研究報告

研究データベース

研究年度 令和4年度
タイトル 小学校5学年における「他者とつながる力」を高めるための研究
-アサーションの考え方を基本とした実践を通して-
概要  小学校5学年の児童を対象とし,アサーションの考え方を理解するためのショートプログラム(1コマ15分で構成されたプログラム)を作成及び実践し,学級活動や学校行事における活用を促進することを通して,児童の「他者とつながる力」が高まるかどうかを検証した。その結果,認知・行動・情動的側面に着目した社会的スキル尺度の1因子,小学生版共同体感覚尺度の3因子で有意な向上が認められるなど,プログラムの有効性が示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 山口 星
検索キーワード 小学校5学年  他者とつながる力  アサーションの考え方の理解  アサーション・スキル     学校行事との関連
資料等
研究年度 令和4年度
タイトル 小学校社会科「国や地方公共団体の政治」の単元において,多角的に考え,  選択・判断する力を養う指導法の研究
-二つの共感の側面を生かして様々な立場で感じ考える活動を通して-
概要  社会的事象に関わる様々な立場の人物になりきり,認知的共感・情動的共感という二つの共感の側面を生かし,感じ考える活動を繰り返し行った。その結果,多角的に考え,選択・判断する力の向上が明らかとなった。さらに,標準学力検査教研式NRTテスト(以下,「NRT」という。)に検証結果を当てはめてみると,全ての学力段階において,多角的に考え,選択・判断する力の向上が見られた。このことから,どの学力層にも有効な指導法であることが明らかとなった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 三浦 健太朗
検索キーワード 小学校社会科 多角的に考える力 選択・判断する力 認知的共感 情動的共感
資料等

なりきりシート

研究年度 令和4年度
タイトル 自立活動の時間における指導を核とした
「知的障害のある児童の感情理解を促す指導」に関する研究
-対人関係面に課題のある特別支援学級在籍A児への授業実践を通して-
概要  小学校の知的障害特別支援学級在籍の児童に対して,自立活動の時間における個別の指導で,自己や他者の感情理解を促す学習や自身の感情を相手に説明する学習を繰り返し行ったところ,小集団活動において他者に自身の感情を適切な方法で表現する行動が増えた。また,授業実践前後の休み時間の発言をインターバル法で分析した結果,「叙述」「自己調整」の機能が増加したことから,授業以外の場面でも自身の感情を言語化できるようになってきたことが示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
自立活動
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 佐々木 明子
検索キーワード 小学校 知的障害特別支援学級 自立活動 感情理解 小集団活動 コミュニケーション機能
資料等

流れ図シート

研究年度 令和4年度
タイトル 小学校中学年における1人1台の情報端末の利活用に対応した情報モラル教育の実効性を高める研究
-児童が自分のこととして取り組めるプログラムの実践を通して-
概要  小学校中学年の児童に対して,情報モラルを自分のこととして取り組める,1人1台端末を利用したショートプログラム,ロングプログラムを作成し,実践した。その結果,体験・疑似体験を取り入れ,自己決定の場を設けることにより,児童の相手意識が高まり,情報の取扱いに対する考え方や判断力を身に付けることに有効であることが明らかになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 情報教育
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 工藤 敦
検索キーワード 情報モラル 小学校中学年 特別活動 1人1台端末 プログラム
資料等
研究年度 令和4年度
タイトル 小学校高学年の対人関係の適応感を高める研究
-「他者とよりよく関わる力育成プログラム」の作成と実践を通して-
概要  小学校高学年の児童を対象に「対人関係の適応感」を高めるため,他者とよりよく関わる力の土台となる多面的・肯定的な思考の定着を目的としたプログラムを作成し,実践した。その結果,学校環境適応感尺度「アセス」の対人的適応や,自尊感情測定尺度の3因子で有意な上昇が見られるなど,プログラムの有効性が明らかになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 髙田 秀行
検索キーワード 小学校高学年 他者とよりよく関わる力 対人関係の適応感 自己肯定感 リフレーミング    グループワーク
資料等

資料1 「心を支える名言55」

資料2 「リフレーミング辞典」

研究年度 令和3年度
タイトル 小学校国語科において,意見文を書く力を育成する指導法の研究
-説明的な文章の単元で語彙と文章構成の指導を関連させた学習を通して-
概要  小学校国語科において,意見文を書く力を育成するために,「読むこと」の領域の学習で,帯活動として語彙と文章構成,例文づくりを含めた指導を行った。その結果,意見文を書く力を育成することに有効であることが明らかになった。また,学習活動を通して,児童は語彙と文章構成の重要性を実感し,論理的な意見文を書く際に,本研究の手立てが有効であると示唆された。
コメント
対象 小学校
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研究論文

カテゴリ 国語
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 澤田 秀史
検索キーワード 意見文 語彙指導 接続語 文末表現 文章構成 頭括型・尾括型・双括型
資料等
研究年度 令和3年度
タイトル 小学校中学年における「他者と関わる力」を育てる指導法の研究
-対人関係スキルの習得・活用プログラムの作成と実践を通して-
概要  小学校中学年の児童を対象とし,「他者と関わる力」を育むために学級活動と教科の学習活動を関連させた対人関係スキルの習得・活用プログラムを作成し,実践した。その結果,学校環境適応感尺度「アセス」の1因子,授業における人間関係要素尺度の5因子で有意な向上が見られるなど,プログラムの有効性が明らかになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 古舘 泰史
検索キーワード 小学校中学年 他者と関わる力 対人関係スキル グループ・アプローチ 習得・活用
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 小学校4年「電流の働き」において,実感を伴った理解を図る指導法の研究
-ものづくりの視点から単元構成を工夫することを通して-
概要  小学校4年「電流の働き」において,児童の実感を伴った理解を図るために,単元を貫くものづくりを単元のはじめとおわりに設定し,十分な試行錯誤と改良の時間を確保した。その結果,ものづくりを通して知識と技能が結び付き,学んだことを発展させ課題に適用できるようになった。このことから,ものづくりの視点から単元構成を工夫することは,実感を伴った理解を図ることに有効であることが明らかになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 理科
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 氣仙 透
検索キーワード 小学校理科 電流の働き 実感を伴った理解 ものづくり 単元構成
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 「気になる行動」のある児童が在籍する通常の学級の担任と,特別支援教育コーディネーターの連携した指導・支援の在り方
概要  小学校において,通常の学級の担任と特別支援教育コーディネーターが,共通の視点をもって,支援の効果を振り返る場面を設定することで,学級担任は児童の行動の捉え方が変容し,児童に合った適切な指導や必要な支援を考えることができるようになるかどうかを検証した。評価の観点を明確にしたシートを用いて,目指す児童の姿や支援策の効果を振り返ることで,学級担任が児童に合った具体的な支援策を整理できたのではないかと推察する。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 山形 ひとみ
検索キーワード 小学校 通常の学級の担任 特別支援教育コーディネーター 学級担任への支援 振り返りの場面の充実
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 小学校6年生の「自己理解・自己管理能力」の育成に関する研究
-グループ・キャリア・カウンセリングプログラムの構築,実践を通して-
概要  小学校6年生のキャリア発達を目的に,基礎的・汎用的能力における自己理解・自己管理能力を高めるためのグループ・キャリア・カウンセリングプログラムを構築し,実践した。その結果,「キャリア教育アンケート」において4因子中2因子(自己理解・自己管理能力,人間関係形成・社会形成能力),「キャリアレジリエンス態度・能力尺度」において8因子中1因子(将来設計能力),「自尊感情測定尺度(東京都版)」において3因子中1因子(関係の中での自己)に有意な上昇が認められ,プログラムの有効性が明らかとなった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 玉川 卓
検索キーワード 小学校 キャリア教育 キャリア・カウンセリング 自己理解・自己管理能力
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 小学校統合における良好な友達関係構築に関する研究
-グループアプローチを活用したプログラムの作成と実施を通して-
概要  小学校統合における良好な友達関係構築に焦点を当てたプログラムを作成し実施することで,友達関係を築いていくための素地となる力が育まれるかを検証した。統合前の前期プログラムと統合後の後期プログラムという構成にしたことで,統合前には,自己有用感尺度において「自己有用感」「承認」「貢献」の3因子に有意な向上が見られ,統合後には,学校環境適応感尺度の「友人サポート」に有意な向上が見られるなど,プログラムの有効性が示された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 田澤 絵美
検索キーワード 小学校 統合 友達関係 自己有用感 ソーシャルスキル クラス会議
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 小学校算数科・理科における思考力,判断力,表現力等を高める効果的なプログラミング教育の研究
-「分解」の思考を重視した事前のプログラミング体験を通して-
概要  教科におけるプログラミング教育が効果的に展開されるために,プログラミング的思考の「分解」の思考を重視した事前のプログラミング体験を行った上で,教科の中でのプログラミングを行った。その結果,教科の思考力,判断力,表現力等が高まるなど教科におけるプログラミングの有効性が明らかになるとともに,系統的な学習の効果も認められた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 算数
理科
その他
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 吉浦 純
検索キーワード プログラミング教育 算数科・理科 思考力,判断力,表現力等 「分解」の思考 事前のプログラミング体験
資料等
研究年度 令和2年度
タイトル 青森県内小・中学校における特別支援学級、通級による指導に関する実態調査報告書
概要  青森県内の小・中学校の特別支援学級や通級による指導を担当する教員の現状と課題を明らかにすることを目的に本調査を実施した。調査項目に基づき、教育課程の編成、実態把握、個別の教育支援計画、個別の指導計画、自立活動の指導という5つの観点で考察した。担当教員が「困っていること」の全体像は、いずれの「困り」についても単独で存在しているというよりも、それぞれが影響し合って(つながり合って)生じていると推察されることから、「困りの連鎖」の状態にあると考えられた。担当教員の専門性向上のためには、「今、何に困っているのか」等の研修ニーズを明確に把握することの重要性を指摘した。
コメント 特別支援教育課 課長 矢野久光
指導主事 橋本美樹子,甲田真希子,森山貴史,髙橋妹子,辻村義樹
対象 小学校
中学校
特別支援学校
研究報告

小中特別支援教育実態調査報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 特別支援教育課
職名 指導主事
著者 森山 貴史
検索キーワード 特別支援学級 通級による指導 個別の指導計画 自立活動
資料等
研究年度 令和元年度
タイトル 小学校体育科マット運動におけるICTを活用した効果的な指導法の研究
-側方倒立回転の実践を通して-
概要  本研究は小学校体育科マット運動側方倒立回転の学習において,ICTを活用することで児童に効率的に運動の知識(「運動の行い方に関する知識」,「課題解決の仕方に関する知識」)を身に付けさせることを目指して行ったものである。ウェアラブルカメラで撮影した運動者目線の映像(以下,内部映像とする)を用いること,タブレット端末に保存した練習方法や補助の仕方の映像資料を提示することの工夫が指導の手立てとして有効であることが確認された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 保健体育
その他
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 西塚 満幸
検索キーワード 側方倒立回転 運動の知識 ウェアラブルカメラ 内部映像 タブレット端末 映像資料
資料等

検証のために作成したテスト問題(pdf版word版.docx

研究年度 令和元年度
タイトル 小学校算数科「図形」領域において,統合的・発展的に考察する力を育てる指導法の研究
-「つなげる広げるシート」の活用を通して-
概要  小学校算数科「図形」領域の学習において,統合的・発展的に考察する力を育成するために,単元を通して一枚の「つなげる広げるシート」を使用し,既習事項,獲得した知識を整理し,比較・関連付ける学習活動を行った。「つなげる広げる視点」を意識させながら解決過程を振り返らせ,「つなげる広げるシート」に整理させたことで,児童が自力で共通性・発展性を見いだすことにつながり,統合的・発展的に考察する力が育成されることが示された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 算数
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 佐々木 智里
検索キーワード 小学校 算数 統合的・発展的に考察する 視点 つなげる 広げる
資料等

資料1つなげる広げるシート4学年「垂直・平行と四角形」(pdf版①word版①.docx
資料2つなげる広げるシート5学年「合同な図形」(pdf版②word版②.docx

研究年度 令和元年度
タイトル 小学校4年生の援助要請を育むための指導の研究
―援助要請を育むプログラムの構築・実施を通して―
概要  小学校4年生におけるいじめの未然防止活動の一環として,いじめの未然防止と関連性のある援助要請を育むプログラムを構築・実施し,援助要請の変容を検証した。その結果,児童用援助要請尺度では4因子中3因子(心理,対人関係,叱責),学校環境適応感尺度「アセス」では6因子中4因子(生活満足感,教師サポート,友人サポート,非侵害的関係)に有意な上昇が認められ,プログラムの有効性が明らかとなった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 吉田 理
検索キーワード 小学校4年生 援助要請を育むプログラム いじめの未然防止 人間関係づくり
資料等
研究年度 令和元年度
タイトル 幼保小連携における教職員間の関係構築に関する研究
概要  幼保小における教職員間の関係を構築させるプログラムを作成・実践することで,幼保小の教職員間の関係が構築されるかどうかを検証した。その結果,教職員間の関係構築を測るため「協働のレベル」を用いて分析したところ,レベルの段階の向上が見られるなど,プログラムの有効性が示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 井澤 ゆう子
検索キーワード 幼小接続期 幼保小の教職員間の関係構築プログラム 小1プロブレムの軽減
資料等
研究年度 平成30年度
タイトル 小学校第5学年稲作単元において,ヒント提示型の手法の応用による単元全体を見通す学習問題づくり
概要  小学校社会科における問題解決的な学習では,子供が調べたい・解決したいと思える学習問題が不可欠で,子供の問いから学習問題をつくる工夫が必要となる。本研究では,単元の導入2時間で,本単元の追究活動に必要となる全ての学習問題を設定するようにヒント提示型の手法を応用して子供の問いを引き出す。その上で,人数構成を変えたKJ法を行うことにより,追究活動に必要となる全ての学習問題を設定でき,子供が単元を見通すことの一助となった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 津嶋 由香
検索キーワード 学習問題づくり ヒント提示型 人数構成を変えたKJ法 TY式5学年社会科生産単元構想シート 
資料等

TY式5学年社会科生産単元構想シート
TY式5学年社会科生産単元構想シート枠

研究年度 平成30年度
タイトル 文学的な文章において,登場人物の人物像を捉える力を高める指導法の研究
-全文シート及び理由を述べるための文型を用いた活動を通して-
概要  本研究は,小学校国語科の文学的な文章の学習において,登場人物の人物像を捉える力を育成するものである。そのために,物語全体を一枚にまとめた全文シート及び理由を述べるための文型を用いた学習活動を行った。これにより,物語全体から複数の叙述を根拠にする力,理由を明確にする力が向上し,登場人物の人物像を捉える力が高まることが示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 国語
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 久保 真一郎
検索キーワード 人物像 全文シート 理由を述べるための文型 根拠と理由 考えの形成
資料等
研究年度 平成30年度
タイトル 小学校プログラミング教育導入期における指導法に関する基礎的研究
-プログラミング的思考の育成に重点を置いた系統的指導プラン作成を通して-
概要  小学校におけるプログラミング教育について,各教科等でのプログラミング教育の基礎となるプログラミング的思考の育成を大事にしたプログラミングに関する学習活動の在り方を考察しながら,系統的な指導プランを作成し,授業を行った。その結果,本指導プランにおいて,学習活動内容の適切性と系統的指導の効果性があることが確認された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ その他
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 山本 亘  
検索キーワード 小学校 プログラミング教育 プログラミング的思考 系統的 指導プラン
資料等

研究論文(図表データ)
「基礎的なプログラミングに関する学習」学習活動一覧表(案)
「指導案の一例」

研究年度 平成29年度
タイトル 小学校第5学年「小数×小数」「小数÷小数」において,
 問題場面の数量の関係を捉え図や式に表す力を高める指導法の研究
  -言葉や数,式,図を関連付けて考える四つの活動を通して-
概要  問題場面を図や式に表すためには,児童自身が問題場面の数量の関係を捉えることが重要である。そこで,数量の関係を捉えるために,言葉や数,式,図を関連付けて考える四つの活動を設定した。問題場面から図を考える,図から式を考える,式から図を考える,図から問題場面を考える活動を単元内に設定したことは,「小数×小数」「小数÷小数」の学習において,問題場面の数量の関係を捉え図や式に表す力を高める一助となった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 算数
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 松谷 雄一
検索キーワード 小数×小数 小数÷小数 数量の関係を捉える 図や式に表す
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 小中移行期におけるレジリエンス教育の一研究
概要  児童生徒が,小中移行期の環境変化による困難や悩み・不安を乗り越えながら中学校生活に適応できるために,レジリエンスと小中移行期の不安軽減を関連付けた授業プログラムを実施した。それによりレジリエンスが,小学校では中学校生活への予期不安を軽減することに有効であること,中学校では新たな学校生活への適応に有効であることを性差を含め検証した。その結果,中学生用レジリエンス尺度の3因子全てにおいて女子の平均値が高く,また下位尺度の「関係志向性」と「楽観性」が女子の中学校生活の適応感に関連することが示唆された。
コメント
対象 小学校
中学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 戸来 浩之
検索キーワード 小中移行期 レジリエンス 楽観性 学校適応感 不安軽減
資料等

小中移行期のレジリエンス授業プログラム

研究年度 平成29年度
タイトル 小学校中学年における集団づくりを支援するプログラムの構築
  -感情や意思の伝達に焦点を当てた集団活動を通して-
概要  小学校中学年における感情や意思の伝達に焦点を当てた集団づくりの支援プログラムの構築を行った。そのプログラムを実践することで,集団づくりの支援となり,自他を認識する力や仲間とつながる力が育まれるかを検証した。その結果,学業指導尺度において「帰属意識」「規範因子」「互いに高め合う意識」の3因子に有意な向上が見られるなど,プログラムの有効性が確認された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 市岡 紀恵
検索キーワード 小学校中学年 集団づくり 多様性 感情と行動の統制 リーダーシップ
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 第4学年「面積」の単元において,自分の考えを基に友達の考えと比べる力を育成する指導法の研究
-交流場面における考えを仲間分けする活動を通して-
概要  本研究は,第4学年「面積」の学習において,自分の考えを基に友達の考えと比べる力をもった子供の育成を目指し,交流場面における考えを仲間分けする活動を取り入れた実践である。自分と友達の考えを比べながら仲間分けし,同じ考え同士で補い合って説明したり,より良い考えにするための観点をもって話合いをしたりする活動を,単元計画の中に意図的に設定した。その結果,複数の考えからより良い考えへ合意形成し,その考えを使って適用問題に取り組む子供が増えるなどの変容が見られた。このことから,自分の考えを基に比べる力を育成するために,仲間分けする活動が有効であることが示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書.pdf

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 平賀市立猿賀小学校
職名 教諭
著者 葛西 康隆
検索キーワード 小学校 算数 面積 比べる力 仲間分け
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 書字に困難さをもつ知的障害児に国語や自立活動の指導においてアセスメントをふまえた指導を行うことによる書字能力の向上
概要  本研究は,書字に困難さをもつ知的障害児に対して,アセスメントをふまえた指導を行うことによる書字能力の向上を目指した実践である。アセスメントからみえてきた課題に応じた指導内容を検討し,国語では字形を整える指導,自立活動の指導では粗大運動や目と手の協応を高める指導などを継続することで,文字を書くときの姿勢が良くなり,書字能力の向上がみられた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書.pdf

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 むつ市立第二田名部小学校
職名 教諭
著者 祐川 ちあき
検索キーワード 小学校 書字能力の向上 アセスメント 視覚認知 粗大運動 目と手の協応
資料等
研究年度 平成29年度
タイトル 文学的な文章を読む学習において,叙述を基に,人物の理解を広げることができる児童の育成
-「人物キャッチコピー」を基に交流する活動を通して-
概要  本実践は,文学的な文章を読む学習において,叙述を基に,人物の理解を広げることができる児童の育成を目指したものである。児童が,登場人物の心情・性格・様子などを表現した「人物キャッチコピー」を作り,それを基に交流する活動を行うことは,人物の理解を広げることの一助となることが示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書.pdf

カテゴリ 国語
研究者分類 長期研究受講者
所属名 野辺地町立若葉小学校
職名 教諭
著者 熊澤 由美子
検索キーワード 小学校 国語 文学的な文章 人物の理解 人物キャッチコピー 交流
資料等
研究年度 平成30年度
タイトル  小学校4・5・6年生の共感性を育むための指導の研究
-共感性向上プログラムの実践を通して-
概要  小学校4・5・6年生における共感性を向上させるプログラムを作成・実践することで,共感性が育まれるかを検証した。その結果,子ども用認知・感情共感性尺度において,全6因子(他者感情への敏感性,視点取得,ポジティブな感情の共有,ネガティブな感情の共有,ポジティブな感情への好感,ネガティブな感情への同情)で有意な向上が見られるなど,プログラムの有効性が示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 鈴木 崇公
研究年度 平成30年度
タイトル 「読み」につまずきのある児童に対する指導や支援の充実を図るための方策
―多層指導モデル(MIM)のスムーズな導入と継続的な実施の有効な方法について―
概要  通常の学級に在籍する「読み」につまずきを抱える児童に対して,多層指導モデル(MIM)を用いた指導の有効性が先行研究で示されている。しかしその一方で,実施における課題も多く挙げられている。
 そこで,実施における課題を明らかにするため,“MIM”“多層指導モデル”をキーワードに文献調査を行い,実施上の課題について記載されている12件についてKJ法を用い,整理した。その結果,「アセスメント」「指導」「児童への心理的配慮」「サポート体制」の四つのカテゴリーに分類された。そして,この4点を未導入校で多層指導モデル(MIM)を実施する際の主な課題と想定し,対応策を検討した。その上で,研究協力校をモデルに年間実施プランを作成した。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 国語
特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 木村 宗太郎
検索キーワード 小学校 「読み」のつまずき 多層指導モデル(MIM) 年間実施プラン
資料等

MIM実施スケジュール(1学期).docx
MIM実施スケジュール(2学期) .docx
MIM実施スケジュール(3学期).docx

研究年度 平成28年度
タイトル 特別支援学級の知的障害児に話型指導を行うことによる伝える力の向上
概要  小学校特別支援学級(知的障害)に在籍する児童が,一人で用件を伝えることができるようにするために,日常生活の指導の時間に話型カードを繰り返し声に出して読む学習を行った。学習後に用件を伝えるために職員室や協力学級に出かけたところ,学習した話型を使って先生方へ用件を伝えることができるようになってきた。また,話したことが相手に伝わることで自信をもって話すようになり,相手を見て明るい表情で話す様子が見られるようになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 平内町立小湊小学校
職名 教諭
著者 大山 由佳
検索キーワード 小学校 特別支援学級 知的障害 話型 日常生活の指導
資料等
研究年度 平成28年度
タイトル 複式学級での分数の学習において,児童の説明する力を高める直接指導の在り方
-説明する場を確保するための単元構成と,図を用いて説明する活動をとおして-
概要  本実践は,3・4学年の複式学級における分数の学習において,児童の説明する力を高めることを目指し,両学年とも効果的な直接指導ができるように単元構成を工夫し,図を用いて考えを説明する場を設定した実践である。「数学的な考え方」を評価の観点とする学習を同じ時間に行わない単元構成にすることにより,児童が考えを説明する場に直接指導に入り,教師が補助発問をすることができ,その結果,児童がかいた図について算数の用語を用いたり,図を指で示したりして説明することができるようになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 田子町立清水小学校
職名 教諭
著者 佐藤 信幸
検索キーワード 小学校 複式学級 単元構成 直接指導 数学的な考え方 説明
資料等
研究年度 平成28年度
タイトル ボール運動領域において,「動きを高める言葉」をかけ合う児童の育成
-兄弟チームのエキスパートによる,3つのステップで教え合う場面をとおして-
概要  本研究は,第6学年「ソフトバレーボール」の学習において,「動きを高める言葉」をかけ合う児童の育成を目指し,兄弟チームのエキスパートによる,3つのステップで教え合う場面を取り入れた実践である。ソフトバレーボールに必要なレシーブ,トス,アタックのエキスパートが,兄弟チーム間で教え合った結果,児童が技能についての具体的な視点とイメージをもち,言葉を質的に変容させながら,「動きを高める言葉」をかけ合うようになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 保健体育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 板柳町立板柳北小学校
職名 教諭
著者 山内 智仁
検索キーワード 小学校 体育 ボール運動領域 動きを高める言葉 兄弟チーム エキスパート
資料等
研究年度 平成28年度
タイトル 特別な教育的支援を必要とする児童の気になる行動について検討するケース会議
概要  小学校1・2学年の特別な教育的支援を必要とする児童の気になる行動について,短時間で検討するケース会議を設定した。児童の気になる行動を改善するために検討することによって,具体的な支援方法が導き出され,効果的に支援をすることができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 尾形 克幸
検索キーワード ケース会議 特別な教育的支援 気になる行動
資料等
研究年度 平成28年度
タイトル 共同体感覚を高めるためのクラス会議の実践
-クラス会議実践の手引きの作成をとおして-
概要  小学校高学年において,クラス会議の活動を分割して配置し,定常的に行われる話合い活動をとおして,学級に在籍する児童全員の相互交流を促した。集団に対して所属感,信頼感,貢献感,そして自己受容といった共同体感覚を高めるために有効であるかどうかを検証した。その結果,半構造化面接の発言分析において,児童が集団に対して信頼感をもつこと,協力することの有効性を実感するなど自身の意識の変容に有効性が確認された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 倉内 貞行
検索キーワード クラス会議 共同体感覚 アドラー心理学 自治的集団
資料等

クラス会議実践の手引き

研究年度 平成28年度
タイトル タブレット端末を活用した指導方法に関する研究
概要  小学校社会科における思考力・判断力・表現力を育てるために,タブレット端末を活用した指導法の研究を行った。タブレット端末活用モデルに基づき,タブレット端末を効果的に活用することにより,説明する・話し合うなどの言語活動の充実が図られた。その結果,タブレット端末の効果的な活用が思考力・判断力・表現力の育成につながることが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
情報教育
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 髙橋 和彦
検索キーワード タブレット端末 小学校 社会科 思考力・判断力・表現力 
資料等

タブレット端末活用モデルイメージ

研究年度 平成27年度
タイトル 児童の学級への満足感を高めるための対人関係スキル般化プログラムの開発
   -コンセンサスゲームと感情面に焦点を当てたSEL教材を用いて-
概要  小学校の高学年児童に対して,コンセンサスゲーム等を用いた対人関係スキル般化プログラムを実施することで,児童相互により良い人間関係が構築され,学級への満足感が高まるかどうか検証した。その結果,「よりよい学校生活と友達づくりのためのアンケートhyper-QU(以下,hyper-QU)」の「配慮項目」において有意な向上が認められ,平均値に関しては,「被侵害項目」は下がり,その他全ての因子では上がるなど,プログラムの有効性が確認された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 仁木 一
検索キーワード 対人関係スキル般化プログラム コンセンサスゲーム  SEL(社会性と情動の学習) hyper-QU
資料等

コンセンサスゲーム指導案   コンセンサスゲームワークシート        コンセンサスゲーム振り返りシート  ミニコン指導案     ミニコンワークシート  意思表示のポイントポスター  理由の3段階ポスター

研究年度 平成27年度
タイトル 小学校高学年におけるレジリエンスを育てる指導
-人間関係づくりを中心としたプログラムの実践をとおして-
概要  小学校高学年において,学級での人間関係を深めるプログラムを取り入れたレジリエンストレーニングプログラムを実践し,自分を見つめる機会をもち,自己肯定感や自他の尊重の意識を育てるための人間関係を構築していくことが,レジリエンスを育てることに有効かどうかを検証した。その結果,学校環境適応感尺度「アセス」の2因子と二次元レジリエンス要因尺度の4因子において有意な向上が認められるなど,プログラムの有効性が確認された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 山口 繁弥
検索キーワード 小学校高学年 レジリエンス 人間関係づくり 構成的グループエンカウンター
資料等
研究年度 平成27年度
タイトル 小学校第3学年理科の学習において,
  比較して考える力を育むための指導法について
   -比較の視点の意識化を通じて-
概要  小学校理科において比較して考える力を育むためには,児童自身が比較の視点を意識することが重要である。比較の視点の意識化を図るために,問題解決の過程を振り返ったり,比較の対象を選択する課題に取り組ませたりする場を設けることにより,実験方法を考える場面や考察場面において比較の視点を意識した発言,記述,行動が増えることが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 理科
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 上山 香子
検索キーワード 小学校 理科 比較 考える力 比較の対象 比較の視点
資料等
研究年度 平成27年度
タイトル 社会的事象の意味を考え表現する力を育てる社会科学習の在り方
         -ICTを活用した授業実践をとおして-
概要  小学校社会科において,社会的事象の意味を考え,表現する力を育てるためのICTを活用した指導法の研究を行った。調べたことをプレゼンテーションソフトでまとめたことにより,新聞作成より時間短縮や書き写す作業の軽減が図られた。そのため,発表や話合いの時間を設定することができ,調べ学習と発表を生かした根拠や解釈を示しながらの話合いにつながることが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 白戸 一也
検索キーワード 小学校 社会 社会的事象 ICT プレゼンテーションソフト
資料等
研究年度 平成27年度
タイトル 小学校中学年における『聞く』ための環境調整と『聞く』ためのトレーニングの効果
概要  対象とする小学校中学年学級では,授業とは関係のない行動(以下,逸脱行動)を示すことが多く,『聞く』態勢が整わない状況が生じていた。そこで,『聞く』ための環境調整を行ったところ,逸脱行動が減少した。また,朝自習に『聞く』ためのトレーニングを行ったところ,聞きとりテストの得点に上昇が見られた。これらのことから,『聞く』ための環境調整と『聞く』ためのトレーニングは,逸脱行動の減少と『聞く』力の向上に効果があることが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 三沢市立岡三沢小学校
職名 教諭
著者 早川 直美
検索キーワード 小学校中学年 逸脱行動 環境調整 『聞く』ためのトレーニング
資料等
研究年度 平成27年度
タイトル 少人数学級における自治的能力を育てるための指導
      -クラス会議の実践を通して-
概要  本研究は,人間関係が固定化している少人数学級の小学校高学年児童に対して,クラス会議の手法を取り入れた話合い活動を実践することにより,自治的能力に高まりが見られるかを検証した。その結果,五つの自治的能力のうち,互いの違いを乗り越え,折り合いをつけて意思決定する力,問題を抱える個人のために自分のできることを考え支援する力,自分たちの生活の向上のために課題を見つけ出す力が高まりつつあることが明らかになった。さらに,継続的なクラス会議の実施は,固定化した人間関係を変容させることが示唆された。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 学級経営
研究者分類 長期研究受講者
所属名 今別町立今別小学校
職名 教諭
著者 舘山美佐子
検索キーワード 小学校  少人数  自治的能力  クラス会議  人間関係
資料等
研究年度 平成27年度
タイトル 国語科の読むことの学習において,
  文章の要点を捉えてまとめる力を育成する指導法の工夫
    -「言葉の系統表」を活用した言語活動を通して-
概要  本研究は,読むことの学習において,文章の要点を捉えてまとめる力を育成する指導の在り方について探ったものである。国語科における各領域間の関連する指導事項を意図的・継続的に指導しながら,読み取った内容及び「自分の考え」を書く際,「言葉の系統表」を活用させた。その結果,児童は要点を捉えて文章を短くし,適切な言葉を使って自分の考えを表現することができるようになった。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 国語
研究者分類 長期研究受講者
所属名 東通村立東通小学校
職名 教諭
著者 竹林千亜紀
検索キーワード 小学校  国語  読むこと  要点  まとめる  言語活動
資料等
研究年度 平成27年度
タイトル 文学的な文章の読みを深める交流活動の工夫
 -「ダイアログ」を用いた交流活動を通して-
概要  本研究は,小学校国語科の文学的な文章を読む学習において,読みを深めることにつながる交流活動の在り方を探ったものである。一単位時間の学習の中にダイアログを取りれ,自分の意見に固執せず,相手の考えを受容的に聴いて理解することや相手の考えの背景(根拠)を探求していくことを重視する交流活動を行った。その結果,相手の考えを受けて自分の考えを深めようとする交流へと高まり,作品の全体像の把握もより正確になり読みを深めていくことができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 国語
研究者分類 長期研究受講者
所属名 弘前市立和徳小学校
職名 教諭
著者 建部 拓
検索キーワード 小学校 国語 交流 ダイアログ 文学的な文章 読みを深める
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 小学校中学年における人間関係形成能力を育むための研究
-ドラマケ-ションを取り入れたキャリア意識向上プログラムの実践を通して-
概要 小学校中学年児童に対して,自己についての発見や社会との関係等を向上させるためのキャリア意識向上プログラムを実施し,自己についての理解を深め,他者との相違点に気付くことが,人間関係形成能力を育むことに有効かどうかを検証した。その結果,キャリア意識に関する「人間関係形成」及び社会的スキルにおいて評価点の低かった下位グループ児童は有意に向上し,人間関係づくりをする上でドラマケーションを取り入れたプログラムの効果が明らかになった。
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対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 久慈 直子
検索キーワード 小学校 人間関係づくり キャリア教育 構成的グループエンカウンター ソーシャルスキルトレーニング ドラマケーション
資料等

 

  
うれしい話の聞き方
    
友だち大発見!!
   
  どっちがいい?
   
ブレーンストーミング
             
 
   つながる
   
上手なたのみ方とことわり方

    かるた
   
ふわふわ言葉・チクチク言葉
   
   スクイグル

 

 
研究年度 平成26年度
タイトル 「量と測定」領域において,自分の考えを的確に表現できる児童を育てる指導の研究
     -問題や自分の考えに「かき込み」をする活動を通して-
概要 本研究は,「量と測定」領域の第6学年「いろいろな形の面積」の学習において,自分の考えを的確に表現できる児童の育成を目指し,問題や自分の考えに「かき込み」をする活動を取り入れた実践である。「かき込み」したワークシートを用いてグループや全体で交流した結果,児童は「かき込み」を学習のねらいに即したものに洗練させていき,自分の考えを的確に表現することにつなげることができた。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 黒石市立六郷小学校
職名 教諭
著者 藤田裕士
検索キーワード
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 発達障害のある児童への日常生活における支援ツールの活用と自立活動の時間における指導の効果
概要 本研究では,発達障害のある児童に対して,日常生活における忘れ物の未然防止及び忘れ物をした際の対応方法の理解を目標とし,支援ツール「おたすけブック」の活用と自立活動で扱ったソーシャルスキルトレーニングの段階的,継続的な指導の効果を検証した。支援ツール「おたすけブック」を活用することで忘れ物が減少し,ソーシャルスキルトレーニングにより忘れ物をした際の対処が適応的になり,授業以外の日常生活でも自発的な行動の増加が認められた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 自立活動
研究者分類 長期研究受講者
所属名 弘前市立高杉小学校
職名 教諭
著者 遠藤 桂
検索キーワード 自立活動の時間における指導 忘れ物 支援ツール 発達障害
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 学び合いを通して,考えを深める社会科学習過程の研究
-多様な考えを視覚化し関連付けて捉える思考ツールの活用-
概要 小学校社会科の授業において,児童が意見を積極的に発表する場面はあるものの,友達の考えや資料を相互に関連付けて発表する場面は少ない。多様な考え等を関連付けながら深める学習を展開したいと考え,1時間の学習過程の中に「学び合い」の活動を設定した。さらに,学び合いを充実させるために,思考ツールを付箋法とともに活用した。思考ツール等を活用する実験群と活用しない統制群を比較した結果,実験群の方が関連付けて考える力がより高まった。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 階上町立小舟渡小学校
職名 教諭
著者 高橋 謙太郎
検索キーワード 小学校 社会 学び合い 思考ツール 思考関連付け
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 「長さ」の学習において、量を見当付ける力育てための指導法研究
- 別の量に置き換えた「マイもさし」を選択・活用する動通て-
概要 量の大きさを見当付けることは,測定領域の学習を支える大切な力である。そこで,長さを見当付ける力を育てるために第3学年の「長さ」の学習において,ものの長さや道のりなどを見当付ける中で別の量に置き換えた「マイものさし」を考えさせ,選択・活用させていくこととした。その結果,長さを見当付ける際には,「何となく」「見た感じで」など感覚で判断するのではなく,基準とする量のいくつ分かで見当付ける力を高めることができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 むつ市立大畑小学校
職名 教諭
著者 山田 武弘
検索キーワード 小学校 算数 長さ 見当付ける マイものさし
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 具体的なアドバイスや励ましの言葉をかけ合いながら,意欲的な活動ができる児童を育てるための指導法の研究
-発問や言葉かけの工夫とタブレット型情報端末を用いた話合いを通して-
概要 本研究は,跳び箱運動において,教師が発問を吟味することや場に応じた言葉かけを工夫すること,児童がタブレット型情報端末に設定されたアプリケーションソフトの手本と自分たちの姿を見比べることの有効性を明らかにしたものである。その結果,児童がよりよい技能を身に付けるための視点をもつことができ,具体的な内容を話し合うことで意欲的な学習活動ができるようになった。
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対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 保健体育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 おいらせ町立甲洋小学校
職名 教諭
著者 松島 孝文
検索キーワード 小学校 体育 発問 言葉かけ タブレット型情報端末 話合い
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 小学校の交流及び共同学習場面における相互依存型集団随伴性の適用が児童相互のやりとりの向上に及ぼす効果
概要  小学校の交流及び共同学習場面における児童相互のやりとりの向上を目指し,図画工作科の授業において相互依存型集団随伴性を適用した。グループ制作の指導期Ⅰ,個人制作の指導期Ⅱの二つの単元で指導を行った結果,児童相互のやりとりが増加し,特別支援学級在籍児童の困難さが軽減された。このことから,相互依存型集団随伴性の適用は,児童相互のやりとりの向上に効果があることが明らかになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 宮越 涼子
検索キーワード 小学校 交流及び共同学習 相互依存型集団随伴性 児童相互のやりとり
資料等

指導期Ⅰの指導計画


指導期Ⅱの指導計画

研究年度 平成26年度
タイトル 小学校第6学年分数のわり算において,
    確かな根拠を伴った判断ができる児童を育てる指導法の研究
           -「つながりをつくる活動」を通して-
概要  確かな根拠を伴った判断ができる児童を育成するためには,授業において類推的な考え方を活性化させることが有効である。そこで,「つながりをつくる活動」を設定した。つながりをつくることを強調することで,児童は既習と未習の相違点や共通点を探りながら発見的・創造的に学習を進めることができた。さらに,判断の根拠の妥当性を検討することにより,分数のわり算の学習において,関係的理解が進み,確かな根拠を伴った判断ができる児童が増えた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 算数
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 阿保 祐一
検索キーワード 分数のわり算 つながり 根拠 判断 関係的理解 類推的な考え方 
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 道徳の時間において情報モラルを身に付けさせる指導法の研究
-情報モラルと「友情・信頼」「節度・節制」を関連付けた授業を通して-
概要  道徳の時間において,情報モラルに関する指導をするには,道徳的実践力を育成する時間であるという特性を生かして指導しなければならない。児童の実態を調査した上で,身に付けさせたい情報モラルと道徳の内容項目を関連付けて考えることができる読み物資料を開発し,児童自身の情報モラルに関わる生活体験を想起させる活動を取り入れて指導することは,情報社会で適正な活動を行うための基になる道徳的実践力の育成に有効である。
コメント  教材は,読み物資料・指導案・ワークシート・掲示物・板書例を一つのパッケージとして開発しました。児童の実態に応じて活用していただけたら幸いです。
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 道徳教育
情報教育
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 石田 尚徳
検索キーワード 小学校道徳 情報モラル 読み物資料の開発 情報モラルに関わる生活体験
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 学校復帰のための不登校対応の研究
- 不登校対応チャートを基にしたコンサルテーションを通して -
概要 本研究では,不登校児童生徒の学校復帰を目標に,不登校対応チャートを基にしたコンサルテーションを実施し,教師の不登校児童生徒に対する認識や対応が変容し,不登校児童生徒が学校復帰へ向かうかどうかを検証した。教師が不登校児童生徒の状態を見て,段階を踏んで対応した結果,学校復帰へ向かった。コンサルテーション前後で教師の認識や対応に変容が見られ,不登校対応チャートを基にしたしたコンサルテーションが効果的であることが明らかになった。
コメント
対象 小学校
中学校
高校
研究報告

研究論文

カテゴリ
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 小山内 将淳
研究年度 平成26年度
タイトル 小学校高学年における児童相互のより良い人間関係を築く指導の研究
-より良い人間関係づくりプログラムの実践とスキルカードの活用を通して-
概要 小学校高学年の児童に対して,聴く・話す・話合い・協力のスキルを学ぶ「より良い人間関係づくりプログラム」を実施し,教科指導の中でスキルカードを活用しながら学んだスキルの定着を図ることが,児童相互のより良い人間関係を築くのに有効であるかを検証した。効果検証の結果,学校環境適応感尺度「アセス」の6因子中3因子,作成した尺度の7因子中5因子について有意に向上するなど,プログラムの有効性が確認された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究論文

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 金澤 央広
検索キーワード 小学校高学年 より良い人間関係づくりプログラム スキルカード ソーシャルスキルトレーニング グループワーク・トレーニング
資料等
研究年度 平成26年度
タイトル 文学的な文章を読む学習において,叙述に即して登場人物の心情や相互関係を捉える力を育てる指導の工夫
-視覚的に表現し,交流する活動を通して-
概要 本研究は,小学校国語科の文学的な文章を読む学習において,叙述に即して登場人物の心情や相互関係を捉える力を高めるための指導の在り方を探ったものである。場面ごとに登場人物の心情を読み取る際,登場人物の心情の変化とその要因,人物同士の相互関係を図式化する活動を取り入れた。その結果,叙述に即して読もうとする意識が高まると同時に,自分の考えを表現することが容易になり,登場人物の心情の変化を話し合う活動において考えを深めることができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 国語
研究者分類 長期研究受講者
所属名 つがる市立富萢小学校
職名 教諭
著者 神 大輔
検索キーワード 小学校 国語 文学的な文章 叙述に即して 心情図式化
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 学校と保護者が信頼関係を構築するための研究 -小規模校における保護者が願う子どもの姿を目指したSSTの実践を通して-
概要  小規模小学校の児童に対して,保護者の願う子どもの姿を取り入れたソーシャルスキルトレーニング(以下,SSTとする)を実施し,児童のソーシャルスキルを向上させることが,保護者との信頼関係を構築するのに有効であるかどうかを検証した。結果,保護者信頼度に関する一部の項目については有意に向上したが,全体的な効果は明らかにできなかった。しかし,SSTに対する保護者の関心が表れる等,少ない人数であるが信頼度の向上につながる変容が見られた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 工藤 尚樹
検索キーワード 小学校 信頼関係 保護者 ソーシャルスキルトレーニング ソーシャルスキル尺度
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 伝え合う力を育成する小学校国語科「話すこと・聞くこと」領域の指導法研究 -少人数グループでの司会経験を話合いに生かす学習を通して-
概要  「伝え合う力」を高めることは学習指導要領の改訂を経ても変わらない国語科の目標である。児童には各教科・領域等,学習の場面だけではなく,実生活で生きてはたらく伝え合う力を身に付けさせたい。しかし,国語科における「話すこと・聞くこと」領域の学習の中で,実生活で生きてはたらく伝え合う力を育成するための指導が十分にされてきたとは言い難い。本研究では,単元「学級討論会」の実践を基に,伝え合う力を身に付けるためには,少人数グループでの討論で,学級の全員が司会を務める経験をすることが有効であることを検証・考察した。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 国語
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 安保 泰仁
検索キーワード 小学校 国語 話すこと・聞くこと 伝え合う力 少人数 司会
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 算数科における問題場面を把握する力を育てるための実物投影機を活用した指導法の研究 -自分の考えを図や表に表現させる指導を通して-
概要  算数科における問題場面を把握する力を育てるために,学校現場に導入が進んでいる実物投影機を活用した指導法の研究を行った。教員が文章題を提示する場面で,実物投影機による提示の仕方の工夫(焦点化・段階的・動きのある映像) をすることで,児童が問題場面を把握し,自分の考えを図や表に表現することができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 情報教育
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 吉田 悟
検索キーワード 実物投影機 算数 問題場面 問題把握 文章題 数直線図
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 小学校社会科学習における言語活動の在り方に関する研究 -学習場面や学習内容に即した活動事例-
概要  小学校社会科において社会的な思考・判断・表現に関する能力は,主として,学習問題を設定し予想や学習計画を考える場面,調べたことを基にその意味や特色等を考える場面,及び学習のまとめの場面で育んでいくことが重要である。その際,学習内容との関連から何を考えればよいのかを明確にするとともに,学習場面や学習内容に応じて,比較・関連付け・総合・再構成及び概念の具体化といった思考方法を基にした言語活動を,適切に設定していくことが必要である。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 社会
研究者分類 指導主事
所属名 義務教育課
職名 指導主事
著者 山田 彰利
検索キーワード 小学校 社会 言語活動 社会的思考・判断・表現 学習場面 思考方法
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 「学び直しによる気付き」から社会的な見方や考え方を養う小学校社会科学習の在り方 -小単元の導入と終末の場の工夫を通して-
概要  社会的な見方や考え方を養うためには,問題解決的な学習の充実を図る必要がある。そこで,小単元の導入と終末で児童が既に獲得している経験や知識に対して,それまでと違う視点を与えて揺さぶりをかけることで,より質の高い問題意識をもたせ,児童の認識を深めさせた。児童は資料から事実を知り認識していったことで,様々な社会的事象を結び付けて,一般化できるようになり,また,社会的事象を多面的に捉えることで,合理的な価値判断ができるようになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 江良 武康
検索キーワード 小学校 社会科 学び直し 質の高い問題意識 問題解決的な学習の充実
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 我が国の歴史の学習において,主体的に問題解決に向かうことができる子の育成
-学習意欲を高める素材との出会わせ方の工夫を通して-
概要  本研究は,歴史の学習において,子どもたちが主体的に問題解決に向かうことができるようにするための素材との出会わせ方の工夫について,その有効性を明らかにしたものである。プレゼンテーションソフトの活用,役割演技の導入,予想の手がかりとなる資料の意図的な提示といった手だてを講じることで,子どもたちは問題意識をもち,高い学習意欲を持続しながら問題解決に向かうことができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 八戸市立田面木小学校
職名 教諭
著者 野里 安紀
検索キーワード 学習意欲 問題意識 役割演技 プレゼンテーションソフト 意図的な提示
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 「わたしの町はっけん」の学習において,気付きの質を高める繰り返しの学習活動の在り方
-地域の人々と関わる活動や気付いたことを絵や文で表す活動を通して-
概要  本研究は,第2学年「わたしの町はっけん」の学習において,「わたしたちの町には,こんないいところがあってこんないい人がいるんだ」と気付きそのことを表現できる児童を目指し,地域の人々と関わったり場所を訪ねたりする体験活動と,気付いたことを絵や文で表現し交流させる活動を繰り返すことの有効性を明らかにしたものである。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ その他
研究者分類 長期研究受講者
所属名 風間浦村立下風呂小学校
職名 教諭
著者 橋本 賢吾
検索キーワード 小学校 生活 気付き 体験活動 表現活動 繰り返し
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 身近な自然事象を科学的に考え,表現する力を育てる理科指導
-「水の3つのすがた」における粒子概念を伴ったモデル図の活用を通して-
概要  身近な自然事象を科学的に考え,表現することのできる児童を育成するために,粒子概念を伴ったモデル図を活用し,身近な自然事象を説明させるパフォーマンス課題を設けたり,単元構成を工夫したりした。単元が進むにつれ,身近な自然事象の原因や背景を正しく説明でき,筋道の通った科学的な考えや表現の伴った記述ができるようになった。さらに,水の状態変化を正しく理解することができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 理科
研究者分類 長期研究受講者
所属名 六ヶ所村立泊小学校
職名 教諭
著者 高屋 智寛
検索キーワード 理科 水の3つのすがた 粒子概念 モデル図 既習事項 パフォーマンス課題
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 小学校国語科において,習得したことを生かして書くことのできる児童を育てる指導法の研究
-物語の基本的な構成と表現の工夫を確認した上で物語を書く活動を通して-
概要  本研究は,習得したことを生かして書くことのできる児童を育てる指導の在り方を,物語を書くという活動を通して探ったものである。本研究では,物語を書く活動の前に,物語の基本的な構成と表現の工夫を確認するという読む活動を取り入れた。そして,そこでまとめたものと往還させながら物語を書かせた。その結果,児童は物語には基本的な構成があること,表現の工夫があることを意識することができ,自身の作る物語にも生かして書くことができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 国語
研究者分類 長期研究受講者
所属名 藤崎町立藤崎小学校
職名 教諭
著者 彌延 浩史
検索キーワード 小学校 国語 物語 書くこと 習得 創作
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 「物の溶け方」の学習において,科学的な思考力や表現力を育てる指導法の研究
-イメージ図のモデル化を通して-
概要  科学的な思考力や表現力を育てるために,第5学年の「物の溶け方」の学習において,予想と考察の段階でイメージ図を使って考え表現させたり,話合いをさせたりすることを通してイメージ図がモデル化されていくようにした。その結果,多くの児童がモデル化されたイメージ図を描き,物が溶ける現象を様々な考えで筋道立てて説明することができるようになり,科学的な思考力や表現力が高まった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 理科
研究者分類 長期研究受講者
所属名 五所川原市立五所川原小学校
職名 教諭
著者 野呂 泰仁
検索キーワード 物の溶け方 科学的な思考力 科学的な表現力 イメージ図 モデル化 話合い
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 5年「電流の働き」の学習における実感を伴った理解を図る指導法の研究
-円形コイルの教材化を通して―
概要  電磁石の働きについての実感を伴った理解を図るために,円形コイルを用いたものづくりなどを行い,作った物が身の回りの電気製品にどのように使われているかを調べる学習を行った。これにより,児童は電磁石の働きを利用した物が生活の中に多くあることや用途に応じて工夫されていることに気付き,理科の学習と生活との関係を含む認識を深めていたことから,実感を伴った理解を図ることができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 理科
研究者分類 長期研究受講者
所属名 平内町立東小学校
職名 教諭
著者 工藤 隆詩
検索キーワード 電流の働き 円形コイル 実感を伴った理解 電気ブランコ 電気製品調べ
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル 小・中学校におけるミドルリーダー育成のための支援の在り方に関する研究
-ミドルリーダー育成と校内研修充実のプロセスの関連付けを通して-
概要  近年,学校教育における課題が一層複雑化・多様化している中で,教員自身の個に依存した教育活動だけではなく,学校という「組織」を通して計画・実施する「組織協働型」の教育を推進するために,特にミドルリーダーの育成が重要である。本研究は,「ミドルリーダーに求められる資質能力」を明らかにし,その資質能力をどのように発揮していけばよいのかを校内研修の充実と関連付けて提案する。
コメント 義務教育課
指導主事 芳賀智志,工藤秀吾,中居春雄,工藤暢之,福田真実,古川貴紀
対象 小学校
中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ その他
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 義務教育課
職名 指導主事
著者 芳賀 智志
検索キーワード ミドルリーダー 校内研修 教員の資質能力の向上 組織マネジメント
資料等
研究年度 平成25年度
タイトル スクールカウンセラーと教師の効果的な連携を目指して
-スクールカウンセラーと教師の相互理解に関する調査を通して-
概要  県内市町村小・中学校に配属されているスクールカウンセラーと県内の小・中・高等学校及び特別支援学校の教師に対して「スクールカウンセラーと教師の連携に関する意識調査」を実施した。その分析の結果から,スクールカウンセラーと多くの接点をもつ教師ほど,スクールカウンセラーの理解と連携に前向きなことが明らかになったことから,スクールカウンセラーと教師との連携を促進するためのスクールカウンセラー活用シートを作成した。
コメント 教育相談課
指導主事 三上敦子,三和明久,柴谷崇之
対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 教育相談課
職名 指導主事
著者 三上 敦子
検索キーワード スクールカウンセラー 意識調査 連携 活用シート
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 児童が単元を見通して学習に取り組む社会科学習の在り方 -単元の「学習計画シート」の作成・活用の工夫を通して-
概要  小学校社会科の学習において,児童が単元を見通して学習に取り組むために,単元全体と関わる導入教材を提示し,単元の学習計画を立てさせるとともに,単元の学習内容を構造化できる「学習計画シート」を作成・活用させた。児童は,単元を見通した学習問題や単元のねらいを考え単元全体の学習計画を立てることができた。また,「学習計画シート」を活用することで学習の進め方に見通しをもち,単元全体をふかんしたまとめをすることができるようになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 三戸町立三戸小学校
職名 教諭
著者 戸耒 浩之
検索キーワード 小学校 社会科 単元 見通し 学習計画 学習問題
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 機能的な言語の使用に困難さのある自閉症児へのコミュニケーションカードを活用した言語による要求伝達の形成
概要  質問に対してエコラリアや単語で答える自閉症・情緒障害学級に在籍する11歳の自閉症児に対して,実態把握から導き出された指導目標や方法を基盤にし,生活単元学習におけるマスコット作り活動を通して,要求行動の変容を目指した指導を行った。要求構文と表情イラストのあるコミュニケーションカードを使用して四つの要求構文を習得することで,対象児は他者への関わりに変容を示した。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 五所川原市立中央小学校
職名 教諭
著者 宮越 涼子
検索キーワード 自閉症 機能的な言語 コミュニケーションカード 要求構文 生活単元学習
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 注意の持続が難しい児童への視覚的な工夫により集中して取り組むための算数指導
概要  本研究は,算数の学習時に注意がそれ,集中して取り組むことが難しい児童に対して,集中して取り組むことを目的とし,ワークシートやICT 機器を活用した教材の作成や学習方法等を検討し,実践を通してその有効性を検証した。認知特性に配慮したワークシートやプレゼンテーションソフトを活用したドリル学習によって,集中して学習に取り組める時間が増える等,学習態度の変容が見られた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 八戸市立湊小学校
職名 教諭
著者 三浦 祐子
検索キーワード 注意の持続 集中時間 ワークシート ドリル学習
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 鰺ヶ沢築港の学習において地域の社会的事象に進んで関わろうとする児童の育成 -単元構成の工夫と地域資源の活用を通して-
概要  本研究は,第4学年「郷土の発展に尽くした先人の働き」の学習において,地域の歴史的事象を自分のこととして思考できるという意味認識の段階への到達を図るため,認識の段階に応じた単元構成の工夫や,地域資源の活用の有効性について明らかにしたものである。意図的・計画的に地域資源を活用することで,未来の町づくりについて考える場では,共感を基に地域に対する誇りや愛情を示しながら,意味認識の段階に到達することができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 鰺ヶ沢町立西海小学校
職名 教諭
著者 倉内 貞行
検索キーワード 小学校 社会 地域教材 ランキング 事実認識・関係認識・意味認識
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 日本の工業生産の学習において,調べたことや考えたことを自分の言葉で表現する力を育成する学習指導の工夫 -「対話型」の話合い活動を取り入れた授業を通して-
概要  第5学年「自動車をつくる工業」の学習において,まとめの段階で,事象のもつ意味について自分なりの根拠を交えながら自分の言葉で書き表す力を育成するために,「対話型」の話合い活動を取り入れて授業実践を行った。話合い活動では,自他の根拠を比較したり関連付けたりしながら話合いをつなげていき,理解を深めることができた。その結果,まとめの記述には,調べた事実について自分なりに根拠をもち,自分の言葉で表現できるようになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 弘前市立石川小学校
職名 教諭
著者 一戸 庸史
検索キーワード 小学校 社会 根拠 話合い 比較・関連付け 対話型
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 学習したことを生活に結び付けて考える力を育成する指導法の工夫 -身近な素材を生かす実験と振り返りの時間を設定する水溶液の学習-
概要  学習したことを生活に結び付けて考える力を育てるために,第6学年の「水溶液」の学習において,身近な素材を生かす実験の工夫をし,学習内容や生活についての振り返りの時間を設定した。身近な素材を扱うことで,児童は意欲的に学習に取り組み,生活の中にある事物・現象に目を向けるようになった。さらに,生活に関わる実験をした後に学習内容を振り返り,気付いたことなどをノートに書くことで,学習したことを生活に結び付けて考える力が育ってきた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 理科
研究者分類 長期研究受講者
所属名 三沢市立岡三沢小学校
職名 教諭
著者 白山 聡
検索キーワード 水溶液 生活に結び付けて考える力 身近な素材 振り返りの時間
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 文章題において,思考の手だてを習得・活用させることにより,筋道立てて考える力を育てる指導法の研究 -意欲につながる,線分図・数直線図オリエンテーションの設定を通して-
概要  筋道立てて考える力を育てるために,文章題において,線分図・数直線図オリエンテーションを通して思考の手だてを習得し,それを繰り返し活用することにより,筋道立てて考える力が育つことを実践的に明らかにしたものである。既習問題で線分図・数直線図の意味やかき方を習得させ,単元において繰り返し活用させることにより,児童が根拠をもって思考を進められるようになり,筋道立てて考える力を育てることができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 風間浦村立下風呂小学校
職名 教諭
著者 佐藤 由美
検索キーワード 筋道立てて考える力 思考の手だて 線分図・数直線図 オリエンテーション 習得・活用
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル ネットトラブル回避の知識を身に付けさせる小学校での情報モラル学習指導(2) -情報モラルの高まりと児童の規範意識の関係に主眼をおいて-
概要  昨年度「情報モラルの4つの判断観点」に基づき,児童の積極的な学習活動への参加や指導する教師の負担軽減を目指した2時間の学習指導計画を作成し,効果を確認した。本研究では,昨年度作成した教材等に改良を加えた結果,ネットトラブルを回避するために必要な知識や判断力がより高まることや,児童の実態に関わらず一定の学習効果が得られることが確認された。加えて,この学習指導には,規範意識を高め,個人差を小さくする可能性が示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 情報教育
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 柴田 幸一
検索キーワード 小学校 情報モラルの4つの判断観点 規範意識 2時間の指導計画
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 小学校特別支援学級における個別の指導計画と学習指導案の関連に関する調査研究
概要  個別の指導計画と学習指導案の関連を把握するために,青森県内10市27校の小学校特別支援学級を対象として個別の指導計画と学習指導案を収集した。そして,学習指導案における個別の指導計画に関連する語句の出現率を算出し,語句の出現率が高い学校の共通点を分析した。分析の結果,個別の指導計画を学習指導案に反映させるための視点を確認することができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 研究員
所属名 特別支援教育課
職名 研究員
著者 申賀 謙一郎
検索キーワード 小学校特別支援学級 個別の指導計画 学習指導案
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 「授業におけるICT 活用」の推進に関する研究 -総合的な学習の時間における地域教材の開発を通したICT環境づくり-
概要  総合的な学習の時間における地域教材の開発を糸口として,校内のICT環境づくりに取り組んだ。検証授業においてICTを活用した教材の利便性やその効果を検証していくことを通して,教員のICT活用に対する関心を高めた。また,ICT活用研修会での簡易実物投影機の製作やICTを活用した授業づくりへの支援等を行うことで,「授業におけるICT活用」を進めた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 情報教育
研究者分類 研究員
所属名 産業教育課
職名 研究員
著者 宮本 隆嘉
検索キーワード ICT活用 総合的な学習の時間 地域教材 実物投影機 校内研修
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 小学校における最上級生としてのリーダー性を育てるための研究 -ピア・サポートプログラムの開発・実践を通して-
概要  小学校において,異年齢での集団活動を実践することにより,自己有用感を獲得し,リーダー性が育つのではないかと考え,ピア・サポートプログラムの効果を検証した。結果,「少年期におけるリーダーシップ測定尺度」においては「役割を意識し,集団の規範を守る力」に,学校環境適応感尺度「アセス」においては「教師サポート」,「友人サポート」,「非侵害的関係」に少しの向上が見られたが,有意差はなかった。継続的なピア・サポート活動が必要である。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 蒔苗 浩正
検索キーワード 小学校 最上級生としてのリーダー性 ピア・サポート 自己有用感
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 中1ギャップ解消に向けた学校適応感の向上を図る研究 -児童生徒への意識調査と中1ギャップ解消プログラムの実践を通して-
概要  中1ギャップ解消に向けて,小学生が抱えている中学校に対する不安解消と社会的スキルの獲得を目的に,中1ギャップ解消プログラムを作成し,学校適応感の向上を目指し実施した。その結果,中学校に対する不安解消については有意な差は検証できなかったが,学校環境適応感尺度(アセス) では,「対人的適応」で有意な差が検証できた。これにより,アサーションを取り入れたプログラムは,学校適応感を高める一つの手段として有効であることが明らかになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 西澤 秀樹
検索キーワード 小学校 中1ギャップ 学校適応感 アサーション
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 子どもの道徳性を育むために学校と家庭や地域社会が連動した道徳教育についての一考察 -明治前期における道徳教育と社会教育の関係の在り方を通して-
概要  子どもの道徳性の低下の現状は明らかであった。その原因は「家庭の教育力の低下」「体験の減少」「地域社会との連携不足」など多岐にわたっている。特に,道徳教育が学校教育だけで行われ,家庭や地域社会と一体となった取組が行われていない。この克服には,明治前期における学校教育と社会教育が相互に関係し合い,両輪となって道徳性を育んでいた取組を学校の道徳教育に生かし,道徳の時間を学校・家庭・地域社会に密接に位置付け,連動させることである。
コメント
対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 道徳教育
研究者分類 指導主事
所属名 義務教育課
職名 指導主事
著者 毛内 嘉威
検索キーワード 学校 道徳 道徳教育 社会教育 道徳の時間 明治前期
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル タブレットPCを活用した授業支援に関する研究
概要  文部科学省は,「学びのイノベーション事業」の一つとして,国内のICT 教育活用好事例集の収集・普及・推進に関する調査研究事業を実施し,「教育ICT 活用実践事例集(平成24年3月)」を発行した。収録事例のほとんどが屋内における活用であり,野外における活用はほとんどみられない。そこで,タブレットPCの携帯性に注目し,学びの場における効果的な活用および授業支援に関する研究を行い,タブレットPCを活用するための無線LAN 環境について検討を行った。
コメント 産業教育課 指導主事 奈良岡隆樹(執筆責任者),木村紀子,幸山敏克
対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 情報教育
研究者分類 指導主事
所属名 産業教育課
職名 指導主事
著者 奈良岡 隆樹
検索キーワード タブレットPC 授業支援 無線LAN環境 野外 実習 携帯性
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 発達障害児のための支援システムに関する研究(2) -特別支援学校のセンターとしての機能の充実を図るツールの開発-
概要  県内の全特別支援学校のコーディネーター等の実態と,学校コンサルテーションを進めるに当たっての課題を把握するために,質問紙による調査を実施した。実態調査を基に修正・再構成した「新支援ユニットモデル」を県内特別支援学校に提供し,使用効果の検証をした。その結果,使用者の69%が,小・中学校等支援に関する負担の軽減を感じたことが明らかになった。操作性やアクセス性の向上,小・中学校等での活用の検討が今後の課題として残された。
コメント 特別支援教育課 指導主事 小沼順子(執筆責任者),敦川真樹,柿﨑修子,木村琢生,成田章,飯野茂八
対象 小学校
中学校
特別支援学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 特別支援教育
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 特別支援教育課
職名 指導主事
著者 小沼 順子
検索キーワード センターとしての機能の充実 特別支援教育コーディネーター 支援システム 学校コンサルテーション
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル コミュニケーション能力や人間関係を築く力を身に付けるための適応指導プログラムの開発
概要  不登校児童生徒のコミュニケーション能力や人間関係を築く力を育成するために,適応指導プログラムとして,体験活動に加え,心理検査等により不足しているソーシャルスキルを明確にした上で,人間関係プログラム【構成的グループエンカウンター(以下,SGEとする)とソーシャルスキルトレーニング(以下,SSTとする)】を実施した。その結果,不足しているソーシャルスキルの向上に一定の効果があった。
コメント 教育相談課 指導主事 清藤みどり(執筆責任者),三和明久,島浦靖,齋藤美鈴
対象 小学校
中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 教育相談課
職名 指導主事
著者 清藤 みどり
検索キーワード 不登校 適応指導 人間関係プログラム 構成的グループエンカウンター ソーシャルスキルトレーニング ソーシャルスキル尺度
資料等
研究年度 平成24年度
タイトル 図形領域において,論理的に考える力を育成する指導法の研究 -知覚直観から本質直観へ推移させる活動を通して-
概要  図形領域において論理的に考える力を育成するために,直観を二つに分類し,知覚直観から本質直観へ推移させる活動や単元構成を工夫した。「知覚直観による問題解決,より平易な課題による分析的考察(直観・図形の操作・根拠の確認),本質直観による問題解決・振り返り」として活動を展開したり,図形の分析的考察を推論に生かす単元構成にしたりすることで,知覚直観から本質直観へ推移させ,直観と補完関係にある論理的に考える力を育成することができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 蓬田村立蓬田小学校
職名 教諭
著者 伊藤 秀基
検索キーワード 論理的に考える力 知覚直観 本質直観 補完関係 分析的な考察 推論
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 数量関係における文章題において,筋道を立てて考える力を育てる指導法の研究 -関係図から線分図へ関連付けた活動を通して-
概要  数量関係における文章題において,児童の筋道を立てて考える力を育てるために,関係図を生かした単元構成を工夫し,関係図から線分図へ関連付けた活動を取り入れた。このことにより,言葉や数を関連付け,数量関係を捉え,自分の考えたことを根拠をもって表すことができるようになり,筋道を立てて考える力を育てることができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 つがる市立穂波小学校
職名 教諭
著者 佐藤 公美
検索キーワード 小学校 算数 筋道を立てて考える力 関係図 線分図 文章題
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 数と計算の領域において,筋道を立てて考える力を育成する指導法の工夫 -思考過程を分類し段階的に整理する活動を通して-
概要  数と計算の領域において,筋道を立てて考える力を育成するために,思考過程に着目した。正答群だけでなくつまずき群の考え方にも焦点を当てながら,思考過程を分類し段階的に整理することで,問題解決の根拠やつまずきの原因を明らかにするとともに,数学的な考え方のよさに気付かせ,筋道を立てて考える力を育成することができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 外ヶ浜町立三厩小学校
職名 教諭
著者 佐藤 智仁
検索キーワード 小学校 算数 筋道を立てて考える力 思考過程 段階的 数学的な考え方
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 「月と太陽」の学習において推論する能力を育てる指導法の研究 -観察記録とモデル実験を一致させる場面を取り入れた授業を通して-
概要  第6学年「月と太陽」の学習において,推論する能力を育てるために,観察記録とモデル実験を一致させることに着目した。継続して観察記録をとらせることによって,観察記録とモデル実験を一致させるための前提条件が整い,更に,児童の思考の流れに沿ったモデル実験を工夫したことによって,自然の事物・現象に結び付けて推論しながら説明できるようになった。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 理科
研究者分類 長期研究受講者
所属名 むつ市立苫生小学校
職名 教諭
著者 工藤 貴史
検索キーワード 小学校 理科 月と太陽 観察記録 モデル実験 推論する能力
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 自尊感情を高める道徳教育の指導の工夫 -ボランティア活動の体験を道徳の時間に効果的に生かす指導を通して-
概要  本研究は,道徳の時間を要とした道徳教育において,自尊感情を高める指導の在り方を探ったものである。単元計画の中に,ボランティア活動を核とした複数の体験活動を組み込んだ。また体験活動につながる自作資料と,小集団による段階を踏んだ話合い活動を授業に取り入れた。その結果,自己有用感を抱き,自分のよさを認めるようになった。また,他者を思いやる気持ちをもつ児童や,互いのよさを認め合い,意欲的に自分の考えを発表する児童が増えた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 道徳教育
研究者分類 長期研究受講者
所属名 八戸市立三条小学校
職名 教諭
著者 類家 直人
検索キーワード 小学校 道徳 自尊感情 他者理解 ボランティア活動
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 教師のストレスに関する研究 -パーソナリティーとストレスコーピングの関連について-
概要  青森県内の小・中・高・特別支援学校教師 302名を対象とし,桂式自己成長エゴグラム(SGE)と日本語版WCCLコーピングスケールを用いてパーソナリティーとストレスコーピングの関連についての調査を実施した。個人的属性(性別・校種・年代)による差異を分析したところ,それぞれにおいて有意な差が認められた。パーソナリティーをエゴグラムのタイプ別に分けて重回帰分析を行い,ストレスコーピングとの因果関係を明らかにした。
コメント
対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 傳法 勇
検索キーワード パーソナリティー ストレスコーピング SGE WCCLコーピングスケール
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 第3学年農業単元において体験的な学びの中で,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合しながら再構成する力を高める学習指導 -地域素材の教材化とKJ法的な手法を取り入れた指導を通して-
概要  第3学年「農家の仕事」の学習において,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合しながら再構成する力を高めるために,農作物の栽培や収穫の体験,調べて分かった事実をKJ法的な手法を用いて整理・分類させる活動を取り入れて授業実践を行った。児童は,自分の体験と比較して事象を見つめ,自分と事象との関わりを実感することができた。また,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合しながら,自分の知識や考えを再構成する力の高まりが見られた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 社会
研究者分類 長期研究受講者
所属名 六戸町立開知小学校
職名 教諭
著者 原田 英治
検索キーワード 小学校 社会 体験 比較・関連付け・総合 再構成 KJ法的な手法
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 数量関係における数学的な思考力・表現力を高めるための指導法の研究 -問題づくりと算数マップを関連付けた活動を通して-
概要  本研究は,第2学年「たし算とひき算」の単元において,数量関係における数学的な思考力・表現力を高めるために,問題づくりと算数マップを関連付けた活動の有効性について明らかにしたものである。問題づくりと算数マップを関連付けた活動を取り入れることで,問題の情報を整理し,数学的な考え方のよさに気付き,思考力を高めるとともに,数学的な考え方と技能の表現力も高めることができた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究報告書

カテゴリ 算数
研究者分類 長期研究受講者
所属名 黒石市立黒石小学校
職名 教諭
著者 関 美起子
検索キーワード 小学校 算数 数学的な思考力・表現力 問題づくり 算数マップ
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 小学校高学年における自尊感情を高めるための指導に関する研究 -コミュニケーションスキルプログラムの実践を通して-
概要  小学校高学年において良好な人間関係構築に向けたコミュニケーションスキルプログラムに取り組むことが,自尊感情の向上に有効であることを実践を通して検証した。その結果,3因子すべてにおいて自尊感情評価点が上昇し,2因子において有意差が認められた。この検証から,綿密な実態把握を基に獲得目標スキルを設定すること,並びにリハーサル場面を重視しプログラム化して指導することが,自尊感情ひいては自己肯定感の向上に一定の効果があると示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 佐藤 貴史
検索キーワード 自尊感情 自己肯定感 コミュニケーションスキル 人間関係 高学年
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 教師と保護者が信頼関係を構築するための研究 -教師と保護者のより良い関係づくりを目指した校内研修の実践を通して-
概要  保護者による教師への信頼と教師による保護者からの信頼認識について実態調査を行った。その結果を基に,保護者による教師への信頼を高めるための校内研修を教師を対象に年3回実施した。その結果,校内研修を行った学校の保護者による教師への信頼度の向上が認められた。そこで,これらの取組が保護者とのより良い関係づくりに一定の効果があることが示唆された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 林 可人
検索キーワード 小学校 信頼関係 教師 保護者 実態調査 校内研修
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 小1プロブレムの予防に関するスタートカリキュラムの研究 -幼・保・小の接続に関する意識調査とSSTを活用した適応プログラムの開発・実践を通して-
概要  幼・保・小の接続に関する意識調査から,小1プロブレムの予防には,対人関係スキルやコミュニケーションスキルの育成と幼児教育の「遊びの中からの学び」を意識した指導の工夫が必要であると示された。それらを基にSSTを活用した適応プログラムをスタートカリキュラムにおいて実施したところ,攻撃性や多動・衝動性の行動傾向が抑制され,自己制御や関係促進の行動傾向が向上するとともに,学校適応尺度において有意な向上が認められた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 石澤 祐子
検索キーワード 小1プロブレム スタートカリキュラム 幼・保・小の接続 SST
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル ネットトラブル回避の知識を身に付けさせる小学校での情報モラル学習指導 -情報モラルの4つの判断観点の指導に主眼をおいて-
概要  近年増加傾向にあるネットトラブルに小学生が巻き込まれないようにするために,「情報モラルの4つの判断観点」に基づいた知識や判断力の指導と,「GBS 理論」を用いた体験的な学習指導を盛り込んだ2時間の指導計画を作成し実践した。その結果,これらの指導がネットトラブル回避に必要な知識の定着や判断力の育成に有効であることが,「情報化社会レディネス尺度」等を用いた検証で確認された。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 情報教育
研究者分類 研究員
所属名 教育相談課
職名 研究員
著者 柴田 幸一
検索キーワード 小学校 情報モラルの4つの判断観点 GBS理論 2時間の指導計画
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 思考力・判断力・表現力等を育む社会科学習の在り方 -地域教材の活用と言語活動の工夫を通して-
概要  地域の人々の安全を守るための諸活動として,おいらせ町の火災の予防や対処について教材化を図ったことで,児童に問題意識をもたせることができた。また,アウトラインシステムを取り入れた「資料読み取り」「問題解決」の2種類のワークシートを活用し,調べて分かった事実を比較・関連付け・総合させやすくしたり,ワークシートを活用した相互交流を行ったりしたことにより,思考の広がりや深まりが見られた。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 社会
研究者分類 研究員
所属名 義務教育課
職名 研究員
著者 江渡 勇
検索キーワード 小学校 社会科 思考力・判断力・表現力等 地域教材の活用 ワークシート
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 適応指導教室に通う不登校児童生徒の具体的支援の在り方について
概要  本研究の目的は,不登校によって適応指導教室に通う児童生徒が,学校や適応指導教室への具体的な支援として何を求めているかなどを明らかにすることである。調査の結果,不登校状態にあることで最も不安を感じているのは「学校での勉強」であり,再登校するために必要なのは「自分の勇気」であった。また,中学校3年生は勉強の支援を,それ以外の学年は勉強以外の支援も求めており,部分登校をしている児童生徒は,学校とのつながり,適応指導教室での支援をより一層求めていた。
コメント
対象 小学校
中学校
高校
特別支援学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 教育相談
研究者分類 指導主事
所属名 教育相談課
職名 指導主事
著者 野々口 浩幸
検索キーワード 不登校 適応指導教室 学校 再登校支援
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 図画工作・美術科における鑑賞指導の在り方についての研究
-子どもの発達特性に応じた指導プランの提案-
概要  国立教育政策研究所による「特定の課題に関する調査(図画工作・美術)」が平成21年度に実施され,「鑑賞の能力」を高めることが「発想や構想の能力」「創造的な技能」をより充実させることにつながることが分かった。そこで,「特定の課題に関する調査結果」を分析し,その結果を基に,子どもの発達特性に応じた鑑賞の指導プランを提案する。
コメント
対象 小学校
中学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 図工・美術
研究者分類 指導主事
所属名 義務教育課
職名 指導主事
著者 芳賀 智志
検索キーワード 図画工作 美術 鑑賞 発達特性 学習指導要領 小中の連携
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 小学校理科から中学校理科への滑らかな接続を図る指導の在り方の一考察
-植物の学習における系統性を明確にした指導計画と教材の作成を通して-
概要  小学校理科から中学校理科への滑らかな接続を図る指導の在り方を,植物の学習における系統性を明確にした指導計画と教材の作成を通して考察するとともに,指導計画と教材の一例を提案するものである。
コメント
対象 小学校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 理科
研究者分類 指導主事
所属名 義務教育課
職名 指導主事
著者 柴田 一宏
検索キーワード 小学校理科 中学校理科 植物の学習 系統性 滑らかな接続
資料等
研究年度 平成23年度
タイトル 特別な配慮を必要とする児童生徒へ対応するための学校支援の在り方
-小・中・高ごとの実態を調査して-
概要  青森県総合学校教育センター教育相談課では,教師の指導力向上を支援するため七つの講義テーマを設定し,校内研修へ指導主事を講師として派遣してきた。七つの講義テーマのうち依頼数が年々増加してきたのが「特別な配慮を必要とする児童生徒への対応」であった。そこで校内研修において,よりニーズに応じた講義内容を構築するために,小・中・高ごとの特別な配慮を要する児童生徒の実態を調査し,学校支援の在り方を明らかにした。
コメント 教育相談課
指導主事 栗林直人,野々口浩幸,齋藤美鈴,三和明久
対象 小学校
中学校
高校
研究報告

研究紀要

カテゴリ 学級経営
研究者分類 指導主事(課研究)
所属名 教育相談課
職名 指導主事
著者 栗林 直人
検索キーワード 特別な配慮 小・中・高実態調査 教師の困り感
資料等