に対応した情報モラル教育の実効性を高める研究
-児童が自分のこととして取り組めるプログラムの実践を通して-
概要  小学校中学年の児童に対して,情報モラルを自分のこととして取り組める,1人1台端末を利用したショートプログラム,ロングプログラムを作成し,実践した。その結果,体験・疑似体験を取り入れ,自己決定の場を設けることにより,児童の相手意識が高まり,情報の取扱いに対する考え方や判断力を身に付けることに有効であることが明らかになった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 情報教育
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 工藤 敦
検索キーワード 情報モラル 小学校中学年 特別活動 1人1台端末 プログラム
資料等
研究年度 令和4年度
タイトル 援助希求能力と援助能力を育む指導法の在り方
-中学生を対象とした「SOS教育プログラム」の作成と実践を通して-
概要  中学生対象に援助希求能力と援助能力を育む「SOS教育プログラム」を作成し,実践した。その結果,学校環境適応感尺度の友人サポート因子,ソーシャルスキル尺度のコミュニケーションスキル因子で有意な向上が見られ,援助希求能力と援助能力を育む下地づくりに有効であることが認められた。また,援助希求能力と援助能力の変容を図る尺度では有意な向上の差は見られなかったが,感想の分析等から「SOS教育プログラム」の有効性が明らかになった。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 若杉 知明
検索キーワード 中学生 援助希求能力 援助能力 SOSの出し方に関する教育
資料等
研究年度 令和4年度
タイトル 小学校高学年の対人関係の適応感を高める研究
-「他者とよりよく関わる力育成プログラム」の作成と実践を通して-
概要  小学校高学年の児童を対象に「対人関係の適応感」を高めるため,他者とよりよく関わる力の土台となる多面的・肯定的な思考の定着を目的としたプログラムを作成し,実践した。その結果,学校環境適応感尺度「アセス」の対人的適応や,自尊感情測定尺度の3因子で有意な上昇が見られるなど,プログラムの有効性が明らかになった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 髙田 秀行
検索キーワード 小学校高学年 他者とよりよく関わる力 対人関係の適応感 自己肯定感 リフレーミング    グループワーク
資料等

資料1 「心を支える名言55」

資料2 「リフレーミング辞典」

研究年度 令和4年度
タイトル 中学校における生徒にとって安心感のある学級の形成を目指した指導の研究
-HSP傾向への理解を取り入れた教育プログラムの作成と実践を通して-
概要  本研究の目的は,中学生を対象とした,HSP傾向への理解を取り入れた教育プログラムを作成し実践することを通して,生徒が安心感をもって生活できる学級の形成につながることを明らかにすることであった。その結果,青年用適応感尺度の3因子で有意な向上が認められ,特に学級適応感が低~中程度の生徒や対人的敏感さが高い生徒に対して有効である可能性が示唆された。以上のことから,安心感のある学級の形成に対する本プログラムの有効性が明らかになった。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 下山 翔
検索キーワード 中学校 学級 安心感 HSP 繊細さ プログラム
資料等

資料1 「HSP傾向の理解」指導展開例

資料2 ワークシート

資料3 ココロノイロカード

資料4 提示用資料

研究年度 令和3年度
タイトル 「総合的な探究の時間」における「指導と評価の一体化」に関する一考察
-生徒と教師を対象としたアンケート調査の結果から-
概要  高等学校総合的な探究の時間において,生徒と教師を対象としたアンケート調査結果を基に「生徒の学習改善」及び「教師の指導改善」の視点について分析・検証し,「指導と評価の一体化」を実現するための評価規準の提案,カリキュラム・マネジメントの確立を推進する手掛かりを考察した。その結果,生徒と教師の両視点から考察することにより,具体的な改善の方向を見いだすことができた。
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対象 高校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 総合的な学習の時間
その他
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 高校教育課
職名 指導主事
著者 金子 勇太
検索キーワード 総合的な探究の時間 指導と評価の一体化 指導改善学習改善
資料等
研究年度 令和3年度
タイトル 不登校生徒の心身の健康に関する研究
-こころと体の健康促進プログラムの実施を通して-
概要  適応指導教室において,こころと体の健康促進プログラムを作成し,実施することで,不登校生徒の心身の健康の促進に効果があるかを検証した。その結果,「こころの健康」を構成する情緒的健康や社会的健康の促進や健康の社会的な側面の促進が示唆された。本研究のプログラムによる健康促進の効果を高めるためには,疲労回復の視点を取り入れた支援や個に合わせた段階的な支援が有効である可能性が推察された。また,本研究のプログラムが,通所生にとって,原籍校への登校や適応指導教室への安定した通所の一助となる可能性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 生徒指導
教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 對馬 綾子
検索キーワード 不登校生徒 心身の健康 適応指導教室 身体活動 グループアプローチ
資料等
研究年度 令和3年度
タイトル 中学校の通常の学級における生徒のつまずきや困難さに対する教員の
関心の高まりを目指す研究
-ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくりを通して-
概要  本研究では,中学校におけるユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくりの考え方や指導の工夫等の共通理解を図る方法を検討するため,ユニバーサルデザインの視点を取り入れた学習指導案及び授業参観シートを活用した授業の提案を行い,協議の柱を明確にした授業検討会を実施したことにより,教員がユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくりの考え方や指導の工夫等の理解を深める「きっかけ」をつくることができたと考える。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 技術・家庭
特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 阿部 忍
検索キーワード 中学校の通常の学級 ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくり 教員 つまずきや困難さ 学習指導案 授業検討会
資料等
研究年度 令和3年度
タイトル 中学校数学科「データの活用」の領域において,予測や判断を数学的な表現を用いて説明できる生徒を育成する指導法の研究
-予測や判断を確かめる活動とその振り返りを通して-
概要  中学校第2学年「データの活用」の領域において,予測や判断を数学的な表現を用いて説明できる生徒を育成するために,予測したり判断したりしたことを説明し,その説明の妥当性について確かめる活動を取り入れた。また,実際に起こった事象と予測や判断の根拠が妥当であったかどうか自他の多様な考えを多面的に検討する振り返りを行った。その結果,数学的な表現を用いて説明できる生徒を育成することに有効であることが明らかになった。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 数学
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 工藤 壮史
検索キーワード 中学校 数学科 データの活用 数学的な表現 予測や判断 確かめる活動
資料等

タイム入力シート.xlsx

研究年度 令和3年度
タイトル 中学校社会科地理的分野において,複数の資料を比較し,関連付けて,多面的・多角的に考察し,判断する力を育てる指導法の研究
-「つないで考えをつくるチャート」を用いて,地域の在り方を構想する学習活動を通して-
概要  中学校社会科地理的分野「地域の在り方」単元において,複数の資料を比較し,関連付けて,多面的・多角的に考察し,判断する力を育てるために,単元を通して複数の資料を基に自分の考えをまとめるワークシート「つないで考えをつくるチャート」を活用し,地域課題の打開策について構想する学習活動を行った。その結果,複数の資料を比較し,関連付けて,多面的・多角的に考察し,判断する力を育てることに有効であることが明らかになった。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
地理歴史
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 接待 裕行
検索キーワード 中学校社会科 地理的分野 比較・関連付け  地域の在り方 つなかんチャート
資料等
研究年度 令和3年度
タイトル 小学校国語科において,意見文を書く力を育成する指導法の研究
-説明的な文章の単元で語彙と文章構成の指導を関連させた学習を通して-
概要  小学校国語科において,意見文を書く力を育成するために,「読むこと」の領域の学習で,帯活動として語彙と文章構成,例文づくりを含めた指導を行った。その結果,意見文を書く力を育成することに有効であることが明らかになった。また,学習活動を通して,児童は語彙と文章構成の重要性を実感し,論理的な意見文を書く際に,本研究の手立てが有効であると示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 国語
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 澤田 秀史
検索キーワード 意見文 語彙指導 接続語 文末表現 文章構成 頭括型・尾括型・双括型
資料等
研究年度 令和3年度
タイトル 小規模校における協働学習の充実を目指して
-遠隔合同授業を用いた中学校数学科の授業実践を通して-
概要  青森県内における小規模校及び少人数学級が増加している。課題として「多様な意見に触れる機会が少ない」が挙げられ,その現状や課題を改善する方法として「遠隔授業」を行うことが有効であると考えた。本研究では,青森県内の小規模校2校で,中学校同学年数学科の授業における「教室-教室接続型」の遠隔合同授業を計画・実践し,協働的な学びに向けた遠隔授業が有効であることが明らかになった。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ その他
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 田中 輝一
検索キーワード 遠隔教育 小規模校 少人数学級 協働学習 遠隔合同授業 教室-教室接続型
資料等
研究年度 令和3年度
タイトル 小学校中学年における「他者と関わる力」を育てる指導法の研究
-対人関係スキルの習得・活用プログラムの作成と実践を通して-
概要  小学校中学年の児童を対象とし,「他者と関わる力」を育むために学級活動と教科の学習活動を関連させた対人関係スキルの習得・活用プログラムを作成し,実践した。その結果,学校環境適応感尺度「アセス」の1因子,授業における人間関係要素尺度の5因子で有意な向上が見られるなど,プログラムの有効性が明らかになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 古舘 泰史
検索キーワード 小学校中学年 他者と関わる力 対人関係スキル グループ・アプローチ 習得・活用
資料等
研究年度 令和3年度
タイトル 中学校における生徒の教師に対する信頼感を高める関わり方の研究
-校内研修を活用した教師のコーチング力の向上を通して-
概要  中学校の教師を対象に,校内研修を活用してコーチングを習得することができるプログラムを作成し,実践した。その結果,コーチングコンピテンシー自己効力感尺度改良版では3因子中2因子(会話のスキル,関係形成と行動支援)に有意な上昇が認められた。また,生徒の教師に対する信頼感尺度では,3学年中1・3学年において3因子中1因子(役割遂行評価)に有意な上昇が認められ,プログラムを実践することにより,教師の生徒への関わり方の一つの手段として有効であることが示唆された。
コメント
対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 生徒指導
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 長瀬 友起
検索キーワード 中学校 コーチング 校内研修 教師 信頼感
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 中学校英語科「話すこと[やり取り]」領域において,即興で話すことができる生徒を育成するための指導法の研究
-「聞くこと」「話すこと」を統合した帯活動内での表現集の活用を通して-
概要  「聞くこと」「話すこと」を統合した10分間の帯活動の中で,英語を聞き取る時と話す時のつまずきに対応した『即興で話せるようになるための表現集』を活用して指導した結果,生徒同士のやり取り調査において,生徒の発話語数,やり取りの往復数及び文法的に正しい文の数が増加した。さらに,コンピュータを用いた調査においても,正答率及び文での発話率が上昇し,即興で話すことができる生徒を育成することに有効であることが明らかになった。
コメント
対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 英語
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 西村 章華
検索キーワード 中学校英語 「話すこと[やり取り]」 即興 表現集  音変化 音声認識
資料等

資料1 発音カナ付きbasic版 即興で話せるようになるための表現集
    (pdf版①word版①.docx
資料2 発音カナなしadvanced版 即興で話せるようになるための表現集
    (pdf版②word版②.docx

研究年度 令和2年度
タイトル 小学校4年「電流の働き」において,実感を伴った理解を図る指導法の研究
-ものづくりの視点から単元構成を工夫することを通して-
概要  小学校4年「電流の働き」において,児童の実感を伴った理解を図るために,単元を貫くものづくりを単元のはじめとおわりに設定し,十分な試行錯誤と改良の時間を確保した。その結果,ものづくりを通して知識と技能が結び付き,学んだことを発展させ課題に適用できるようになった。このことから,ものづくりの視点から単元構成を工夫することは,実感を伴った理解を図ることに有効であることが明らかになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 理科
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 氣仙 透
検索キーワード 小学校理科 電流の働き 実感を伴った理解 ものづくり 単元構成
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 「気になる行動」のある児童が在籍する通常の学級の担任と,特別支援教育コーディネーターの連携した指導・支援の在り方
概要  小学校において,通常の学級の担任と特別支援教育コーディネーターが,共通の視点をもって,支援の効果を振り返る場面を設定することで,学級担任は児童の行動の捉え方が変容し,児童に合った適切な指導や必要な支援を考えることができるようになるかどうかを検証した。評価の観点を明確にしたシートを用いて,目指す児童の姿や支援策の効果を振り返ることで,学級担任が児童に合った具体的な支援策を整理できたのではないかと推察する。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 山形 ひとみ
検索キーワード 小学校 通常の学級の担任 特別支援教育コーディネーター 学級担任への支援 振り返りの場面の充実
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 小学校6年生の「自己理解・自己管理能力」の育成に関する研究
-グループ・キャリア・カウンセリングプログラムの構築,実践を通して-
概要  小学校6年生のキャリア発達を目的に,基礎的・汎用的能力における自己理解・自己管理能力を高めるためのグループ・キャリア・カウンセリングプログラムを構築し,実践した。その結果,「キャリア教育アンケート」において4因子中2因子(自己理解・自己管理能力,人間関係形成・社会形成能力),「キャリアレジリエンス態度・能力尺度」において8因子中1因子(将来設計能力),「自尊感情測定尺度(東京都版)」において3因子中1因子(関係の中での自己)に有意な上昇が認められ,プログラムの有効性が明らかとなった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 玉川 卓
検索キーワード 小学校 キャリア教育 キャリア・カウンセリング 自己理解・自己管理能力
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 中学校における不登校予防の取組に関する研究
-スクールカウンセラーとの協働的取組を通して-
概要  中学校においてSCと協働で不登校を予防する取組体制を構築し,こころの健康促進プログラムを実施した。その結果,学校環境適応感尺度では向社会的スキル得点に差があった。さらに学級風土の生徒間の親しさを高める要因になることが認められた。また,SCと連携することは生徒を多角的な視点から見立てることに繋がり,適切な支援を可能とする。これらの結果から,SCとの協働的取組は不登校予防の一つの手段として有効であることが示唆された。
コメント
対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 石塚 香織
検索キーワード 不登校予防 こころの健康促進プログラム SCとの協働的取組 教育相談
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 小学校統合における良好な友達関係構築に関する研究
-グループアプローチを活用したプログラムの作成と実施を通して-
概要  小学校統合における良好な友達関係構築に焦点を当てたプログラムを作成し実施することで,友達関係を築いていくための素地となる力が育まれるかを検証した。統合前の前期プログラムと統合後の後期プログラムという構成にしたことで,統合前には,自己有用感尺度において「自己有用感」「承認」「貢献」の3因子に有意な向上が見られ,統合後には,学校環境適応感尺度の「友人サポート」に有意な向上が見られるなど,プログラムの有効性が示された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 田澤 絵美
検索キーワード 小学校 統合 友達関係 自己有用感 ソーシャルスキル クラス会議
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 多様性尊重の時代に必要なコミュニケーション能力を育成する指導法の研究
-中学生のコミュニケーション意欲の向上とアサーションスキルの習得を通して-
概要  中学生を対象にコミュニケーション意欲の向上とアサーションスキルの習得を図るプログラムを作成,実施した。その結果,コミュニケーションの意欲尺度では2因子中1因子(肯定的態度因子)に有意な向上が見られた。またアサーション学習を行う際の内容の順序性に着目し,A・B群に対して,内容の順序を変えたプログラムをそれぞれ実施したところ,先にコミュニケーション意欲を高めた群にのみアサーションスキルの有意な向上が見られ,その有効な指導法が明らかになった。
コメント
対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 越前谷 秀人
検索キーワード 多様性の尊重 コミュニケーション能力 コミュニケーション意欲 アサーション(スキル) グループ・アプローチ
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 小学校算数科・理科における思考力,判断力,表現力等を高める効果的なプログラミング教育の研究
-「分解」の思考を重視した事前のプログラミング体験を通して-
概要  教科におけるプログラミング教育が効果的に展開されるために,プログラミング的思考の「分解」の思考を重視した事前のプログラミング体験を行った上で,教科の中でのプログラミングを行った。その結果,教科の思考力,判断力,表現力等が高まるなど教科におけるプログラミングの有効性が明らかになるとともに,系統的な学習の効果も認められた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 算数
理科
その他
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 吉浦 純
検索キーワード プログラミング教育 算数科・理科 思考力,判断力,表現力等 「分解」の思考 事前のプログラミング体験
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 青森県内小・中学校における特別支援学級、通級による指導に関する実態調査報告書
概要  青森県内の小・中学校の特別支援学級や通級による指導を担当する教員の現状と課題を明らかにすることを目的に本調査を実施した。調査項目に基づき、教育課程の編成、実態把握、個別の教育支援計画、個別の指導計画、自立活動の指導という5つの観点で考察した。担当教員が「困っていること」の全体像は、いずれの「困り」についても単独で存在しているというよりも、それぞれが影響し合って(つながり合って)生じていると推察されることから、「困りの連鎖」の状態にあると考えられた。担当教員の専門性向上のためには、「今、何に困っているのか」等の研修ニーズを明確に把握することの重要性を指摘した。
コメント 特別支援教育課 課長 矢野久光
指導主事 橋本美樹子,甲田真希子,森山貴史,髙橋妹子,辻村義樹
対象 小学校
中学校
特別支援学校
研究報告

小中特別支援教育実態調査報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 特別支援教育課
職名 指導主事
著者 森山 貴史
検索キーワード 特別支援学級 通級による指導 個別の指導計画 自立活動
資料等
研究年度 令和元年度
タイトル 小学校体育科マット運動におけるICTを活用した効果的な指導法の研究
-側方倒立回転の実践を通して-
概要  本研究は小学校体育科マット運動側方倒立回転の学習において,ICTを活用することで児童に効率的に運動の知識(「運動の行い方に関する知識」,「課題解決の仕方に関する知識」)を身に付けさせることを目指して行ったものである。ウェアラブルカメラで撮影した運動者目線の映像(以下,内部映像とする)を用いること,タブレット端末に保存した練習方法や補助の仕方の映像資料を提示することの工夫が指導の手立てとして有効であることが確認された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 保健体育
その他
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 西塚 満幸
検索キーワード 側方倒立回転 運動の知識 ウェアラブルカメラ 内部映像 タブレット端末 映像資料
資料等

検証のために作成したテスト問題(pdf版word版.docx

研究年度 令和元年度
タイトル 中学校国語科の文学的な文章の学習において,自立した読みができる生徒を育成する指導法の研究
ー型を用いた「問いづくり」と既習を生かした「問いの追究」を通してー
概要  中学校国語科の「読むこと」領域の学習において,文章を読み深めて自分の考えをもつ力を育成するために,質問・疑問マトリクスによる生徒の問いづくりの支援と,問いづくりを起点に既習を生かして個別の問いを個別に追究する学習活動を計画し,実施した。その結果,質問・疑問マトリクスが問いの量産及び問いの質の確保に有効であることが示唆された。また,学習活動を通して,生徒一人一人が,自力で文章を読み深め,根拠をもって自分の考えを表現できることが確認された。
コメント
対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 国語
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 古澤 順子
検索キーワード 中学校国語科 考えの形成 質問・疑問マトリクス 個別の問い 個別の読解
資料等

資料1 質問・疑問マトリクス
資料2 ワークシート①~④

研究年度 令和元年度
タイトル 中学校理科において,課題の解決の過程を精緻化して考察を導出する指導法の研究
概要  中学校理科において,生徒が自己の考えを形成し考察を導出する姿を目指した。アーギュメントの考え方を基に,考察の要素を主張,証拠,理由づけ,反駁とし,考察プロットシートを用いて課題の解決の過程を細分し,探究の過程を遡りながら観察・実験結果に正対し各要素が盛り込まれた考察を捻出する活動を行った。これにより,考察を構成する要素の証拠,理由づけ,反駁を導出することに有効であることが明らかになった。
コメント
対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 理科
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 松坂 知広
検索キーワード 中学校 理科 考察 アーギュメント プロット
資料等
研究年度 令和元年度
タイトル 小学校算数科「図形」領域において,統合的・発展的に考察する力を育てる指導法の研究
-「つなげる広げるシート」の活用を通して-
概要  小学校算数科「図形」領域の学習において,統合的・発展的に考察する力を育成するために,単元を通して一枚の「つなげる広げるシート」を使用し,既習事項,獲得した知識を整理し,比較・関連付ける学習活動を行った。「つなげる広げる視点」を意識させながら解決過程を振り返らせ,「つなげる広げるシート」に整理させたことで,児童が自力で共通性・発展性を見いだすことにつながり,統合的・発展的に考察する力が育成されることが示された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 算数
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 佐々木 智里
検索キーワード 小学校 算数 統合的・発展的に考察する 視点 つなげる 広げる
資料等

資料1つなげる広げるシート4学年「垂直・平行と四角形」(pdf版①word版①.docx
資料2つなげる広げるシート5学年「合同な図形」(pdf版②word版②.docx

研究年度 令和元年度
タイトル 多様な学習スタイルの生徒が在籍する中学校の通常の学級において学習意欲を高める指導の在り方
-授業のユニバーサルデザインを通して-
概要  中学校数学科の授業において,生徒が「わかる感覚を味わう」ことができるようにするために,授業のユニバーサルデザイン化モデルを参考に,学習内容を焦点化した上で,視覚化とスモールステップ化の視点を取り入れた授業改善を行った。その結果,単元全体を通して,生徒が「わかる感覚を味わう」ことができ,次への学習意欲につながる可能性が示唆された。
コメント
対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 数学
特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 長内 武
検索キーワード 多様な学習スタイル わかる感覚を味わう ユニバーサルデザイン 学習意欲 中学校数学科
資料等
研究年度 令和元年度
タイトル 小学校4年生の援助要請を育むための指導の研究
―援助要請を育むプログラムの構築・実施を通して―
概要  小学校4年生におけるいじめの未然防止活動の一環として,いじめの未然防止と関連性のある援助要請を育むプログラムを構築・実施し,援助要請の変容を検証した。その結果,児童用援助要請尺度では4因子中3因子(心理,対人関係,叱責),学校環境適応感尺度「アセス」では6因子中4因子(生活満足感,教師サポート,友人サポート,非侵害的関係)に有意な上昇が認められ,プログラムの有効性が明らかとなった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 吉田 理
検索キーワード 小学校4年生 援助要請を育むプログラム いじめの未然防止 人間関係づくり
資料等
研究年度 令和元年度
タイトル 幼保小連携における教職員間の関係構築に関する研究
概要  幼保小における教職員間の関係を構築させるプログラムを作成・実践することで,幼保小の教職員間の関係が構築されるかどうかを検証した。その結果,教職員間の関係構築を測るため「協働のレベル」を用いて分析したところ,レベルの段階の向上が見られるなど,プログラムの有効性が示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 井澤 ゆう子
検索キーワード 幼小接続期 幼保小の教職員間の関係構築プログラム 小1プロブレムの軽減
資料等
研究年度 令和元年度
タイトル 中学校における保護者と教師の信頼関係構築に関する研究
概要  中学校において,学校からの保護者の自発行動を促進するような情報提供により,保護者と教師の間で,双方の信頼関係が深まるかどうかを検証した。その結果,信頼を測る2因子(学校への期待感と協力的態度)の数値の変容に全校の保護者では有意な差は見られなかったが,行動した保護者とそうでない保護者との間には有意な差が見られた。また,学校への期待感と情報が役立ったと捉えている度合いに正の相関関係が見られた。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 生徒指導
教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 橘 美那子
検索キーワード 中学校 信頼関係 保護者 学校からの情報提供 働きかけ
資料等
研究年度 平成30年度
タイトル 小学校第5学年稲作単元において,ヒント提示型の手法の応用による単元全体を見通す学習問題づくり
概要  小学校社会科における問題解決的な学習では,子供が調べたい・解決したいと思える学習問題が不可欠で,子供の問いから学習問題をつくる工夫が必要となる。本研究では,単元の導入2時間で,本単元の追究活動に必要となる全ての学習問題を設定するようにヒント提示型の手法を応用して子供の問いを引き出す。その上で,人数構成を変えたKJ法を行うことにより,追究活動に必要となる全ての学習問題を設定でき,子供が単元を見通すことの一助となった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 津嶋 由香
検索キーワード 学習問題づくり ヒント提示型 人数構成を変えたKJ法 TY式5学年社会科生産単元構想シート 
資料等

TY式5学年社会科生産単元構想シート
TY式5学年社会科生産単元構想シート枠

研究年度 平成30年度
タイトル 教師が保護者対応における自己効力感を高める研究
ー中学校における研修メソッドの開発と実践を通してー
概要  中学校教師を対象に,教師が保護者対応における自己効力感を高めるため,代理体験及び社会的説得が得られる研修メソッドを開発し,実践した。その結果を本研究で作成した,「保護者対応への自信」,「同僚との関係性」,「保護者対応への不安」の3因子,37項目で構成する教師の保護者対応自己効力感尺度を用いて分析したところ,教師の保護者対応における初期対応に対する自己効力感において有意な上昇が見られるなど,研修メソッドの有効性が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 山道 律人
検索キーワード 中学校 保護者対応 自己効力感 研修メソッド
資料等

資料1保護者対応自己効力感尺度
資料2研修メソッド概要
資料3回覧板研修例

研究年度 平成30年度
タイトル 高等学校進学時における生徒の学校への適応感等に関する調査研究
概要  中学校3年生,高等学校1年生の学校適応感とストレスコーピングを測定し,学校規模(高等学校1年生については出身中学校の規模)の違いによって生徒の適応感やコーピングに差があるのかを検討した。その結果,中学校3年生では学校への適応感尺度の3因子(居心地の良さの感覚,課題・目的の存在,被信頼・受容感),コーピング尺度の2因子(問題焦点型,情動焦点型)で,学年2~3クラスの学校の生徒が有意に高く,高等学校1年生では出身中学校の規模の違いによる差は見られなかった。
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対象 中学校
高校
研究報告

研究論文

カテゴリ その他
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 宮田 陽
検索キーワード 中学校3年生 高等学校1年生 適応感 コーピング 学校規模
資料等

調査結果

研究年度 平成30年度
タイトル 文学的な文章において,登場人物の人物像を捉える力を高める指導法の研究
-全文シート及び理由を述べるための文型を用いた活動を通して-
概要  本研究は,小学校国語科の文学的な文章の学習において,登場人物の人物像を捉える力を育成するものである。そのために,物語全体を一枚にまとめた全文シート及び理由を述べるための文型を用いた学習活動を行った。これにより,物語全体から複数の叙述を根拠にする力,理由を明確にする力が向上し,登場人物の人物像を捉える力が高まることが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 国語
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 久保 真一郎
検索キーワード 人物像 全文シート 理由を述べるための文型 根拠と理由 考えの形成
資料等
研究年度 平成30年度
タイトル 小学校プログラミング教育導入期における指導法に関する基礎的研究
-プログラミング的思考の育成に重点を置いた系統的指導プラン作成を通して-
概要  小学校におけるプログラミング教育について,各教科等でのプログラミング教育の基礎となるプログラミング的思考の育成を大事にしたプログラミングに関する学習活動の在り方を考察しながら,系統的な指導プランを作成し,授業を行った。その結果,本指導プランにおいて,学習活動内容の適切性と系統的指導の効果性があることが確認された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ その他
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 山本 亘  
検索キーワード 小学校 プログラミング教育 プログラミング的思考 系統的 指導プラン
資料等

研究論文(図表データ)
「基礎的なプログラミングに関する学習」学習活動一覧表(案)
「指導案の一例」

研究年度 平成29年度
タイトル 中学校社会科歴史的分野において,社会認識を深める指導法の研究
-江戸幕府と津軽藩の政治を同じ視点で学習し,考察する活動を通して-
概要  中学校社会科歴史的分野「近世の日本」の学習において,事実認識から,関係認識,意味認識へと社会認識を深めるため,江戸幕府と津軽藩の政治を同じ視点で学習し,考察する活動を取り入れた指導を行った。これによって,身近な地域史を通史や他の視点で学習した内容と関連付けて思考する力が高まり,社会的事象の意味や特色について多面的・多角的に捉え,社会認識の深まりを示す変容が見られた。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 須藤 崇
検索キーワード 中学校 社会科 歴史的分野 社会認識 身近な地域 同じ視点
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 小学校第5学年「小数×小数」「小数÷小数」において,
 問題場面の数量の関係を捉え図や式に表す力を高める指導法の研究
  -言葉や数,式,図を関連付けて考える四つの活動を通して-
概要  問題場面を図や式に表すためには,児童自身が問題場面の数量の関係を捉えることが重要である。そこで,数量の関係を捉えるために,言葉や数,式,図を関連付けて考える四つの活動を設定した。問題場面から図を考える,図から式を考える,式から図を考える,図から問題場面を考える活動を単元内に設定したことは,「小数×小数」「小数÷小数」の学習において,問題場面の数量の関係を捉え図や式に表す力を高める一助となった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 算数
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 松谷 雄一
検索キーワード 小数×小数 小数÷小数 数量の関係を捉える 図や式に表す
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 中学校数学科第1学年「資料の活用」領域において資料の傾向をとらえ説明する力を育成する指導法の研究
-PPDACサイクルを通して-
概要  中学校数学科第1学年「資料の活用」領域において,資料の傾向をとらえ説明する力を育成するために,PPDACサイクルを取り入れて単元を構成し,課題の設定から課題解決の計画,資料の整理,分析,結論の一連のプロセスによる学習活動を行った。検証問題の結果から,資料の傾向をとらえ説明する力の向上が示された。また,他者の主張を批判的に考察することが資料の傾向をとらえ説明する力の一助となることも示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 数学
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 山中 貴志
検索キーワード 中学校 数学科 資料の活用 資料の傾向をとらえ説明する PPDAC
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 簡易実物投影機を活用した指導方法に関する研究
 -数学的な見方や考え方の育成を目指して-
概要  中学校数学科における数学的な見方や考え方を育てるために,簡易実物投影機を活用した指導法の研究を行った。簡易実物投影機の活用場面のイメージに基づき,簡易実物投影機を効果的に活用することにより,数や図形の性質などを見いだす,数学的に説明し伝え合うなどの数学的活動の充実が図られた。その結果,簡易実物投影機の効果的な活用が数学的な見方や考え方の育成につながることを明らかにした。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 数学
情報教育
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 小西 永久
検索キーワード 中学校 数学 簡易実物投影機 数学的活動の充実 数学的な見方や考え方 実物投影装置
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 中学校において気になる行動が見られる生徒の生徒指導上の課題解決能力育成のための指導プログラムの作成とその効果
概要  通常の学級において,気になる行動が見られる生徒の課題解決能力の育成を目的に,中学校において実施可能なマインドフルネスを基盤とした指導プログラムを作成した。授業に支障の出ないように,朝の会,帰りの会を用い,呼吸法を中心とした内容の指導プログラムで,3か月間実践を行った。気になる行動が見られる生徒の不注意は改善され,学級全体においても,情動知能の向上,授業や部活動などでの集中力の向上が示唆された。
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対象 中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 白川 洋介
検索キーワード 中学校 生徒指導 メタ認知 マインドフルネス 臨床動作法
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 小中移行期におけるレジリエンス教育の一研究
概要  児童生徒が,小中移行期の環境変化による困難や悩み・不安を乗り越えながら中学校生活に適応できるために,レジリエンスと小中移行期の不安軽減を関連付けた授業プログラムを実施した。それによりレジリエンスが,小学校では中学校生活への予期不安を軽減することに有効であること,中学校では新たな学校生活への適応に有効であることを性差を含め検証した。その結果,中学生用レジリエンス尺度の3因子全てにおいて女子の平均値が高く,また下位尺度の「関係志向性」と「楽観性」が女子の中学校生活の適応感に関連することが示唆された。
コメント
対象 小学校
中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 戸来 浩之
検索キーワード 小中移行期 レジリエンス 楽観性 学校適応感 不安軽減
資料等

小中移行期のレジリエンス授業プログラム

研究年度 平成29年度
タイトル 小学校中学年における集団づくりを支援するプログラムの構築
  -感情や意思の伝達に焦点を当てた集団活動を通して-
概要  小学校中学年における感情や意思の伝達に焦点を当てた集団づくりの支援プログラムの構築を行った。そのプログラムを実践することで,集団づくりの支援となり,自他を認識する力や仲間とつながる力が育まれるかを検証した。その結果,学業指導尺度において「帰属意識」「規範因子」「互いに高め合う意識」の3因子に有意な向上が見られるなど,プログラムの有効性が確認された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 市岡 紀恵
検索キーワード 小学校中学年 集団づくり 多様性 感情と行動の統制 リーダーシップ
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 第4学年「面積」の単元において,自分の考えを基に友達の考えと比べる力を育成する指導法の研究
-交流場面における考えを仲間分けする活動を通して-
概要  本研究は,第4学年「面積」の学習において,自分の考えを基に友達の考えと比べる力をもった子供の育成を目指し,交流場面における考えを仲間分けする活動を取り入れた実践である。自分と友達の考えを比べながら仲間分けし,同じ考え同士で補い合って説明したり,より良い考えにするための観点をもって話合いをしたりする活動を,単元計画の中に意図的に設定した。その結果,複数の考えからより良い考えへ合意形成し,その考えを使って適用問題に取り組む子供が増えるなどの変容が見られた。このことから,自分の考えを基に比べる力を育成するために,仲間分けする活動が有効であることが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

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カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 平賀市立猿賀小学校
職名 教諭
著者 葛西 康隆
検索キーワード 小学校 算数 面積 比べる力 仲間分け
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 書字に困難さをもつ知的障害児に国語や自立活動の指導においてアセスメントをふまえた指導を行うことによる書字能力の向上
概要  本研究は,書字に困難さをもつ知的障害児に対して,アセスメントをふまえた指導を行うことによる書字能力の向上を目指した実践である。アセスメントからみえてきた課題に応じた指導内容を検討し,国語では字形を整える指導,自立活動の指導では粗大運動や目と手の協応を高める指導などを継続することで,文字を書くときの姿勢が良くなり,書字能力の向上がみられた。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書.pdf

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 むつ市立第二田名部小学校
職名 教諭
著者 祐川 ちあき
検索キーワード 小学校 書字能力の向上 アセスメント 視覚認知 粗大運動 目と手の協応
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 文学的な文章を読む学習において,叙述を基に,人物の理解を広げることができる児童の育成
-「人物キャッチコピー」を基に交流する活動を通して-
概要  本実践は,文学的な文章を読む学習において,叙述を基に,人物の理解を広げることができる児童の育成を目指したものである。児童が,登場人物の心情・性格・様子などを表現した「人物キャッチコピー」を作り,それを基に交流する活動を行うことは,人物の理解を広げることの一助となることが示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書.pdf

カテゴリ 国語
研究者分類 長期研究受講者
所属名 野辺地町立若葉小学校
職名 教諭
著者 熊澤 由美子
検索キーワード 小学校 国語 文学的な文章 人物の理解 人物キャッチコピー 交流
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 文学的文章の学習において,深く解釈し,新たな考えを形成する指導法の研究
-視点の転換と文章の書き換えを取り入れた授業を通して-
概要  本研究は,第1学年で学習する「少年の日の思い出」の教材において,文学的文章をより深く解釈し新たな考えを形成することを目指して,視点の転換と文章の書き換えを学習過程の中に取り入れた実践である。その結果,生徒は細かな表現に着目し,人物像や心情,物語の世界観について,新たな考えをもつことができた。
コメント
対象 中学校
研究報告

研究報告書.pdf

カテゴリ 国語
研究者分類 長期研究受講者
所属名 つがる市立森田中学校
職名 教諭
著者 鈴木 聡子
検索キーワード 中学校 読むこと 文学的文章 少年の日の思い出 視点 書き換え
資料等